【2025年7月】光回線おすすめ10選!戸建て・マンション別に料金などを比較

2025.07.25 更新

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光回線を契約したいがどの事業者を選んだらよいかわからないと困っていませんか?結論として、おすすめ事業者を10社ピックアップしました。

契約すべき光回線はどのような魅力を重視するかによって異なります。自宅が戸建かマンションかによっても条件が変わってくるでしょう。

この記事では、光回線のおすすめ事業者を10選紹介するとともに、料金やスマートフォンとのセット割、最大通信速度などもわかりやすくまとめました。契約の流れや選ぶときに確認しておきたいポイントにも触れていますので、ぜひ参考にしてください。

目次

光回線のおすすめ事業者10選

自宅に光回線を導入する際におすすめしたい事業者の10選を紹介します。

回線速度や割引など、それぞれ魅力が異なるため、自宅での使用シーンを想定しながら選びましょう。

事業者名 月額料金 スマホセット割 最大通信速度
auひかり 戸建て:5,610円~
マンション:4,180円~
(プロバイダー料金込)
au 1Gbps/5Gbps/10Gbps
フレッツ光
東日本
西日本
戸建て:
東日本 5,720円~
西日本 5,940円~
マンション:
東日本 3,135円~
西日本 3,520円~
なし 1Gbps/10Gbps
ドコモ光 戸建て:5,720円〜
マンション:4,400円〜
(プロバイダ料金込)
ドコモ 1Gbps/10Gbps
Softbank光 戸建て:5,720円〜
マンション:4,180円〜
(プロバイダ料金込)
ソフトバンク
ワイモバイル
1Gbps/10Gbps
ビッグローブ光 戸建て:5,478円〜
マンション:4,378円〜
(プロバイダ料金込)
au
UQモバイル
ビッグローブモバイル
1Gbps/10Gbps
So-net光 戸建て:4,500円〜
マンション:3,400円〜
(プロバイダ料金込)
au
UQモバイル
NUROモバイル
1Gbps/10Gbps
@nifty光 戸建て:5,720円〜
マンション:4,378円〜
(プロバイダ料金込)
au
UQモバイル
1Gbps/10Gbps
楽天ひかり 戸建て:5,280円
マンション:4,180円
(プロバイダ料金込)
楽天モバイル
(ポイント還元)
1Gbps
NURO光 戸建て:5,200円〜
マンション:3,850円〜
(プロバイダ料金込)
ソフトバンク
ワイモバイル
NUROモバイル
2Gbps/10Gbps
GMOとくとくBB光 戸建て:4,818円〜
マンション:3,773円〜
(プロバイダ料金込)
なし 1Gbps/10Gbps

 

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フレッツ光

北海道から沖縄まで全国対応。NTTの利点を生かした幅広い通信網。

対応エリアが広い
離島や山間部でも利用可能
プロバイダを自由に選べる

フレッツ光はNTTが提供する光回線サービスです。東日本と西日本でそれぞれのプランを用意しています。提供エリアのカバー率が高く、北海道から沖縄まで全国対応しています。

一部の離島や山間部でも利用可能な点は大きな魅力です。また、「光コラボ」への乗り換え時に開通工事が不要となる点も魅力のひとつです。光コラボとは、フレッツ光の回線を借り受けた事業者が提供するサービスを指します。ドコモ光やソフトバンク光などが光コラボに該当します。

さらに、フレッツ光はプロバイダを自由に選べる点もメリットです。プロバイダはそれぞれ料金やサービスの充実度が異なります。使用用途に合わせたプロバイダを選ぶことで、理想のインターネット環境を整備できるでしょう。

月額料金

戸建て:東日本5,720円〜 
    西日本 5,940円~
マンション:東日本3,135円〜
      西日本3,520円〜

契約事務手数料

880円

開通工事費

22,000円

スマートフォンとのセット割

なし

最大通信速度

1Gbps/10Gbps

対応エリア

全国(一部地域を除く)

