毎日のドッグフードは、ワンちゃんの成長と健康に不可欠な要素。年齢、体重、持病、食いつき、安全性など、気をつけるべき項目はたくさんあります。
でも市販されているドッグフードは膨大な数で、どれを選べば良いか迷ってしまうのも事実です。ネットでおすすめを調べてみても、難しい単語や専門用語が多いと難しく感じてしまいますよね?
今回の記事では、ドッグフード選びにまつわるお悩み解決方法や2025年のおすすめドッグフード10選を、分かりやすくご紹介します。
ドッグフード選びは慎重に
家族のような存在の愛犬にずっと元気でいてもらうには、飼い主であるあなた自身がドッグフード選びの正しい知識を身につけましょう。
ワンちゃんの健康は食事しだい
食事は、愛犬の生活において何より大切なものです。まずは人と食性が違うことを理解し、人用に調理された食べ物を与えないよう気をつけましょう。また成長や加齢に応じて、食事の量、内容、頻度を見直すことをおすすめします。
最近では、市販のドッグフードでなく、手作りの食事を与える飼い主さんも多くなってきています。でもカロリーや栄養バランスを整えて作るのは、思っているより大変で、専門的な知識が欠かせません。
基本的にはプロが作った市販のドッグフードを利用し、おやつやトッピングとして手作りフードを与えるスタンスが良いでしょう。おいしそうに食べてくれるからといって、栄養の偏った食事をあげ続けていると、肥満や病気の原因になりかねません。
またドッグフードには、総合栄養食と一般食があります。主食として使われるドライフードは、ほとんどが総合栄養食であり、ワンちゃんに必要な栄養素をバランス良く含んでいるのが特徴です。
一方で、ウェットフードに多い一般食は、嗜好性を高くしてある傾向にあります。食いつきが良いぶんカロリー過多になりやすく、与え過ぎはおすすめしません。
人と同じ!?ドッグフードの栄養バランス
基本的には犬も人も、摂るべき栄養素はほとんど同じ。でも守るべき栄養バランスは、少し違いがあります。だからこそ、人用の食事ではなくドッグフードがおすすめなのです。
ドッグフードの栄養成分表示には、犬の5大栄養素であるタンパク質、脂質、炭水化物、灰分、水分を記すようルールが決められています。
1.タンパク質
肉、魚、卵、大豆、乳製品に多く含まれるタンパク質。筋肉、皮膚、被毛、血液、内臓などの原材料になる成分です。飼い主さんは、できるだけ質の良いタンパク質が含まれるドッグフードを選んであげましょう。
高品質なタンパク質は消化吸収率が高く、未消化物による腸内環境の悪化を減らせます。ただし持病のあるワンちゃんは、タンパク質の摂取制限のある場合がありますので、必ず獣医にご相談ください。
2.脂質
肉、魚、卵、大豆、乳製品などから供給されます。体を動かしたり生命を維持したりするエネルギーになる栄養素です。他にも、体温の調節、臓器の保護、細胞膜やホルモンの材料など、体内で脂質の役割は多岐にわたります。
脂質を多く含むドッグフードは嗜好性が高くなるため、食いつきが良くなるのも特徴のひとつ。その反面、酸化しやすい成分でもあるので保存方法には注意しなければいけません。
3.炭水化物
米、小麦、ジャガイモ、トウモロコシなどの穀物に多く含まれる炭水化物は、糖質と食物繊維が合わさった栄養素。エネルギーとして燃やされる以外に、腸内環境の改善や便通の正常化に働くとされています。
愛犬の運動量に対し糖質の摂取量が多くなると、肥満の原因になるため与え過ぎは禁物です。特に減量や体重管理を要するワンちゃんには、血糖値の上がりにくいタイプの炭水化物が配合された商品を選びましょう。
4.灰分
灰分とは、いわゆるミネラルを指します。鉄、リン、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなど、体の諸機能を調節するための栄養素です。
