「おすすめの炭酸シャンプーはどれ?」「炭酸シャンプーはどう選べばいいの?」など、炭酸シャンプーの選び方で悩んでいる方はいませんか?
この記事では、おすすめの炭酸シャンプーをはじめ、選び方や正しい使い方について紹介します。ぜひ参考にして、自分の肌に合った炭酸シャンプーを見つけてみてください。
目次
炭酸シャンプーとは?
炭酸シャンプーは、炭酸ガスを使った泡タイプのシャンプーです。きめ細かい泡が毛穴の奥まで入り込み、弾けながら汚れや余分な皮脂を洗い落とすため、頭皮ケアにおすすめです。
炭酸シャンプーのメリット・期待できる効果
ここで、炭酸シャンプーの期待できる効果について紹介します。期待できる効果は、炭酸シャンプーのメリットでもあるので、使う際の参考にしてみてください。
頭皮を健やかな状態に保つ
炭酸シャンプーを使用すれば、きめ細かいモコモコの濃密泡で洗うことができるため、頭皮の皮脂や毛穴汚れなどをすっきり落とすことができます。頭皮の汚れを落とすことで、頭皮を健やかな状態に保つ効果が期待できるため、頭皮のベタつきやニオイなどが気になる方には、とくに向いているシャンプーだといえるでしょう。
保湿成分などが浸透しやすくなる
炭酸シャンプーには、炭酸ガス(二酸化炭素)が使用されています。シャンプーはあくまで頭皮と髪を洗浄するものですが、炭酸シャンプーの場合、炭酸ガスが皮膚の角質に浸透するのと一緒に、配合されている美容成分も浸透しやすくなります。美容成分が浸透しやすくなることで、頭皮の乾燥を抑えつつ、キレイな髪質を保つことにも繋がります。
血行促進効果がある
炭酸シャンプーに含まれる炭酸ガス(二酸化炭素)には、血管を拡張させて血行を促進する効果があります。これは、皮膚から吸収される二酸化炭素により、血管内の二酸化炭素濃度が高くなると血管が拡張し、血流を増やして元の濃度に戻そうとする作用があるためです。血行が良くなることで、頭皮の新陳代謝も良くなるため、一石二鳥です。
炭酸シャンプーの選び方
ここで、炭酸シャンプーの選び方について紹介します。
炭酸濃度で選ぶ
炭酸シャンプーの炭酸濃度は、選ぶ商品によって異なります。濃度は「ppm」という単位で表され、4,000ppm以上のものは「高濃度」という目安があります。中には、炭酸濃度が表示されていない商品もあるため、効果を求めたいと思う場合は、表示をチェックしましょう。
また、ppm数値が高いほど洗浄力が強くなるため、炭酸濃度が高ければ良いというわけではありません。濃度が高すぎると刺激になるケースもあるので、自分の肌質に合った炭酸シャンプーを選ぶようにしましょう。
使用感で選ぶ
炭酸シャンプーも他のシャンプーと同じように、選ぶ商品によって使用感が異なります。すっきりと爽快感を得たいならメンソール成分が配合されている「リフレッシュタイプ」を、贅沢感のある使用感を求めるなら洗浄力がマイルドな「安らぎタイプ」がおすすめです。
洗浄成分に注目する
炭酸シャンプーは、炭酸濃度だけでなくシャンプーとしての洗浄力も大切です。頭皮の状態別のおすすめ成分は、以下のとおりです。
・荒れやすいデリケートな頭皮:ココイルグルタミン酸Na、コカミドプロピルベタインなど
・脂っぽいベタつく頭皮:ラウレス-4カルボン酸Na、ラウロイルアスパラギン酸Naなど
・乾燥が気になる頭皮:ココイルグルタミン酸Na、コカミドプロピルベタインなど
・カラーやパーマをした直後の頭皮:ラウレス-4カルボン酸Na、ラウロイルアスパラギン酸Naなど
「荒れやすいデリケートな頭皮」や「乾燥が気になる頭皮」には、アミノ酸系やベタイン系の洗浄成分がおすすめです。「脂っぽいベタ頭皮」や「カラーやパーマをした直後の頭皮」には、洗浄力が高く、油分や汚れが取れやすい洗浄成分がおすすめです。配合された洗浄成分によっては、頭皮の状態によって頭皮が荒れるなどのトラブルが生じる可能性もあるので、使う際は、肌の状態を確認したうえで使用するようにしましょう。
保湿成分も大事
炭酸シャンプーは洗浄力が高めなので、洗浄による乾燥をカバーしてくれる保湿成分が入っているかもチェックしましょう。おすすめの保湿成分は、以下のとおりです。
・ヒアルロン酸
・セラミド
・アミノ酸
・アルガンオイル
・ツバキオイル
・オリーブオイル
上記の成分は、頭皮や髪に優しいうえ、水分を保持するエモリエント効果が期待できる成分です。髪の長い方や、カラーの繰り返しでダメージが気になるなどヘアケア効果にこだわりがある場合は、とくに保湿成分を重視して選んでみましょう。
続けられるかにも注目
炭酸シャンプーは、使いやすさや継続のしやすさなども考慮して選ぶのが大切です。容器の形状や泡の質感、価格などもしっかりチェックしておきましょう。例えば、容器の形状であれば、噴射式より軽い力で押せるポンプ式がおすすめです。泡の質は、ふわふわ感と弾力を併せ持つきめ細かな泡立ちが良いでしょう。洗い心地も泡がへたらず、頭皮への密着度が高いものが頭皮の汚れをすっきりと落としてくれます。
敏感肌は添加物が少ないものを
添加物は、肌が敏感な方にとっては負担となりうる成分なので、気になる人はチェックしましょう。敏感肌の方が避けた方が良い添加物には、以下のものがあります。
・防腐剤:ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン
・着色料:黄203など色と数字がセットで入っているもの、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル(褪色・変色防止剤)
・香料(精油):ラベンダー油、ローズマリー油など
おすすめの炭酸シャンプー10選
ここからは、おすすめの炭酸シャンプーを紹介していきます。