契約期間

2年契約

違約金

4,400円

※2025年7月時点の情報です
※料金はすべて税込です
※詳細はリンク先をご確認ください

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ドコモ光

ドコモのスマホを利用している人におすすめ

ドコモのスマートフォンとのセット割
キャンペーン特典が豊富
店頭での対面サポートもあり

ドコモ光は、NTTドコモが提供する光回線サービスです。

ドコモのスマートフォンを利用している方はセット割を適用できるため、毎月の利用料が最大1,100円引きとリーズナブルに利用できます。割引期間は永年なので、利用期間が長いほど節約額も大きくなります。さらに、キャンペーン特典が豊富なところもドコモ光の魅力です。

新規申し込みで基本料金割引や工事費が無料になるキャンペーンも開催されているので、初期コストを抑えて光回線を導入したい方におすすめできます。ドコモショップなどでの対面サポートも実施しており、サポート面を重視している方にも向いています。

月額料金

戸建て:5,720円〜
マンション:4,400円〜
(プロバイダ料金込)

契約事務手数料

3,300円

開通工事費

22,000円(実質無料)

スマートフォンとのセット割

ドコモ

最大通信速度

1Gbps/10Gbps

対応エリア

全国(一部地域を除く)

契約期間

2年/契約期間なし

違約金

2,970円〜

※2025年7月時点の情報です
※料金はすべて税込です
※詳細はリンク先をご確認ください

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ソフトバンク光

ソフトバンクユーザーにメリットが多い光回線

ソフトバンクやワイモバイルとのスマホセット割
開通までホームルーターをレンタル
24時間対応のカスタマーサポート

ソフトバンク光は、NTTのフレッツ網を使った光回線サービスです。ソフトバンクやワイモバイルユーザーはスマホとのセット割が適用されるため、お得に利用できます。

ソフトバンク光では、開通工事前からインターネットを利用できるようホームルーターを貸出してくれる「開通前レンタル」というサービスがあります。混雑時期に申し込まなければならない場合や、すぐにインターネットを使いたいという方におすすめです。また、サポート面での安心感も魅力のひとつです。

ソフトバンク光は24時間対応のカスタマーサポートや訪問サポートも行っています。インターネット環境に安心感を求める方は、ぜひ検討してください。

月額料金

戸建て:5,720円〜
マンション:4,180円〜
(プロバイダ料金込)

契約事務手数料

3,300円

開通工事費

31,680円〜(実質無料)

スマートフォンとのセット割

ソフトバンク
ワイモバイル

最大通信速度

1Gbps/10Gbps

対応エリア

全国(一部地域を除く)

契約期間

2年・5年(戸建てのみ)

違約金

4,180円〜

※2025年7月時点の情報です
※料金はすべて税込です
※詳細はリンク先をご確認ください

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ビッグローブ光

auやUQモバイルユーザーにおすすめ。キャンペーンも充実!

スマホセット割が充実
開通前のWi-Fiレンタルあり
運営実績が豊富

ビッグローブ光は、NTTフレッツ網を使用する光回線サービスです。スマホセット割が充実しており、auやUQモバイル、ビッグローブモバイルのユーザーには割引が適用されます。

また、光回線が開通するまでの間は、Wi-Fiを無料レンタルしてくれるサービスがあるため、早くインターネットを使いたい方に向いています。ただし、貸出機器はWiMAXとなるため、WiMAXの提供エリア内であるかどうか、事前に確認しておくと安心でしょう。

ビッグローブは、35年以上にわたり通信事業を行っている企業です。豊富な運営実績があるため、安心できる企業で契約したいと考えている方におすすめです。

月額料金

戸建て:5,478円〜
マンション:4,378円〜
(プロバイダ料金込)

契約事務手数料

3,300円

開通工事費

28,600円
(実質無料)

スマートフォンとのセット割

au
UQモバイル
ビッグローブモバイル

最大通信速度

1Gbps/10Gbps

対応エリア

全国(一部地域を除く)

契約期間

2年・3年

違約金

3,000円~

※2025年7月時点の情報です
※料金はすべて税込です
※詳細はリンク先をご確認ください

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So-net光

使用環境によってぴったりなプランを選択でき、プラン変更も簡単。

わかりやすい3つのプラン
プラン変更が簡単
契約期間・解約金なし

So-net光はS・M・Lの3つのプランがあり、使用環境に応じたプランを選択できる点が魅力です。

さらに、利用しながら他のプランへ切り替えることも可能なため、ライフスタイルの変化に応じてプランを柔軟に変更できます。プラン変更はアップグレードの場合は最短翌日、ダウングレードの場合は最短翌月となり、スピード感があります。

