「30代におすすめの化粧水が知りたい!」「化粧水はどう選べばいいの?」など、30代向けの化粧水選びで悩んでいる方はいませんか?30代向けの化粧水は種類が多く、選ぶのも一苦労ですが 、 自分の肌に合った継続しやすい商品を選ぶ ことが大切になります。
この記事では、 30代向けのおすすめ化粧水 について紹介します。ドラッグストアで購入できるプチプラやブランド系の商品をまとめました。また、選び方や正しい使い方についても載せているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
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20代の肌とはどう変わる?30代の肌の特徴
「30代の肌は20代の時とはどう変化するの?」と、気になる方も多いと思うので、まずは30代の肌にはどのような特徴があるのかについて説明します。
30代の肌、何が悩みの特徴? 30代になると肌のターンオーバー周期が遅くなったり、美肌作用のあるエストロゲンの分泌が減少することによって、肌トラブルが増えます。 肌が乾燥しやすくなったり、毛穴の開きが目立つようになったり、シミが目立ち始めたり など、様々な変化が現れてくるので、化粧水を購入する際は「各肌悩みに有効な成分」が配合されているものを選ぶようにしましょう。
30代のスキンケアは保湿が大切 年齢を重ねるごとに 肌の水分量は減っていきます 。30代の肌の水分量は65%まで減り、乾燥や赤み、かゆみが目立つようになります。そのため、水分量を上げられる化粧水や乳液、クリームなどで肌を保湿することが大事になります。何もケアしない状態で放置すると水分量はどんどん下がっていくため、しっかりと保湿ケアを行いましょう。
30代向け化粧水の選び方
ここで、30代向け化粧水の選び方について紹介します。
肌悩みに合わせて選ぶ まずは、肌悩みに合わせた選び方から紹介します。自分の肌悩みに合った化粧水を選ぶことで、悩み解消へと近づくことができるでしょう。
【毛穴悩み】皮脂バランスを整える収れん化粧水タイプがピッタリ 30代で毛穴が開いている肌の原因には、乾燥や紫外線、筋肉の衰えが挙げられます。他にも、皮脂の過剰分泌も毛穴が目立つ原因になります。皮脂の過剰分泌には、 皮脂バランスを整える「収れん化粧水」 がおすすめです。また、肌のハリを保つコラーゲンやエラスチン、 ビタミンC誘導体やFGF といった成分が含まれている化粧水であれば、効果の実感も高くなるでしょう。
【しわ・ほうれい線悩み】とにかく保湿や紫外線対策を! 30代になってしわやほうれい線が気になりだしたという方は、年齢を重ねて肌が乾燥しやすくなっていることが原因かもしれません。 しわやほうれい線ケアで重要なのは、とにかく 保湿や紫外線対策を行う ことです。とくに紫外線は肌の天敵ともいわれており、肌の老化を進めてしわやほうれい線が深くなってしまう恐れがあります。普段から、 日傘や日焼け止めを使い、しっかりと日焼け対策を行いましょう。
【シミ・そばかす悩み】美白化粧水がおすすめ シミ・そばかすができやすい方は、日中外にいて紫外線を浴びる機会が多いという方です。 シミ・そばかすを改善したいのであれば、 トラネキサム酸やアルブチン、コウジ酸など美白有効成分を配合 した化粧水を選ぶようにしましょう。ただし、 肌に合わない成分が含まれている商品もあるため、成分表はしっかりとチェックすることをおすすめします。化粧水と合わせて徹底的な日焼け対策を行うと、なお良いでしょう。
【乾燥悩み】保湿力の高い化粧水に注目 肌が乾燥すると、しわや大人ニキビの原因となるため、早めに対策する必要があります。乾燥した肌に効果的な化粧水は、「保湿力の高い」ものです。 セラミドやスクワランといった保湿力の高い成分 が配合されている商品を選ぶようにしましょう。また、 肌へのうるおい補給も欠かすことはできません。うるおいを補給してくれる成分としては、ヒアルロン酸やグリセリン、コラーゲンがおすすめです。
継続できる価格で選ぶ 化粧水は最低でも2か月は使い続けないと肌の変化が期待できないため、使い続けられない化粧水を買ってしまうのはもったいないです。また、毎日使うものだからこそ、 継続しやすい価格帯のもの を選んだ方が良いでしょう。 ドラッグストアなどで購入できるプチプラ化粧水は、手頃な価格で気軽に試せるのが魅力です。
プチプラよりも少し値段が高く、デパコスよりも安い価格で購入できるミドルプライス化粧水は、種類豊富なので、自分の肌に合った化粧水が見つけやすくなります。デパコスは価格が高くなりがちですが、高級感や使用したときの満足感が得やすいです。