ミネラルは互いに影響しあって働くため、摂取バランスには気をつけましょう。特定のミネラルを摂りすぎると、他のミネラルの作用を阻害してしまう可能性もあります。
5.水分
人と同じく犬の体重の約60%を占める水分。水は血液やリンパ液の主成分として、酸素、栄養素、ホルモンなどを運搬する重要な栄養素です。犬だけでなく動物は、10%の水分を失うと脱水によって命に関わるとされています。
もし、いつものドッグフードが乾燥したドライフードばかりだと、水分が足りなくなるかもしれません。意外と食べ物から摂れる水分は多いので、ウェットフードも適度に与えることをおすすめします。
栄養素 | 含まれる食品 | 役割 | 注意点 |
---|---|---|---|
タンパク質 | 肉、魚、卵、大豆、乳製品 | 筋肉、皮膚、被毛、血液、内臓の原材料 | 持病のある犬は獣医に相談 |
脂質 | 肉、魚、卵、大豆、乳製品 | エネルギー供給、体温調節、臓器保護 | 酸化に注意 |
炭水化物 | 米、小麦、ジャガイモ、トウモロコシ | エネルギー供給、腸内環境改善 | 摂取量に注意、特に減量が必要な犬 |
灰分 | 鉄、リン、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム | 体の諸機能調節 | 摂取バランスに注意 |
水分 | 血液、リンパ液 | 酸素、栄養素、ホルモンの運搬 | 脱水に注意、ウェットフードの利用 |
目的別のおすすめドッグフード
最近のドッグフードは多様化しており、目的に応じた商品が数多く開発されています。愛犬の状況や状態を踏まえ、最適な食事を摂らせてあげましょう。
主食に適した総合栄養食
主食に適したドッグフードは、総合栄養食と表示のある商品です。犬に必要な栄養素がバランス良く含まれていて、総合栄養食と水を与えていれば、十分に健康を維持できると考えられています。
間食はご褒美やしつけ用に
間食用のドッグフードは、メインの食事とは別に与える嗜好品です。市販の商品パッケージには、おやつ、スナック、トリーツなどと表示されています。愛犬へのご褒美やしつけ用に、決められた量をあげましょう。
1日に与える量は、必要なカロリーの20%以内におさめるのが望ましいとされています。
治療中のワンちゃんには療法食を
愛犬が獣医による治療を受けている時期は、ドッグフードによる栄養面でのサポートが有効なこともあります。
特定の病気や健康状態に合わせて、栄養成分の量や割合を調節したドッグフードには「特別療法食」「食事療法食」などの表示があります。
ドライとウェットの違いを知ろう!
「ドライフードばかりだから、たまにはウェットフードをあげたほうがいいのかな?」
「ウェットフードの方が良く食べてくれるから、ドライフードは美味しくないのかしら・・・」
上記のような疑問を持つ飼い主さんは少なくありません。人と同じくワンちゃんにも、食感の好みがあります。また体調や健康状態によっては、特定のフードを控えなければいけない時があります。
ドライとウェット両方の特徴を知ったうえで、かしこく使い分けましょう。
ドライフードとウェットフードの特徴
特徴 | ドライフード | ウェットフード |
---|---|---|
水分含有量 | 10%以下 | 75%程度 |
栄養バランス | 良い | – |
炭水化物の割合 | 多い | – |
タンパク質の割合 | – | 多い |
嗜好性 | – | 高い、食いつきが良い |
開封後の保存 | しやすい | しにくい |
歯石の付きやすさ | つきにくい | つきやすい |
価格 | 安い | 高い |
成犬用と子犬用は何が違う?