また、So-netでは契約期間の縛りが発生しないほか、解約金がかかりません。仕事の都合上いつ転居するかわからないという方は、解約時の負担を減らせるでしょう。

月額料金

戸建て:4,500円〜
マンション:3,400円〜
(プロバイダ料金込)

契約事務手数料

3,500円

開通工事費

29,040円(実質無料)

スマートフォンとのセット割

au
UQモバイル
NUROモバイル

最大通信速度

1Gbps/10Gbps

対応エリア

全国(一部地域を除く)

契約期間

なし

違約金

なし

※2025年7月時点の情報です
※料金はすべて税込です
※詳細はリンク先をご確認ください

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@nifty光

auやUQモバイルユーザーがお得に使える光回線

v6プラス対応
スマホセット割
サポートが充実

@nifty光は、ニフティがNTTフレッツ網を使用して提供する光回線サービスです。@nifty光では、v6プラスという通信が混雑しにくい「IPv6」の接続方式に対応しています。

休日や夜間といった利用者の多い時間帯でも回線が混雑しにくく、ストレスフリーで利用できます。auやUQモバイルユーザーは、スマホセット割を利用できます。月々最大1,100円の割引が適用できるため、月額費用をできるだけ安く抑えたい方にぴったりです。

また、オプションサービスの@niftyまかせて365では、「ウイルスに感染したかもしれない」「なんだか動作が遅くなった」「データを移してほしい」といった日常の困りごとをサポートしてくれます。リモートだけでなく訪問サポートも行っているので、実際に状況を見ながらサポートしてほしい方におすすめです。

月額料金

戸建て:5,720円〜
マンション:4,378円〜
(プロバイダ料金込)

契約事務手数料

3,300円

開通工事費

22,000円(実質無料)

スマートフォンとのセット割

au
UQモバイル

最大通信速度

1Gbps/10Gbps

対応エリア

全国(一部地域を除く)

契約期間

3年

違約金

3,630円〜

※2025年7月時点の情報です
※料金はすべて税込です
※詳細はリンク先をご確認ください

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楽天ひかり

楽天ユーザーはポイント還元がお得に!

楽天ポイント還元を受けられる
楽天カードの支払いでポイントが貯まる
IPv6通信に対応している

楽天ひかりはNTTフレッツ網を使用して提供しており、一部地域を除く全国で利用できる光回線サービスです。楽天モバイルや楽天カードなどのサービスと併用することで、ポイント還元などの特典を受けられるのが魅力です。

楽天ひかりはIPv6通信に対応しているため、安定した通信速度が期待できます。オンラインゲームや4K動画の視聴など、大容量の通信を行う予定のある方は、楽天ひかりを検討することをおすすめします。

月額料金

戸建て:5,280円
マンション:4,180円
(プロバイダ料金込)

契約事務手数料

880円~

開通工事費

最大22,000円

スマートフォンとのセット割

楽天モバイル
(ポイント還元)

最大通信速度

1Gbps

対応エリア

全国(一部地域を除く)

契約期間

2年/3年

違約金

4,180円〜

※2025年7月時点の情報です
※料金はすべて税込です
※詳細はリンク先をご確認ください

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NURO光

ONUを無料でレンタル。ルーターを購入せずともWi-Fi接続可能!

独自回線
2Gbpsプランが標準
ルーターの無料レンタル

NURO光は、NTTフレッツ網を使用しない独自回線です。標準が最大2Gbpsである点が大きな特徴で、通信速度を重視する方に向いています。一部地域では最大10Gbpsのプランも登場しており、オンラインゲームや配信などを楽しみたい方も安心して利用できるでしょう。

NURO光では、ルーター機能を搭載したONU(光回線終端装置)をレンタルできます。別途Wi-Fiルーターを購入する必要がないので、初期費用を抑えたい方にぴったりです。

月額料金

戸建て:5,200円〜
マンション:3,850円〜
(プロバイダ料金込)

契約事務手数料

3,300円

開通工事費

44,000円(実質無料)

