【2024年最新】キャットフードのおすすめ11選!選び方のポイントも詳しく解説!

2024.03.22 更新

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「愛猫の食べている製品がしっくりこない!」「愛猫に一番合った製品を探している!」など、数多くあるキャットフードのなかから、愛猫に一番合う製品を見つけ出すことが難しい方も多いことでしょう。そこで今回この記事では、2024年度最新版のキャットフードおすすめ11選をご紹介します。キャットフードの種類や選び方の基準、食事の与え方などでよくある質問についても詳しく解説していきます。最後までこの記事をお読みいただき、最適なキャットフード選びにお役立てください。

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目次

猫が元気で長生きするために大事にしたい食事


令和5年に実施された全国犬猫飼育実態調査では、猫の平均寿命は15.79歳と約10年前と比べて1.43歳長くなっています。猫の平均寿命が長くなっている要因としては、飼い主の愛情はもちろんのこと「キャットフードの進化」にあることは間違いありません。また、現在正規で市販されているキャットフードは、国が定めた「ペットフード安全法」により安全が確保されています。そして、安全性が保証されているキャットフードのなかで、猫に必要な栄養素を知ることが、愛猫がいつまでも元気で長生きするために必要です。

猫に必要な栄養素とは

人も猫も栄養素はバランス良く摂ることが大切ですが、特に猫に必要な栄養素が「タンパク質」です。
人間は、主なエネルギー源として炭水化物を摂ることでブドウ糖を吸収します。一方、猫はタンパク質からもブドウ糖を作ることができるため、良質なキャットフードであれば炭水化物を与える必要はありません。また、猫に高タンパク質なキャットフードを与えることは、体の成長や筋肉の修復、代謝の調整などに働くため、必要不可欠なものになります。なお、タンパク質は20種類のアミノ酸で構成されており、そのうち10種類は必須アミノ酸といい、体内で作ることができません。そのため、必須アミノ酸のうち1種類でも不足してしまうと、低タンパク質の食事になってしまうので注意が必要です。
その他、アミノ酸の一種である「タウリン」も猫にとって、成長や健康維持に欠かせない栄養素です。タウリンが不足すると、網膜萎縮症を起こして失明するおそれもあります。また、猫は自分の必要量のタウリンを体内で作ることができないため、食事からタウリンを補給することが必要です。

ドライフードとウェットフードの正しい選び方


猫の食事の種類は、大きく分けて「ドライフード」と「ウェットフード」の2種類あります。2つの大きな違いは、水分の含有量です。ドライフードの水分含有量は10%程度以下、ウェットフードは75%程度になります。
なお、2020年キャットフードに関する意識調査によると、ほとんどの飼い主が「ドライフード」を与えている結果から、現在愛用されているのはドライフードが多いようです。
また、ドライフードとウェットフードの両方を混ぜて与えるミックスフィーディングという方法もあります。次に、正しいキャットフード選びのために、ドライフードとウェットフードそれぞれのメリットとデメリットについて確認していきましょう。

ドライフードのメリットデメリット

最初に、ドライフードのメリットとデメリットについて説明していきます。ドライフードの大きなメリットは、総合栄養食が多いことです。総合栄養食とは、猫が1日に必要とする栄養をバランスよく摂ることができるフードを言います。総合栄養食は水と一緒に1日に必要な規定量を与えていると栄養不足になる心配がありません。また、ドライフードは開封後ジッパーできちんと閉じたり、クリップ止めなどすることで賞味期限まで品質を落とさず保存することが可能です。さらに、ウェットフードと比べて比較的安く販売されている点もメリットになります。その他、ドライフードのカリカリした固い表面は咀嚼力が鍛えられて歯肉を刺激するため、口内炎の予防にも貢献します。
次に、ドライフードのデメリットについてご説明します。デメリットとしては、猫にとって必要不可欠である水分量がドライフードには少ないことです。そのため、与える際は常に水を用意しておくことが必要になります。
なお、水分摂取がうまくいかないと腎臓疾患を引き起こす可能性があるため、水分は積極的に飲ませるようにしましょう。また、ドライフードはウェットフードに比べて香りが弱いため、食いつきが悪くなることもあります。他にはドライフードは固いため、咀嚼力が弱い子猫やシニア猫には食べにくい点もデメリットになります。