「低刺激性で肌に優しい処方」かで選ぶ 30代の肌は、乾燥などから敏感になりやすく、刺激に弱くなることもあります。肌が荒れている時や敏感な時は、 無添加やフリー処方に着目 してみましょう。とくに肌がデリケートになっている時は、 エタノールやPG、多種類の植物エキス、精油が配合されている商品は使用しないようにしましょう。 事前にパッチテストを行って肌の状態を確かめるのも一つの方法です。
また、公式サイトで購入できる商品は、返金保証がついていると安心です。購入前に忘れずにチェックしておきましょう。
使用感や香りで選ぶ 化粧水を選ぶ際は、使用感や香りも大切です。濃密な使用感を好む方はしっとりタイプを、サラッと軽い使用感が好きな方は、さっぱりタイプが向いています。また、顔に使う商品なので、 香りの強さもチェック しましょう。お気に入りの香りであれば気分が上がりますし、香りが苦手という方は無香料を選ぶのも良いでしょう。
口コミを参考にしてみる 30代向けの化粧水は数が豊富なため、「なかなか自分に合った化粧水が見つけられない」という方も多いです。そのような方は、口コミに注目してみましょう。口コミには、化粧水の使用感や効果、メリットやデメリットなどが詳しく書かれています。 実際に使用した方のリアルな声 なので、選び方のヒントになるでしょう。
30代におすすめの化粧水10選 ここで、30代女性におすすめの化粧水を紹介します。化粧水は種類が多いので「どれを選べばいいか分からない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
肌にダメージを与えるNG習慣 ここで、肌にダメージを与えるNG習慣について紹介します。「ついついやってしまう」という方も多い習慣なので、自分の習慣に当てはめながらチェックしてみてください。
ごしごし洗顔 顔の皮膚は非常に薄く、とてもデリケートです。ゴシゴシ洗顔の摩擦によって肌表面が傷つくと、 肌荒れしやすくなったり、シミ・しわの原因 にもなります。そのため、洗顔料をしっかり泡立てたうえで、優しく洗うようにしましょう。
いつ購入したか分からないコスメを使う 食品に消費期限があるように、 化粧品にも消費期限はあります 。とくに、油分が多く含まれている日焼け止めやファンデーション、口紅などは時間の経過とともに油が酸化していき、使うと肌に負担もかかってしまう可能性もあるため、「開封してどのくらい使用できるのか」は、必ず確認しておきましょう。
日焼け止めを塗らない 紫外線は、晴れの日だけでなく、曇りの日も雨の日も降り注いでいます。紫外線を浴びると身体は肌を守ろうとして、日焼けやシミのもととなるメラニン色素を作りだしたり、体内で発生する活性酸素によって細胞を傷つけてターンオーバーを乱し、くすみや肌荒れを起こします。
乾燥してハリを失わせてしまうこともある ため、乾燥が進めば肌の老化につながってしまいます。シミやくすみ、乾燥などが起きて後悔しないためにも、天気にかかわらず、日焼け対策は徹底して行いましょう。
水分を取らない隠れ脱水 私たちの体の約60〜65%は水分でできています。体内の水分が不足すると血がドロドロになって、肌を含む全身の新陳代謝が悪くなり、 肌荒れや乾燥、むくみ、便秘など さまざまな不調の原因にもなります。たとえ、 外側から化粧水などで保湿しても、肌に浸透できるのはごくわずかです。水分補給は美肌に欠かせないので、 1日コップ5~6杯(1L~1.5L)を目標にこまめに飲むようにしましょう。
糖分や塩分の高いおやつを食べ過ぎる 「お菓子が大好き」という方も少なくありませんが、砂糖たっぷりの甘いチョコレートや油たっぷりのスナック菓子は、 基本的に食べすぎるのは良くありません 。とくに、脂っこいものは皮脂の分泌が過剰になり、ニキビや毛穴詰まりを助長する恐れがあります。キレイな肌を目指すのであれば、食べすぎには注意しましょう。
メイクを落とさず寝る 疲れた時についついやってしまいがちなのが、メイクをしたまま眠ってしまうことです。皆さんも一度は経験があるのではないでしょうか。メイクをしたまま眠ってしまうと、時間が経つにつれ皮脂と混ざり合ったファンデーションが酸化して、 毛穴に詰まり、黒ずみや肌荒れなどを引き起こす など、肌に大きなダメージを与えてしまいます。肌にとっては負担になってしまうので、眠る前には、必ずメイクを落とすようにしましょう。
毎晩スマホを見ながら寝落ちする 年齢を問わず、眠る際にスマホを見ている人は多いです。スマホのスクリーンから発生するブルーライトは、交感神経を刺激して睡眠の質を低下させます。睡眠中は、細胞を修復してその日の疲れをリセットしているので、睡眠の質が悪いと疲れが取れず、 肌にストレスを与えてしまう 恐れもあります。 肌を美しく保ち、新陳代謝を活発にする成長ホルモンは夜の22時から深夜2時まで最も分泌されるので、できれば成長ホルモンが分泌されている時間帯に眠るように心がけましょう。
30代で綺麗な肌になるには?
