「カラートリートメントのおすすめを知りたい!」「カラートリートメントはどう選べばいいの?」など、カラートリートメントの選び方で迷っている方はいませんか?
この記事では、 おすすめのカラートリートメントをはじめ、選び方や正しい使い方 について紹介します。ぜひ参考にして、自分に合ったカラートリートメントを見つけてみてください。
カラートリートメントとは?メリットや白髪染めとの違い
まずは、カラートリートメントと白髪染めの違いから説明します。ヘアカラートリートメントは、 髪を労わりながら着色できる ことが主な特徴です。内側から染め上げるヘアカラーリング剤と比べて、髪や頭皮へのダメージが抑えられるメリットがあります。
一方、白髪染めは、髪の表面のキューティクルを開いて髪の内部にカラー剤が浸透して染めるという特徴があります。カラートリートメントは、髪表面をコーティングするように染めるため、染め方の仕組みが異なります。
カラートリートメントの選び方
ここで、カラートリートメントの選び方について紹介します。
希望の仕上がりに合わせてカラーを選ぶ
カラートリートメントを選ぶ際は、まずは仕上がりのカラーに注目してみましょう。定番は、ブラックやブラウン系ではありますが、製品によっては、ピンクやブルー、グリーンなど 多彩なバリエーションカラー を取り揃えているメーカーもあります。
また、ブラウンの中でもライトブラウンやダークブラウンなど微妙に色が違うこともあります。製品の公式サイトによってはビフォーアフターの写真が載せられているので、自分の現在の髪色がどう変化するのか、購入前に確認しておけば購入後に失敗するリスクを減らすことができるでしょう。
髪の悩みに合わせて成分をチェック
カラートリートメントには、 ツヤやハリ、コシを与えてくれる成分 が配合された製品もあります。悩みに合った成分が配合されていることで、髪を染めながら同時にケアもできるので、一石二鳥です。以下、肌悩み別のおすすめ成分です。
・パサつきが気になる:グリセリン、ヒアルロン酸Na、セラミドNG など
・切れ毛・枝毛が気になる:加水分解ケラチン、加水分解シルク など
・指通りを良くしたい:ジメチコン、アモジメチコン など
・ツヤがほしい:オリーブオイル、スクワラン など
・頭皮をケアしたい:グリチルリチン酸ジカリウム、カミツレエキス など
パサつきを抑えてまとまりのあるツヤ髪を目指したい場合は、保湿力のある成分が入った製品がおすすめです。ハリ・コシがなくなってきたと感じる方は、髪の傷みに働きかける成分が入っていることで、紫外線や摩擦、ブリーチなどによる外的ダメージをケアすることができます。
早く仕上げたい人は、置き時間が短いかチェック
時間をかけず手早くカラーリングしたいという方は、 放置時間が短い製品 を選んでみましょう。カラートリートメントの放置時間は製品によって、数分~30分ほどと幅が広いです。また、髪全体に塗り広げる時間や洗い流す時間もあるので、放置時間にプラスαでかかる時間を念頭に、商品を選んでみましょう。
使いやすさやコスパで選ぶ
トリートメントの容器には、主に チューブ・ボトル・ジャー の3つの種類があります。使いやすさを重視する方には、チューブタイプが使いやすいでしょう。また、カラートリートメントを毎日使うという方はその分消費量も早くなってしまうため、無理なく使い続けたいのであれば、なるべく値段が安いものを選ぶことをおすすめします。
染まりやすさで選ぶ
カラートリートメントの染まりやすさは「 配合されている染料 」 によって異なります。以下、染料の種類と成分です。
・HC染料:HC青2、HC黄2、HC黄4 など
・塩基性染料:塩基性青99、塩基性赤76、塩基性茶16 など
・天然染料:ヘナ、クチナシ など
HC染料は、キューティクルの隙間から髪内部に入って着色します。色の定着が弱めなため、定期的な使用で色味を補給しましょう。塩基性染料は、分子が大きい分髪内部に入り込まないため、イオン結合によって髪表面を染めますが、HC染料よりは色持ちは長いです。天然染料は、合成染料と比べると髪や頭皮への負担が少ないですが、染色力が弱く、やや薄い仕上がりになってしまうことがあります。
おすすめのカラートリートメント10選+1
ここからは、おすすめのカラートリートメントを紹介していきます。
カラートリートメントの正しい使い方
ここで、カラートリートメントの正しい使い方について見ていきましょう。正しく使うことで、より染まりやすくなります。以下の手順を確認してみてください。
①シャンプーをしてタオルで髪の水気をしっかりと拭きとる