ウェットフードのメリットデメリット

次に、ウェットフードのメリットとデメリットについて説明していきます。大きなメリットは、水分量が多いことです。そのため、水を普段あまり飲まない猫でも水分補給を兼ねて与えることが可能です。また、ドライフードに比べて魚や肉の香りが強いため、比較的食いつきが良いことも特徴です。さらに消化にも良いため、胃腸が弱っている猫でも安心して与えられます。その他、ウェットフードは、フレーク・ペースト・パテなどいくつかのタイプがあるため、猫の嗜好や体調に合わせて与えることが可能です。
一方、デメリットは開封後の長期保存ができない点です。ウェットタイプは、水分が多く細菌が繁殖しやすくなるため、開封後すぐに消化するほうが良いでしょう。また、傷みやすいこともあり、保存料などの添加物使用が多いのも注意が必要です。さらに、1食あたりの価格がドライフードと比べて高い点もデメリットになります。

キャットフードの選び方

次に、キャットフードを買うときの基準についてご説明します。それぞれの基準内容を確認しながら、愛猫が健康的に食べ続けられるフード選びの参考にしてください。

 栄養素で選ぶ

猫にとって一番大切なことは、必要な栄養素を毎日摂り続けることです。そのため、年齢別に必要な栄養素の違いについて把握しておくことは重要です。また、キャットフードには与える時期や目的別でさまざまな種類の表示区分もあるため、あわせて確認しておきましょう。

年齢別に必要な栄養素

下記の表は、年齢ごとのキャットフードの選び方のポイントや、必要な栄養素についてまとめたものです。年齢別に必要な栄養素を確認していきましょう。

その他の注意点やポイントとしては、避妊・去勢をした成猫はホルモンバランスの関係で太りやすくなります。そのため、避妊・去勢をした猫は、専用のキャットフードやカロリー控えめのキャットフードが良いです。また、猫の病気で特に気をつけたいのが腎臓病です。予防のためには、アルギニンやオメガ脂肪酸が配合されたキャットフードを選ぶのも良いでしょう。その他、成長期は食の好みを形成する時期でもあるため、さまざまな味や食感のフードを試してみるのもおすすめです。

キャットフードの表示区分

次に、キャットフードを与える時期や目的別で異なる表示区分の種類についてご説明します。表示区分に示されている種類とは、下記の表にある「総合栄養食」「間食」「一般食・副食」などの目的食です。これらを正しい方法と量で与えることが、猫に必要な栄養素を提供することになります。

なお、各表示区分の1日の給与量は、市販されているキャットフードフードのパッケージに表示されている量を守るようにしましょう。また「療法食」や「栄養補助食」を与える際には、かかりつけの獣医師の指示に従うようにしてください。

好みの味で選ぶ

キャットフードを食べ続けていくためには、風味や食感など好みの味で選ぶことも大切です。市販のキャットフードの多くは、魚類からチキンなどの肉類や白身魚の魚など豊富な風味が取り揃えられています。そのため、最初はサンプルや小さな袋を買うことで愛猫の好みに合うかどうか試してみるのも良いでしょう。
また、一般的に猫はドライや柔らかいウェットタイプを好む場合が多いようです。しかし柔らかいウェットタイプは、日持ちの悪さで味が変わってしまうことがあるため、保存方法や味の変化には十分気をつけましょう。

 食いつきのよさで選ぶ

愛猫がキャットフードを食いつきよく食べている姿を見るとホッとしますよね。食いつきのよさは、そのキャットフードを気に入っていることの証拠にもなります。それでは、逆に食いつきが悪いときは、猫にとってはどのようなことが起きているのか気になるところです。
キャットフードの食いつきが悪い原因として考えられるのは、風味の劣化や好みの変化です。キャットフードを開封してから時間が経つと酸化してしまいます。そのため、風味や品質が劣化することで味が変わり食べなくなるのです。また、劣化したフードは食いつきが悪くなるだけでなく、栄養成分が不足してしまうためよくありません。さらに、猫にはさまざまなものを食べたほうが、生存戦略上有利であるという考えである「ネオフィリア」という習性を持っています。この習性が強いと同じフードを食べ続けることを好まないことが起きてしまいます。対策としては、違うフードと混ぜてみたり、より肉や魚の匂いが感じられるフードに変えてみるなどの工夫をしてみましょう。

体調や体質などの目的で選ぶ

猫の種類のなかには体質の違いがあり、また生き物である以上体調の変化が起こることがあります。そのため、キャットフードは体調や体質に一番合ったものを選ぶことが大切です。次に、下記の表で主な体質や起こりやすい体調の変化について原因や対策などを確認していきましょう。

キャットフードのおすすめ11選!