小型犬・中型犬が成犬になるまでには、一般的に生誕から9〜12ヶ月かかります。大型犬は、成犬になるまで18ヶ月を要するとされているので、成犬になったタイミングで、子犬用フードから成犬用フードに切り替えると良いでしょう。
小型犬の体重は生後1年で約20倍になりますし、大型犬は1年半で70〜100倍になると言われています。急激な体の変化が起こる子犬期においては、タンパク質、脂質、リン、カルシウムなどを、骨や筋肉の成長に十分なだけ摂らなければいけません。
そのため子犬用フードには、発育に必要な栄養素がしっかり含まれています。逆に、成犬に子犬用を与え続けると、オーバーカロリーになりやすいので注意が必要です。
おすすめしたいドッグフードの選び方
総合栄養食をメインに
毎日のドッグフードには、栄養バランスに優れた総合栄養食を選んでおくと間違いありません。獣医の指導が必要な療法食は、自己判断で与えないよう気をつけましょう。
原材料がはっきり分かるものを
ドッグフードを購入するさいは、必ずパッケージなどを調べ原材料を確認してから。ペットフード安全法によって、全ての原材料に表示の義務があります。
添加物にも気をつけて
ある程度の添加物は、栄養を補うためや腐敗を防ぐため必要です。とはいえ添加物によっては長期間の使用で、アレルギーなどを引き起こす可能性があるので要注意です。
ドッグフード選びは表示のチェックから
ドッグフードは「ペットフードの表示に関する公正競争規約」により、以下の9項目の表示が義務付けられています。
表示しなければならない9項目
1.品名
2.用途
3.内容量
4.給与方法
5.賞味期限
6.成分
7.原産国名
8.製造者名・製造者の住所
また栄養成分についても「ペットフードの表示に関する公正競争規約」で、5大栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物、灰分、水分)の含有量の表記が定められています。
要注意!ドッグフードの危険成分とは
いつも愛犬に与えているドッグフードが、安全なのは当たり前と思っていませんか?
実際には、見栄えを良くするための着色料や保存性を良くするための保存料の中に、発がん性が確認されているものもあります。さらには、人が食べられない低品質な肉を、ドッグフードに混ぜてコストカットを図る業者もいます。
飼い主さんは、店頭にずらりと並んだドッグフードの中から、愛犬にとって安心・安全な商品を選ばなければいけません。そのためには、原材料について正確な情報を得るようにしましょう。
安全とは言い切れない原材料
1.青色2号、黄色5号、赤色102号
飼い主さんの目に美味しそうに映るよう、着色料として色付けに使われます。愛犬の健康にとっては不必要で、体調を崩す原因になりかねません。
2.BHT・BHA・エトキシキン
保存料、酸化防止剤として使用される成分。長期保存をするのに便利と考えられていますが、犬の健康に悪影響が出る心配があります。
3.ミートミール
病気の動物や死んだ動物の肉が、紛れ込んでいる可能性があります。人の食用基準を満たさない肉であり、動物の骨、毛、羽、皮、内臓、糞を含んでいる場合もあるため消化に良くありません。
肉粉、肉副産物と表記されていて、原材料がはっきりしないものは選ばないのが賢明です。
成分 | 用途 | 健康への影響 |
---|---|---|
青色2号、黄色5号、赤色102号 | 着色料 | 体調を崩す可能性 |
BHT・BHA・エトキシキン | 保存料、酸化防止剤 | 健康に悪影響の心配 |
ミートミール | 肉粉、肉副産物 | 消化に良くない |
ワンちゃんの体調や好みも考慮して
言葉の話せない動物は、食べ物の好き嫌いが言えません。したがって飼い主さんは、愛犬の食べる量を見て判断しましょう。たとえ栄養バランスが良くても、少量しか食べなければ栄養不足になりかねません。
人より嗅覚が発達している犬は、まず「におい」でドッグフードを判断します。そして味や食感で好みかどうかを決めています。犬が美味しいと感じるのは、良質な脂質や動物性のタンパク質です。