ここで、30代で綺麗な肌になるための秘訣について紹介します。
化粧水だけのスキンケアはダメ! 「化粧水だけでも保湿はできるだろう」と思っている方もいるかもしれませんが、 化粧水だけでは、保湿効果が十分とはいえません 。化粧水は肌に水分を与え、うるおす役割がありますが、洗顔後の乾燥しやすくなった肌の最初に使うことで、化粧水の後に使うスキンケアアイテムのなじみを良くする役割もあります。化粧水だけだと肌の水分が蒸発して乾燥の原因になります。そのため、保湿力を持続させる乳液やクリームなどで蓋をして、肌を乾燥させないようにしましょう。
正しいスキンケアの順番 スキンケアの正しい順番は以下のとおりです。
①洗顔
②ブースター
③化粧水
④美容液
⑤乳液
⑥クリーム
まず 汚れを落とし、水分を補い、油分でフタをしていく イメージです。朝は最後に日焼け止めを、夜は最初にクレンジングのステップが加わります。商品によってはつける順番が異なることもあるので、使用方法の記載がある場合は、指示に従いましょう。
正しい化粧水のつけ方 正しい化粧水のつけ方は以下のとおりです。
①化粧水を手のひらに取って、体温で軽く温める
➁顔全体に優しくなじませる
③保湿が足りないと感じたら、さらに化粧水をつける
④乾燥しやすい目元や口元は重ねづけする
➄ハンドプレスで浸透させる
30代からの肌は水分が低下しがちなので、 肌が満足するまで重ねづけ していくようにしましょう。また、お風呂上がりはとくに水分が蒸発しやすいので早めに化粧水をつけることがポイントです。
より化粧水の効果を高めるには? より化粧水の効果を高めるためにも、肌の水分蒸発を防ぐために、できれば洗顔後10秒以内に化粧水を使いましょう。化粧水を全体になじませた後は、頬や目の周り、口の周りなど、乾燥が気になる部分に5秒ほど手を当てる 「ハンドプレス法」ができると良い です。ハンドプレスをすると肌がプルプルになるので、ぜひ試してみてください。
30代向け化粧水に関するよくある質問
ここで、30代向け化粧水に関するよくある質問と回答を紹介します。
化粧水でシミを消すことはできる? シミの原因には、紫外線や年齢、ホルモンの変動やストレス、炎症などがあります。市販の化粧水だけで「シミが消せる」とは残念ながら断言できません。予防したいのであれば、 医薬部外品の美容液やクリーム などを使うことで対応することができるでしょう。美容液やクリームなどは化粧水で肌に水分が満ちている状態だとさらに効果を発揮しやすくなるため、化粧水はたっぷりと使用するのがポイントです。どうしてもシミを消したいのであれば、レーザー治療などを検討してみるのも一つの方法です。
化粧水選びで失敗しないコツは? 化粧水選びで失敗しないコツは、自分の肌悩みに合わせて、成分や効果、テクスチャーなどを確認することです。乾燥肌や敏感肌の方は、 保湿成分が豊富で、かつ低刺激な化粧水がおすすめ です。毛穴やシミなどの悩みを抱えている方は、収れん効果や美白効果がある化粧水を選ぶと良いでしょう。肌の状態や季節に合わせてさっぱりタイプとしっとりタイプを使い分けるのもおすすめです。もし、気になる化粧水がある場合は、サンプルやトライアルセットを試してみるのも良いです。
化粧品はライン使いした方がいい? ライン使いのメリットとしては、 成分や香りが統一されていることの相性の良さ、効果を高められること などが挙げられます。一方でコストが高くなったり、自分に合わない化粧品まで使わなければならなかったりすることもデメリットとしてあります。ライン使いしないメリットは、自分の肌悩みや好みに合わせて、色々なブランドやシリーズの化粧品を組み合わせられることです。ただし、製品同士の相性が悪く肌トラブルを起こす可能性もあるため注意が必要です。
ライン使いした方がいいかどうかは、個人の好みや肌の状態によって異なります。予算的に難しい場合は、1~2個はプチプラ商品を使うなど工夫をしてみましょう。
30代におすすめの化粧水で若々しい肌を手に入れよう! 30代の女性におすすめの化粧水について紹介しました。化粧水は 肌に合ったものを使用するのが鉄則 です。毎日使用するものだからこそ、価格にも注目してみましょう。あらかじめ予算を決めておくと、商品を選びやすくなりますし、継続もしやすくなります。
また、肌にダメージを与える生活習慣を見直してみるのも、キレイな肌を目指すうえでは大切です。少しずつでもいいので、今一度自分の生活習慣を見直して改善ができる部分は改善しましょう。今回紹介した商品を参考に、ぜひ自分の肌に合った化粧水で若々しい肌を手に入れてみてください。