次に、キャットフードのおすすめ11選をご紹介します。それぞれの特徴を確認しながら、愛猫に最適なキャットフードを見つけていきましょう。

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注目商品 カナガンキャットフードチキン&サーモン

カナガンキャットフードチキン&サーモンは、獣医師が認めるグレインフリーのキャットフードです。猫が大好きな肉や魚が原材料の60%以上も含まれています。袋を開けたときのほんのり漂う香りの良さで食いつきの良さも好評です。また、今までにこの商品を使っているユーザーの90%以上の方がこれからもこのフードを使いたいと希望しているほど満足度が高い商品です。さらに、フードが体内で消化がしやすいように上質な食物繊維源であるサツマイモやジャガイモを配合しているため、体に優しい配慮が嬉しいですね。その他、香料や着色料は一切使っていないため安心していつまでも食べ続けられます。

種類

ドライフード

チキン (他 サーモン味もあり

内容量

1.5kg 

タンパク質含有量

34%以上

対象年齢

全年齢

原産国

イギリス

主な特徴

グレインフリーでリピーター多数

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ネスレ日本PURINA ONE | ピュリナ ワン キャット グレインフリー チキン

ピュリナワンキャットグレインフリーチキンは、グレインフリーで穀物が苦手な猫でも安心して食べられるキャットフードです。主原料には猫が大好きなチキンや白身魚の動物性タンパク質をたっぷり使っています。そのため、バランス良く栄養補給が可能です。また新鮮な食材のみを使用しているため、食べっぷりにも期待ができます。さらに2種類の異なる粒を使用することで野生の食べ物に近い形を再現。その結果、猫が自然に食が進む食感の実現に成功しています。

種類

ドライフード

チキン

内容量

1.6kg

タンパク質含有量

35%以上

対象年齢

全年齢

原産国

アメリカ合衆国

主な特徴

グレインフリーでこだわりの食感

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ユニ・チャームPhysicalife | フィジカライフ 室内猫用 まぐろ入り

フィジカライフ室内猫用まぐろ入りは、3種のタンパク質を使って健康維持が目指せる室内猫用のキャットフードです。原材料は厳選されたチキンや魚のタンパク質に加えて、大豆由来のタンパク質を使用。そのため、動物性も植物性もタンパク質をバランスよく摂取することができます。また、猫のお腹の中で粒が素早くふやけて崩れるような独自の製法技術を採用。そのため、消化に優しくドライフードの粒をそのまま吐き戻すことの軽減にも効果的です。他にも健康維持に必要なオメガ6脂肪酸を含んでいるため、毛や皮膚のトラブル防止にも働きます。

種類

ドライフード

シーフード・チキン

内容量

1.8kg

タンパク質含有量

38%以上

対象年齢

全年齢

原産国

日本

主な特徴

動物性と植物性のタンパク質を豊富に含む

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おすすめ市販キャットフード⑯いなば 金のだしカップ

いなば金のだしカップは、プラスチックカップの中身が出しやすく食べやすいキャットフードです。味の種類は「かつお」「ささみ・まぐろ・かつお」「まぐろかつお節入りなど種類あり、お好みを選ぶことができます。特に「ささみ・まぐろ・かつお」味は、まぐろとかつおのフレークにささみをトッピング。さらに、焼津産かつおの本格だしを加え、手間をかけることで猫が喜ぶ香りと風味に仕上げたおすすめの商品です。また緑茶消臭成分を配合している点も特徴です。緑茶エキスが腸管内の内容部の臭いを吸着してくれるので、糞や尿の臭いを和らげる効果が期待できます。

種類

ウェットフード

ささみ・まぐろ・かつお他14種類

内容量

70g

タンパク質含有量

9.0%以上

対象年齢

全年齢

原産国

タイ

主な特徴

緑茶消臭成分配合

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カルカン やわらかパテ お魚・お肉ミックス

カルカンやわらかパテお魚・お肉ミックスは、最適なカロリーと栄養バランスを考えたキャットフードです。独自の開発した製法により、新食感で味わえる美味しさを実現しています。そのため、食べやすさと食いつきに自信があります。また、着色料や発色剤は一切使用しておらず無添加のため、毎日の健康維持サポートとして安心して食べ続けられますね。さらに、柔らかいパウチタイプの噛む力が弱い体力が落ちた猫にもおすすめの商品です。