犬の嗜好性に大きく関わる脂質は、原材料として含まれる油脂の種類が明示されたものを。肉や魚の脂肪分から作られた脂質は、豊かな香りと濃厚な舌触りでワンちゃんを魅了します。
また、主原料として原材料表記の最初に、動物性タンパク質が記載されていることも大切です。動物性原料の割合も記されていて、50%以上になっているのが理想。もし動物性タンパク質の比率が低いと、食いつきに影響がでるかもしれません。
2025年おすすめドッグフード10選
レティシアン モグワンドッグフード
累計400万個以上の売り上げを誇るモグワン
当サイトが、最もおすすめするドッグフードです。チキンとサーモンが全体の56.5%も使われ、質の良いタンパク質を摂ることができます。炭水化物にはサツマイモやエンドウ豆を使用しているので、穀物アレルギーのワンちゃんにも安心です。
サーモンやココナッツオイルからは良質な脂質を摂取でき、健康と食いつきの両面に配慮されています。トマト、アスパラガス、リンゴ、カボチャなど、野菜や果物もバランスよく配合され、ワンちゃんへの愛情が詰まった商品です。
タイプ
ドライフード
対象
全年齢・全犬種
容量
1.8kg
原産国
イギリス
主な原材料
鶏肉、サーモン、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母
おすすめポイント
・チキンとサーモンを50%以上配合
・野菜や果物もバランス良く配合されている
コノコトトモニ このこのごはん
人も食べられるほどの安心・安全なドッグフード
国産無添加で小型犬専用です。涙やけやアレルギーの原因になりやすいタイプの添加物は、まったく使っていません。さらには小麦グルテンやオイルコーティングも未使用で、ワンちゃんの健康をとことん考えています。
タンパク源には、鶏ささみ、まぐろ、鹿肉など低脂肪な材料を使っていているので、カロリーを抑えつつ良質なタンパク質が摂取できます。乳酸菌による整腸作用が期待できる点も高ポイント。「脱酸素剤」が同封されているため、フレッシュな状態でお家に届きます。
タイプ
ドライフード
対象
全年齢・小型犬
容量
1kg
原産国
日本
主な原料
鶏肉、玄米、大麦、ビール酵母、鰹節、米油、乾燥卵黄、鹿肉、まぐろ
おすすめポイント
・乳酸菌で善玉菌を増やし匂いにアプローチ
・国内工場で製造
・保存料不使用
・ヒューマングレード
華ちゃん犬猫すこやか本舗 うまか
博多水炊きの名店「博多華味鳥」が作ったドッグフード
博多水炊きの名店「博多華味鳥」が、人でも食べられる厳選素材で作ったドッグフード。原材料となる九州産の華味鳥は、恵まれた大自然の中にある鶏舎で健康的に育てられる銘柄鶏です。
そのほかの主要な原料も、全て国産にこだわる徹底ぶり。くわえて着色料フリー、小麦グルテンフリー、ノンオイルコーティングなので、ワンちゃんの内臓に余計な負担をかけません。
タイプ
ドライフード
対象
全年齢・全犬種
容量
1.5kg
原産国
日本
主な原料
鶏肉、大麦、玄米、鰹節、大豆、ビール酵母、チキンエキス、米油、卵黄粉末
おすすめポイント
・原料の鶏肉は九州産華味鶏100%
・お腹の調子をサポートするビフィズス菌とオリゴ糖を配合
ユニ・チャーム 【Physicalife】子犬用 チキン&大豆入り
子犬期における筋肉の発達を助けるため、厳選された鶏肉、魚、大豆由来のタンパク質が配合されています。さらには成長期の骨を育てるカルシウムやリンも、しっかり含まれています。
粒が胃で崩れやすい設計なので、高いタンパク質の消化率(89.1%)が特徴のひとつ。成長期に合わせたカロリー設定で、丈夫な体づくりを支えます。
タイプ
ドライフード
対象
全犬種・ベビー
容量
800g/2kg
原産国
日本
主な原料
小麦粉、肉類、動物性油脂、魚介類、豆類、セルロースパウダー、ビートパルプ
おすすめポイント
・チキン、魚、大豆由来の良質な動物性と植物 性タンパク質を使用
・分離大豆タンパクの配合で高いタンパク質の 消化率を実現