スマートフォンとのセット割

ソフトバンク
ワイモバイル
NUROモバイル

最大通信速度

2Gbps/10Gbps

対応エリア

全国(一部地域を除く)

契約期間

3年/契約期間なし

違約金

3,850円〜

※2025年7月時点の情報です
※料金はすべて税込です
※詳細はリンク先をご確認ください

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GMOとくとくBB光

基本料金がリーズナブル。無料レンタルのWi-Fiプレゼントも。

基本料金がリーズナブル
Wi-Fiルーターの無料レンタルあり
サポートが充実

GMOとくとくBB光は、基本料金が戸建てで4,000円台とリーズナブルな料金設定が魅力です。開通工事費が実質無料になるキャンペーンやWi-Fiルーターの無料レンタルも実施しているため、初期費用を抑えたい方にぴったりです。

レンタルしたWi-Fiルーターは3年以上利用するとそのままプレゼントしてもらえるので、長期間利用する方はよりお得になるでしょう。

値段だけでなくサポートが充実しているのもGMOとくとくBB光の特徴で、24時間対応のカスタマーサポートや訪問サポートを提供しています。特にコストパフォーマンスを重視するユーザーにおすすめです。

月額料金

戸建て:4,818円〜
マンション:3,773円〜
(プロバイダ料金込)

契約事務手数料

3,300円

開通工事費

最大26,400円(実質無料)

スマートフォンとのセット割

なし

最大通信速度

1Gbps/10Gbps

対応エリア

全国(一部地域を除く)

契約期間

契約期間なし

違約金

無料

※2025年7月時点の情報です
※料金はすべて税込です
※詳細はリンク先をご確認ください

【戸建て】光回線10社の月額料金や速度を比較

ここでは、戸建ての料金や速度について比較表にまとめました。

事業者名 月額料金 最大通信速度 スマホセット割
auひかり 5,610円~ 1Gbps/5Gbps/10Gbps au
フレッツ光
東日本
西日本
東日本 5,720円~
西日本 5,940円~
1Gbps/10Gbps なし
ドコモ光 5,720円〜 1Gbps/10Gbps ドコモ
Softbank光 5,720円〜 1Gbps/10Gbps ソフトバンク
ワイモバイル
ビッグローブ光 5,478円〜 1Gbps/10Gbps au
UQモバイル
ビッグローブモバイル
So-net光 4,500円〜 1Gbps/10Gbps au
UQモバイル
NUROモバイル
@nifty光 5,720円〜 1Gbps/10Gbps au
UQモバイル
楽天ひかり 5,280円 1Gbps 楽天モバイル
(ポイント還元)
NURO光 5,200円〜 2Gbps/10Gbps ソフトバンク
ワイモバイル
NUROモバイル
GMOとくとくBB光 4,818円〜 1Gbps/10Gbps なし

【マンション】光回線10社の月額料金や速度を比較

ここでは、マンションの料金や速度について比較表にまとめました。

事業者名 月額料金 最大通信速度 スマホセット割
auひかり 4,180円~ 1Gbps/5Gbps/10Gbps au
フレッツ光
東日本
西日本
東日本 3,135円~
西日本 3,520円~
1Gbps/10Gbps なし
ドコモ光 4,400円〜 1Gbps/10Gbps ドコモ
Softbank光 4,180円〜 1Gbps/10Gbps ソフトバンク
ワイモバイル
ビッグローブ光 4,378円〜 1Gbps/10Gbps au
UQモバイル
ビッグローブモバイル
So-net光 3,400円〜 1Gbps/10Gbps au
UQモバイル
NUROモバイル
@nifty光 4,378円〜 1Gbps/10Gbps au
UQモバイル
楽天ひかり 4,180円 1Gbps 楽天モバイル
(ポイント還元)
NURO光 3,850円〜 2Gbps/10Gbps ソフトバンク
ワイモバイル
NUROモバイル
GMOとくとくBB光 3,773円〜 1Gbps/10Gbps なし

