日焼け止め化粧下地はUVカットと下地効果が両立したベースメイクアイテムです。これからの季節、日焼け止め化粧下地を使う機会が増えてくるはず。今回は、普通の日焼け止めと日焼け止め化粧下地の違い、日焼け止め化粧下地のメリット、おすすめ製品12選についてご紹介します。日焼け止め化粧下地を選ぶポイントや塗り方についても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
日焼け止め化粧下地とは?日焼け止めとの違い
日焼け止め化粧下地はUVカット効果がある化粧下地のことで、普通の日焼け止めとの最大の違いは目的です。
日焼け止めは紫外線をカットして日焼けを防ぐことを目的に作られています。日焼け止め化粧下地は、化粧下地としてお肌をきれいに整えたり、お肌を保護することが第一の目的です。そのためかつては、日焼け止めにはお肌をきれいに見せる下地効果がなく、日焼け止め化粧下地はSPF値が低いものが多い傾向にありました。ですが最近は技術の進化もあり、トーンアップ効果のある日焼け止めや、しっかりとUVカットできる化粧下地も販売されています。
日焼け止め化粧下地を使う3つのメリット
日焼け止め化粧下地を使うメリットとして、以下の3つが挙げられます。
・ベースメイクにかかる時間を短縮できる
・日焼け止め単体よりもメイクがきれいに仕上がる
・下地効果やトーンアップ機能で顔印象が明るくなる
それぞれのメリットについて見ていきましょう。
ベースメイクにかかる時間を短縮できる
日焼け止め化粧下地を使えば、日焼け止めと下地を別々に塗るよりもベースメイクの工程や時間を省略できます。UVカット効果のあるBBクリーム、CCクリームのようにファンデーションの効果があるアイテムを使えば、さらにメイク時間の短縮に繋がります。毎朝の出勤前など限られた時間の中で効率よくメイクしたい方にぴったりです。
日焼け止め単体よりもメイクがきれいに仕上がる
日焼け止め化粧下地はカバー力があったり、化粧ノリをよくする下地効果があるので、普通の日焼け止めよりも後に重ねるベースメイクがきれいに仕上がります。毛穴カバー、カラーコントロール、ツヤ、トーンアップなど製品によって機能が異なるので、好みの仕上がりや解消したい肌悩みから選べます。
下地効果やトーンアップ機能で顔印象が明るくなる
一般的な日焼け止めは紫外線をカットしてくれますが、肌色やトーンは変わりません。下地効果やトーンアップ機能のある日焼け止め化粧下地を塗れば、それだけで顔の印象が明るくなります。ちょっとした買い物やリモートワークなど、「しっかりメイクする必要はないけど、顔の印象を整えたい」という時にも便利です。ちなみに、屋内にいても窓の近くにいれば紫外線の影響を受けてしまいます。わずかなダメージでも蓄積するとシミやシワなど光老化の症状が現れる可能性があるので、出かけない日でも日焼け止め下地を塗る習慣をつけましょう。
日焼け止め化粧下地を選ぶ5つのポイント
日焼け止め化粧下地を選ぶ上で大切な、5つのポイントについて解説します。UV下地を探しているけど自分にあったものが分からないという方は、ぜひ製品選びの基準としてお役立てください。
SPF・PAの値で選ぶ
SPF・PAは紫外線を防ぐ指数のことで、それぞれ防御できる紫外線の種類が異なります。
・SPF(Sun Protection Factor)
SPFは紫外線B波(UVB)を防ぐ数値で、SPFの数字が高いほど紫外線B波による炎症を防止する効果が高いです。
日本ではSPFの数値は50+が最大ですが、海外メーカーではSPF70やSPF100といった製品も販売されています。
・PA(Protection Grade of UVA)
PAは、紫外線A波(UVA)を防ぐ指標で、+~++++の4段階で表示されます。
UVAは真皮に到達し弾性繊維などに影響を及ぼすので、外出時に使う日焼け止めはPA値にも注目しましょう。
ただ、必要なSPF値は季節やシチュエーションによって異なります。
必要がないのに高いSPF・PA値の日焼け止めを塗ると肌に負担がかかります。
日常用、外出用などいくつか用意しておいて、シチュエーションに合わせて選べるようにしましょう。
肌悩みから選ぶ
日焼け止め化粧下地は、一般的な化粧下地と同様に様々な機能の製品が販売されています。
・カラーコントロール
・トーンアップ
・毛穴カバー
・ウォータープルーフ
・BBクリーム/CCクリーム
・ツヤ仕上げ
など、色々なタイプの日焼け止め化粧下地があるので仕上がりや機能から選ぶのもよいでしょう。
また、Tゾーンはマットタイプ、Uゾーンはツヤタイプといったように部位ごとで使い分ける方法もあります。
塗りやすさや使用感から選ぶ
日焼け止め化粧下地は、様々なテクスチャーや使用感の製品が販売されています。みずみずしく伸びがよいもの、サラっと仕上がるもの、しっとりとして保湿力が高いものなど。
好みの質感、使用感の良いものを選ぶと無理なく続けやすいので、日焼け止めを塗り忘れにくくなります。
その他美容成分・機能から選ぶ
日焼け止め化粧下地には、美容成分が配合されている成分も多いです。乾燥を防ぐための保湿成分、シミを予防するための美白成分、ゆらぎをケアするための鎮静系成分、植物エキスなどの整肌成分など美容成分がプラスされたものも大変人気があります。
特に美白成分や鎮静(抗肌荒れ)成分、シワ改善成分を重視する場合は有効成分が一定の濃度配合された医薬部外品がおすすめです。
敏感肌の人は肌への優しさで選ぶ
日焼け止めや日焼け止め化粧下地には、紫外線吸収剤が配合されている製品が多いです。紫外線吸収剤とは紫外線を吸収して、皮膚に紫外線が届かないようにするための成分です。
検証試験などによって安全性が確認されている成分ではありますが、敏感肌の方はまれに刺激を感じることがあります。
お肌が敏感で日焼け止めによる刺激を感じたことがある場合は、紫外線吸収剤ではなく、酸化チタンなど紫外線錯乱剤を使用した日焼け止め化粧下地がおすすめです。ただ、紫外線錯乱剤は配合される量によってはきしみや乾燥を感じることがあります。
乾燥肌の方が紫外線錯乱剤の日焼け止め化粧下地を使う場合は、保湿もしっかり行いましょう。
おすすめの日焼け止め化粧下地12選 デパコスとプチプラ別にご紹介
日焼け止め化粧下地のおすすめを、デパコスとプチプラに分けてそれぞれ6製品ずつ紹介していきます。
こちらでは、期間限定商品、数量限定カラーなども合わせてご紹介しています。
記事作成時の2024年5月時点では公式サイトや大手ECサイトでの在庫を確認していますが、タイミングによっては販売終了している可能性があります。
気になる製品がありましたら、まずはショップでの在庫をご確認ください。
デパコスのおすすめ日焼け止め化粧下地6選
デパコスのおすすめ日焼け止め化粧下地6選を紹介します。