・12ヶ月頃までの子犬に適した栄養バランス
ミシュワン プレミアムフード 小型犬用
栄養価の高い馬肉、まぐろ、緑イ貝を使った小型犬用ドッグフード
開封するとまず、ふんわり香るお出汁が食欲をそそります。好き嫌いの多い子でも、思わず飛びつく美味しさです。
原材料として珍しい緑イ貝には、オメガ3脂肪酸という元気に欠かせない成分がたっぷりと含まれ、関節をサポートするとされるコンドロイチンやヒアルロン酸も含まれていて、年齢を重ねたワンちゃんにもおすすめ。また、乳酸菌やイヌリンが腸内に働き、愛犬の元気な日々を内側から支えます。
タイプ
ドライフード
対象
全年齢・小型犬
容量
1kg
原産国
イギリス
主な原料
肉類、大麦、玄米、鰹節、大麦ぬか、ビール酵母、米油、卵黄粉末、まぐろ、黒米
おすすめポイント
・栄養価の高い馬肉、マグロ、緑イ貝を配合
・小型犬に適した形状に粒が調整されている
ヒルズ サイエンス ダイエット プロ 小型犬用
通常のヒルズ・小型犬用と比較して、脂肪分を約48%カットし大幅なカロリーオフを実現。ワンちゃんの体重増加が気になる飼い主さんの悩みに、寄り添った商品です。
免疫力に働く抗酸化ビタミンのEとCも配合され、健康への配慮がちりばめられています。ナチュラルにこだわった原材料は、厳しく管理された生産プロセスを経ていて安全性は確か。体への悪影響が心配な合成保存料や酸化防止剤は、いっさい使っていません。
タイプ
ドライフード
対象
小型犬・成犬
容量
1.5kg
原産国
アメリカ
主な原料
鶏肉、小麦、米、大豆、マイロ、動物性油脂、大麦、トウモロコシ、チキンエキス
おすすめポイント
・抗酸化ビタミンのEとCを配合し免疫力の維持をサポート
・消化しやすい原材料を選んでいるため、栄養素を吸収しやすい
ヒルズ サイエンスダイエット パピー 小型犬用
体重を落とすダイエットではなく「健康的な食事」という意味でのダイエットフード。遺伝子レベルの解析や、膨大なデータの分析に基づいて作られた商品です。
脳に良いとされる魚油のDHAを使用しているため、ワンちゃんの学習能力向上が期待できます。ミネラルが適切なバランスで配合されており、丈夫で健康な骨や歯の発育も目指せます。
タイプ
ドライフード
対象
小型犬(12ヶ月まで)
妊娠・授乳期の母犬にも
容量
750g/1.4kg/3.3kg/6.5kg
原産国
オランダ
主な原料
鶏肉、玄米、米、動物性油脂、トウモロコシ、大麦、オート麦、チキンエキス
おすすめポイント
・魚油由来のDHAを含んでいて健康的な脳と目の発育が期待できる
・適切なミネラルバランスで、しっかりとした骨と歯の発達をうながす
ニュートロ ナチュラル チョイス小型犬用
鶏肉を第一原料に使用し、美味しさを追求しています。穀物をメインに使ったものより、食いつきの良さを実感できるでしょう。小型犬の口に合わせた小粒な設計で、食べやすさにも配慮されています。
玄米やサツマイモなど繊維質の豊富な素材は、ワンちゃんの腸内環境を気にする飼い主さんの要望に答えたもの。リーズナブルな料金設定なので、コスパの良さを感じると思います。
タイプ
ドライフード
対象
小型犬・成犬用(生後8ヶ月以上)
容量
1kg/3kg/6kg
原産国
アメリカ
主な原料
鶏肉、チキンミール、大麦、エンドウ豆、粗挽き米、玄米、鶏油
おすすめポイント
・小型犬の顎のサイズに合わせた独自の小粒設計
・長生きの小型犬の健康を支え、免疫力を維持するため独自の抗酸化成分を配合
ニュートロ シュプレモ 小型犬用
鶏肉をメインにラム、サーモンと配合されたタンパク質が、ワンちゃんの食欲を刺激します。小さな顎でも食べやすい粒のサイズで、食いつきの良くない子におすすめです。
玄米やオーツ麦も配合され、腸内環境を整える成分も豊富。皮膚や被毛のトラブルに良いとされるひまわり油など、健康のために摂らせたい栄養素が詰まっています。
タイプ
ドライフード
対象
小型犬用・成犬用(8ヶ月齢以上)
容量
1kg/3kg/6kg
原産国
アメリカ
主な原料