種類

ウェットフード

まぐろ・かつお・ささみ入り他

内容量

70g

タンパク質含有量

7.5%以上

対象年齢

1歳〜7歳まで

原産国

タイ

主な特徴

噛む力が弱い体力がおちた猫におすすめのパウチタイプ

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メディファスアドバンス キャットフード グレインフリー

メディファスアドバンスキャットフードグレインフリーは、下部尿路の健康維持を考えたキャットフードです。猫の体調の悩みのなかでも特に気になる下部尿路の疾患に対して、尿のphコントロールしやすい設計値を定めて対応。そのため、健康維持のために腎臓が心配なシニア猫も酸性化の心配がなくなります。また、フラクトオリゴ糖とセルロースを配合して善玉菌を増やすことで腸内フローラが整い、便通にも効果が期待できます。さらに、日本の猫が大好きなフィッシュ味なので、食いつきの良さにも定評があります。

種類

ウェットフード

まぐろ・かつお・ささみ入り他

内容量

70g

タンパク質含有量

7.5%以上

対象年齢

1歳〜7歳まで

原産国

タイ

主な特徴

噛む力が弱い体力がおちた猫におすすめのパウチタイプ

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GRANDS(グランツ)チキン&サーモン

GRANDS(グランツ)チキン&サーモンは、糖質をおさえた高タンパク質のキャットフードです。愛猫がいつまでも健康に食べ続けられるように、糖質は23%以下におさえており、肥満予防に効果的です。また、人工添加物不使用のレシピを実現しているため、安心して愛猫に与え続けられます。さらに、1袋500gの小袋同時に複数味を開封してローテーションをしても美味しい状態で食べきっていただけます。味も選べる「サーモン」「チキン&サーモン」「チキン」の3種類。特にチキン&サーモンは、チキンとサーモンが71.8%も配合された高たんぱくでおすすめです。

種類

ドライフード

フィッシュ他

内容量

1.25kg

タンパク質含有量

32.0%以上

対象年齢

全年齢

原産国

日本

主な特徴

高タンパク質低糖質

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FelineNatural(フィーラインナチュラル) チキン&ラム

FelineNatural(フィーラインナチュラル) チキン&ラムは、高タンパク質でヘルシーなキャットフードです。ヘルシーなラム肉と鶏肉をバランス良く配合した肉類の割合は99%以上で高タンパク。また、ラム肉は、脂肪燃焼を促進するL-カルニチンを多く含んでおり、肥満予防に役立ちます。さらに、鶏肉はタンパク質の吸収効率が良いため食べやすさにも配慮しています。その他の特徴として、特殊のフリーズドライ製法を採用。素材の栄養素や風味を逃がすことなくそのまま提供することを実現しています。そのため、子猫からシニア猫まで安心して食べ続けることが可能です。

種類

ドライフード

チキン&ラム

内容量

100g~

タンパク質含有量

48%以上

対象年齢

全年齢

原産国

ニュージーランド

主な特徴

特殊なフリーズドライ製法

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ロイヤルカナン(ロイヤルカナンジャポン)

ロイヤルカナン インドアは、室内で生活する猫専用のキャットフードです。インドアで生活する猫は運動不足で太りやすくなったり、腸の活動が鈍くなったりする傾向があります。そのため、カロリー含有量を適切に調整して、健康的な消化の維持に貢献します。
また、室内で生活ばかりになると、毛づくろいの時間が長くなり、おなかに毛玉が溜まりやすくもなります。そのため、ロイヤルカナンインドアは、90%以上が消化される超高消化性タンパクと食物繊維も配合しているため、ヘアボールの形成を抑制することも可能で

種類

ドライフード

フィッシュ他

内容量

400g~

タンパク質含有量

25%以上

対象年齢

生後12カ月齢以上~7歳まで

原産国

韓国

主な特徴

インドア猫用

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モグニャンキャットフード

また、室内で生活ばかりになると、毛づくろいの時間が長くなり、おなかに毛玉が溜まりやすくもなります。そのため、ロイヤルカナンインドアは、90%以上が消化される超高消化性タンパクと食物繊維も配合しているため、ヘアボールの形成を抑制することも可能で