②白髪が目立つ生え際から塗りはじめて、適量を髪全体に塗布する
③塗布したら指定の時間待つ
④色が出なくなるまでよくすすぐ
⑤タオルドライして、ドライヤーで乾かす
手についた色はお湯で落ちるものが多いですが、 気になる方は手袋をはめて染める と、手の汚れを防ぐことができます。もし、スタイリング剤などを髪に付けている場合は、色を浸透しやすくさせるためにも、染める前にしっかりとシャンプーをして落としておくことが大切です。
キレイに染めるコツ
カラートリートメントでキレイに染めるコツは「乾いた髪に使う」・「たっぷり使う」・「粗めのコームで均一に伸ばす」の3つです。それぞれ詳しく見ていきましょう。
①乾いた髪に使う
カラートリートメントは、 乾いた髪に使った方が よりしっかりと染まりやすいです。とくに、初めて白髪ケアをする場合や、前回の使用から期間があいてしまったという場合は、乾いた髪がおすすめです。
➁たっぷり使う
もし白髪ケアのためにカラートリートメントを使う場合は、 いつものトリートメントよりもたっぷり と使うのが良いでしょう。目安の量はショートヘアでピンポン玉2個分ほどがベストです。白髪の量が多い方や髪の量が多い方は、量と放置時間の両方の目安よりも少し多めや長めにすることでキレイに染めることができます。
③粗めのコームで均一に伸ばす
カラートリートメントを髪に付けた後は、粗めのコームを使って均一に伸ばすと、 髪1本1本にしっかりとカラートリートメントが密着して、ムラなくしっかりと 染め上げることができます。また、粗めのコームを使うことで、見えにくい部分にも簡単に均一に伸ばせるため、ムラを防ぐ効果も期待できます。普段なかなかキレイに染めることができないという方は、ぜひコームを使ってみてください。
染めるときの注意点
ここで、染める際の注意点について紹介します。
洗浄力の高いシャンプーは使わない
カラートリートメントを使う際は、 洗浄力の高いシャンプーの使用は避ける ようにしましょう。せっかくカラートリートメントで染めても洗浄力の強いシャンプーを使用することで色落ちしてしまう可能性があります。そのため、カラートリートメントを使う場合は、シャンプーにも注目してみてください。
手・お風呂の中も濡らしておく
カラートリートメントは、乾いた手で使用すると皮膚や爪の間にカラートリートメントの染料が入り込んでしまうことがあるため、 先に手を濡らしておくか、手袋をする などの対策を行いましょう。また、お風呂の中を先に水で濡らしておくことで、浴室に色移りしにくくなるため、実践しておくことをおすすめします。
十分に洗い流す
カラートリートメントに配合されている染料は、一度布についてしまうとなかなか落とすことができません。すすぎが十分でないとタオルに色がついたり、枕が汚れたりなど不快な気分になってしまう可能性もあるので、カラートリートメントは、 色が出なくなるまでしっかりと洗い流しましょう 。
カラートリートメントに関するQ&A
ここで、カラートリートメントに関する質問と回答を紹介します。
どのくらいの頻度でカラートリートメントをしたらいい?
しっかりと髪に色を入れたい場合は、 3日間連続で使用する ことで色味が定着していきます。その後は、週に1〜2回の頻度で使用することで髪色をキープすることができます。多くの製品では、毎日〜週2,3回の使用が推奨されているため、メーカーがおすすめしている頻度に合わせて使用すれば、色落ち感もなく、自分が好きなカラーを長く楽しめるでしょう。
カラートリートメントのトリートメント効果はどのくらい?
カラートリートメントは、 普段使用しているトリートメントと同等の効果 が期待できます。また、美容院のメニューにあるトリートメントやヘッドスパなども髪のダメージ補修に効果的なので、「髪のダメージが気になるが自分ではどうしていいか分からない」という方は、美容院でのケアがおすすめです。
カラートリートメントで自分なりの髪色を楽しもう!
おすすめのカラートリートメントをはじめ、選び方や正しい使い方について紹介しました。カラートリートメントは、髪を労わりながら着色できることが主な特徴です。 染めながらヘアケアも同時にできる 製品が多くあるため、まさに一石二鳥のアイテムだといえるでしょう。
ただし、洗浄力の強いシャンプーを使ったり、すすぎが不十分であったりすると、色落ちやタオルや枕を汚してしまうこともあるため、シャンプー選びやすすぎは大切であることを忘れないでおきましょう。カラートリートメントは色のバリエーションが豊富に販売されているので、今回紹介した製品を参考に、ぜひ自分なりの髪色を楽しんでみてください。