鶏肉、チキンミール、モロコシ、オーツ麦、玄米、鶏油、タンパク加水分解物
おすすめポイント
・高品質な自然素材を最適な栄養バランスでブレンド
・栄養素どうしの働きを高めるホリスティッブレンドが特徴
ポンポンデリドッグフード
小型犬に特化していて、ほとんどの原材料が人も食べられる品質のプレミアムドッグフード。グルテンフリーでもあり、アレルギーのあるワンちゃんにもおすすめできます。
ややお値段が張るのは、九州高級鶏肉など原材料を国産にして産地まで公開しているから。獣医監修のもと、小型犬の成犬に必要な栄養素が凝縮されています。余計な添加物も使っておらず、安心・安全をどこまでも追求したクオリティの高い商品です。
タイプ
ドライフード
対象
小型犬・成犬
容量
800g
原産国
日本
主な原料
鶏肉、玄米、大麦、鰹節、ビール酵母、鶏ガラスープ、甜菜繊維、鶏レバー
おすすめポイント
・香りが良く食いつきに優れる
・ヒューマングレードの品質と国産の原材料
ココグルメ チキン&ベジタブル
ワンちゃんの体を第一に考え、愛情たっぷりの手作り品質を目指したドッグフード。素材自体の美味しさと栄養素を凝縮できるよう、低温調理にこだわっています。
着色料、保存料、酸化防止剤だけでなく、香料や調味料も使っていません。獣医や大学教授など、動物の栄養と健康に詳しい専門家が監修していて、愛犬が本当に必要とする原材料を配合しています。
また65%の飼い主さんが、ドライフードの上にトッピングとして活用し、食いつきを良くするために使っています。ドライやウェットに比べると少し高価に感じますが、味や栄養価の品質に見合ったコスパの良い商品です。
タイプ
冷凍フード
対象
全犬種
容量
100g
原産国
日本
主な原料
鶏肉、サツマイモ、カボチャ、人参、小松菜、ごま、乳酸菌、粉末昆布
おすすめポイント
・原材料は国産の肉と魚と野菜
・低温調理で美味しさを凝縮
Q&A
ドッグフードの保存方法は?保存容器はどんなものがおすすめ?
大容量のドッグフードや残ったセミモイストフードの保存方法に、悩む飼い主さんは意外といます。開封後のドッグフードをそのまま放置してしまうと、味や風味が落ちるだけでなく、ワンちゃんの健康に悪影響がでる可能性もあります。
とはいえ種類の多いドッグフードは、開封後の管理も一律ではありません。ドライ、ウエット、セミモイストそれぞれに適した保存方法を紹介します。
ドッグフードのおすすめ保存方法
ドライフード
・未開封のものは、冷暗所に保管する
・開封後は空気を抜いて小分けで密閉し、常温で保存する
セミモイストフード
・未開封のものは、冷暗所に保管する
・開封後は空気を抜いて密閉し、冷蔵庫で保存する
・開封後2週間以内に使い切る
ウェットフード
・未開封のものは、冷暗所に保管する
・開封後は空気を抜いて密閉し、冷蔵庫で保存する
・開封当日に使い切る
ドッグフードの酸化や劣化を避けるには、保存する容器も大事です。蓋のしっかりと閉まる気密性の高いものを選びましょう。
ドッグフードのおすすめ保存容器
フードストッカー
ペットフードを保存する目的で作られた商品です。密閉度が高いうえ、フードの取り出しも簡単にできます。
フードディスペンサー
1回ごとに、決まった量のフードを取り出せるアイテム。ワンちゃんの食事量を管理しやすく、与え過ぎが防げます。
ジッパー付き保存袋
ジップロックなどの保存袋は、小分けにして保存しやすく便利。気密性を高くでき、薄くて収納しやすいのでおすすめです。
グルテンフリー・グレインフリーって何がいいの?
ドッグフードにおけるグレインとは、米、小麦、大麦、オート麦、トウモロコシなどイネ科の穀物を意味する言葉です。つまりグレインフリーの表記には、血糖値を上げやすく肥満の原因になりかねない穀物を、未使用にしているという意味があります。
さらにグレイン類のなかでも、アレルギーの原因になりやすいのが、小麦、ライ麦に含まれるグルテンです。したがって、グルテンフリーのドッグフードには、グルテンを含む穀物が使われていません。
食いつきが良くない時におすすめのトッピングは?