種類

ドライフード

白身魚

内容量

1.5kg

タンパク質含有量

27.3%以上

対象年齢

全年齢

原産国

イギリス

主な特徴

オメガ3脂肪酸を多く含む

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アイシア|おにく生活

アイシア|おにく生活は、お肉のおいしさがたっぷり詰まった小袋タイプの食べやすいキャットフードです。お肉のうまみをゼリーでしっかり包みこんだお肉ベースで提供しています。また、お肉のラインナップも豊富に揃えているため、好みの味が選べます。さらに、一袋が60gの小袋になるため、食べ残しの心配がありません。その他、袋に二ヶ所の切れるところがあるのも便利で助かりますね。お肉が好きな愛猫はもちろん、魚が好きな猫でも「このシリーズのお肉なら食べられた」と言う口コミも多く挙がるほどの食べやすさです。

種類

ウェットフード

ビーフ他

内容量

180g(60g×3袋)

タンパク質含有量

9.7%以上

対象年齢

全年齢

原産国

タイ

主な特徴

完食しやすい小袋タイプ

キャットフードに関するよくある質問


最後に、キャットフードに関するよくある質問をまとめてご説明します。それぞれの回答を参考に、今後の食事を与えるときの参考にしていきましょう。

新しいフードに切り替える時のポイントは?

新しいフードに切り替えるときのポイントは、時間をかけてゆっくり行うことが大切です。生後の場合、10ヵ月頃~子猫用キャットフードを成猫用へ切り替える時期になります。生後1歳を迎えるころまでには成猫用フードに切り替えが完了しているのが良いでしょう。その際、切り替えの初日は現在食べているキャットフードと新しいキャットフードの割合を9:1ぐらいで与えると良いです。その後、2日目は8;2割、その翌日以降も1割ずつ変化していくと、10日後には完全に新しいフードへと切り替えることができます。
また、ドライフードからウェットフードに切り替えるときは、水分量の違いがあるため、水分量の調整には気をつけましょう。いきなりウェットフードの推奨量分を与えてしまうと体に負担を与えてしまうことにもなるため、最初は推奨量より少なくなるように調整しましょう。なお、切り替え時は食いつきや便の様子などはこまめに観察することが大切です。特に、フードの切り替えに伴う症状で多いのが軟便になるため、1週間以上長引くようであれば、いったんもとのフードに戻して様子を観察しましょう。

キャットフードの保存方法

キャットフードは、屋外など温度管理がされていない環境下での保存は控えましょう。特に高温下の環境で2日以上置いておくと、製品の劣化が早くなるため危険です。下記の表でドライフードとウェットフードの保存方法について確認していきましょう。

その他、猫の手が直接届かないところに保存することも重要です。飼い主が気づかないうちに手が届いてしまうと、キャットフードの袋を破ったり、つめや歯で穴を開けたりすることで、商品が劣化するおそれがあります。

 ネコ草は与えたほうがよい?

猫は肉食動物のため、栄養バランスの取れた総合栄養食が摂れていれば、ネコ草を食べないからと言って栄養分が不足することはありません。そのため、ネコ草は猫の栄養補給においては与えなくても問題ありませんが、健康維持につながるその他の理由で与えるメリットがあります。例えば、毛球症や便秘の予防、ストレス解消などが期待できるため、愛猫が好む場合は食べさせても良いでしょう。ただし、ネコ草は適した年齢や植物の種類があるので与え方には十分注意しましょう。

グレインフリーフードとは?

グレインフリーとは、グレイン(穀類)を使わないで作られたキャットフードです。キャットフードによく使われている穀物は、小麦、トウモロコシ、オーツ麦、大麦、米があります。一方、グレインフリーのキャットフードは、穀類を使わずに肉の含有量が多く高タンパクであるものが多いのが特徴です。グレインフリーは、主に消化の良い動物性タンパク質が摂れるため、便秘や下痢など腸内トラブルや肥満を予防する効果が期待できます。そのため、愛猫の健康に心配がある方や現在のキャットフードの変更を考えている方はグレインフリーを検討してみると良いでしょう。

まとめ

キャットフードの選び方については、毎日必要な栄養素が含まれていることは大切な要素です。また、味の好みや安全性に配慮した商品は、健康でいつまでも安心して食べられるための大切なポイントになります。さらに、もしかしたら猫が味に飽きてしまったり、体調がよくなかったりするときもあるかも知れません。その際には、愛猫の体調や体質に合わせたキャットフードの与え方が大切になります。そのため、今回ご紹介したキャットフードのなかで愛猫の年齢や状態に合わせて一番合うものをお選びください。愛猫の健康は飼い主にとっても健康維持につながります。ぜひ、お気に入りのキャットフードを見つけて、愛猫と飼い主がいつまでも健康に大切な時間を一緒に過ごしてくださいね。