「好き嫌いが多く、少ししか食べない」
「年齢とともに、食が細くなってしまった」
食欲不振を心配する飼い主さんは多くいます。少食なワンちゃんの食いつきを改善するため、いつものドッグフードに何かトッピングを加えてみてはいかがでしょうか?
少量だけ混ぜこんで匂いを活かす方法なら、栄養バランスにも影響しません。ちょっと食べて美味しいと感じれば、普段のフードに対する食いつきが良くなるでしょう。
おすすめトッピング食材
納豆
鰹節
馬肉
犬用チーズ
犬用オイル
犬用ジャーキー
プレーンヨーグルト
体臭・口臭・うんちの臭いが気になる時のドッグフードは?
体臭が気になる時のおすすめドッグフード
ワンちゃんの体臭でもっと気になるのが「獣臭」です。臭いの原因として考えられるのは、皮膚の常在菌が分解されてできる「低級脂肪酸」と呼ばれる物質です。
皮膚のターンオーバーが正常なら、獣臭は強くならないとも考えられています。必要以上に与えてはいけませんが、皮膚の健康維持にかかわるビタミンAが不足しないよう気をつけましょう。
また、皮脂の分泌を抑えるとされるビタミンB群が含まれたドッグフードも、体臭を抑制するのに効果的と言われています。
口臭が気になる時のおすすめドッグフード
自分で歯磨きのできないワンちゃんの口臭予防には、歯垢や歯石に物理的にアプローチできる歯磨きガムや歯磨きおやつがおすすめです。
歯周病菌を抑えたり、汚れを吸着したりするなど様々な特徴を持った商品が発売されています。
また、消化不良などが原因の口臭には、消化を助ける乳酸菌やオリゴ糖入りのドッグフードが効果を発揮することもあります。
うんちの臭いが気になる時のおすすめドッグフード
ワンちゃんのうんちやおならが臭うときは、腸内に問題があるかもしれません。動物性のタンパク質は、食べ過ぎると腸内環境を悪化させる恐れがあります。
なるべく質の良い動物性タンパク質を与えましょう。消化酵素や加水分解タンパク質を配合したドッグフードもおすすめです。
また、乳酸菌、オリゴ糖、食物繊維など腸内に善玉菌を増やすと言われている成分の入ったフードを選ぶのも良い選択です。とはいえ、病気の可能性もゼロではないので、まずは獣医さんに相談するのが先決です。
涙やけに効果的なドッグフードを教えて!
ワンちゃんの目は、目を守るためや酸素と栄養素を届ける目的で、常に涙で覆われています。でも涙の分泌が過剰になると、含まれる老廃物が目の周りに溜まり細菌が繁殖してしまいます。
そのため涙やけの改善には、ワンちゃんが老廃物を便で排出しやすいように、消化を助ける成分の入ったご飯を選んであげましょう。市販のドッグフードには、乳酸菌、オリゴ糖、食物繊維が配合されたものも多く出回っています。
また、アレルギー反応によって涙の量が増えることもあるので、疑わしい時は獣医さんに確認してみましょう。
まとめ
毎日のドッグフードは、ワンちゃんの健康な日々に欠かせない要素です。家族のような存在の愛犬に長く元気でいてもらうには、飼い主さんがフードの知識をちゃんと学び、正しい選択をしてあげることが大切です。
最新記事
-
2025.04.21
クリクラの口コミは?メリットとデメリットや最適な利用法を解説
-
2025.04.21
コミュファ光の評判・口コミは悪い?メリット・デメリットや料金をご紹介!
-
2025.04.21
ビックローブ光の評判はなぜ悪い?料金や勧誘に関する口コミなどをご紹介
-
2025.04.21
光回線の料金・速度・特典を徹底比較|最適なプロバイダー選び
-
2025.04.18
2025年最新版|高額キャッシュバック光回線11社を徹底比較
-
2025.04.18
光回線の速度低下原因と対処法|快適なネット環境を維持する
-
2025.04.18
【初心者必見】インターネット回線おすすめ10選と選び方のコツ
-
2025.04.18
失敗しないプロバイダ選び|料金・速度・特典を比較
-
2025.04.18
マンション向け光回線の選定ポイントとおすすめプロバイダー