光回線を選ぶときに確認したいポイント


光回線は料金の安さだけでなく、利用シーンに合ったサービスを選ぶことが重要です。

ここでは、光回線選びで特に重視したいポイントを3つ解説します。

通信速度は使用用途に合っているか

これまで、光回線の速度は最大1Gbpsが主流でしたが、現在では5Gbpsや10Gbpsといった高速プランも提供されています。オンラインゲームや4K動画の視聴、大容量ファイルのダウンロードを頻繁に行う場合は、高速なプランが適しています。

ただし、注意すべきは「公式サイトに記載されている通信速度は、理論上の最大値である」という点です。実際にその速度が約束されているわけではありません。特に、マンションなどの集合住宅では、多くの住人が利用しやすい夜間の時間帯などは速度が下がる傾向にあるため、注意しましょう。

光回線で最も重視するのは「速度」という方は、別記事「速度の速い光回線おすすめ10選|独自回線や選び方のポイントを解説」もご覧ください。

実際の月額料金はいくらになるのか

インターネットの利用には、基本料金以外にもさまざまな費用がかかります。料金を比較する際は、実際に支払うトータルコストを把握しましょう。

<基本料金以外にかかる主な費用>

開通工事費
契約事務手数料
光電話やテレビなどのオプション料金
Wi-Fiルーターレンタル費用

インターネットの月額料金を抑える方法もあります。

たとえば、使用している携帯電話のキャリアと組み合わせるセット割を活用すれば、毎月の通信費を削減できます。また、申し込む時期によってはキャッシュバックキャンペーンを実施していることもあります。

オプションやキャンペーンも考慮しながら、実際に月々いくら支払う必要があるのかを把握しておくと、家計への影響を抑えられるでしょう。

契約期間や解約違約金はあるのか

光回線の多くは、2年・3年といった契約期間が設定されています。この期間内に解約してしまうと違約金が発生することがあるため、契約前に必ず確認しておきましょう。

ただし、近年は契約期間の縛りがないプランを提供する事業者も増えています。転勤や引っ越しの可能性がある方や、将来的に他社への乗り換えを検討している方は、契約期間なしのプランを選ぶことをおすすめします。

また、開通工事費を月割で支払っている場合は、残債の精算をしなければなりません。期間内に解約する可能性がある場合は、あらかじめ解約時の費用や流れを把握しておくと安心です。

光回線を契約する前に知っておきたい注意点

光回線の契約を検討している方は、申し込み前に知っておくべき注意点があります。これらのポイントを事前に理解しておくと、契約後のトラブル回避につながるでしょう。

申し込みから開通まで時間を要する

光回線は、申し込みから開通まで早ければ2週間程度で完了できます。しかし、申し込みが多く混雑している時期は、1カ月以上かかる場合もあります。

特に、3月〜4月の引っ越しシーズンは申し込みが集中するため、開通まで時間がかかる傾向です。この時期に引っ越しを予定している方は、新居が決まり次第すぐに光回線の申し込みを行うことをおすすめします。

リモートワークなど光回線を使うタイミングが明確な場合は、混雑時期ではなくても余裕を持って1〜2カ月前には申し込みを済ませておきましょう。また、急いでインターネット環境が必要な場合は、開通までの期間限定でモバイルWi-Fiをレンタルするという選択肢もあります。

開通工事ができないケースがある

エリア検索で対象エリアに該当していても、実際には開通工事ができないケースがあります。

<開通できない主なケース>

物理的に光ファイバーの引き込みが困難
電柱から建物までの距離が離れすぎている
マンションの管理組合や大家が工事を許可しない
集合装置のポートに空きがない

ケースによっては、他の光回線サービスを利用することで解決する場合があります。事業者によって工事方法や対応可能な条件が異なるため、複数の選択肢を検討することが重要です。

光回線の工事がどうしても難しい場合は、ホームルーターやモバイルWi-Fiといった代替手段を検討しましょう。

撤去工事や費用が発生するケースがある

光回線は、解約時に屋外から室内への配線や設置した機器を撤去するための工事が発生するケースがあります。特に戸建て住宅では、外壁に設置した引き込み線や光コンセントの撤去が必要になる場合があります。

撤去工事が必要となる場合の費用相場は、1万~3万円です。現在利用している光回線を解約する場合や、これから契約する光回線をいずれ解約する予定がある方は、解約時の撤去工事についても把握しておきましょう。

なお、撤去工事が発生しない場合でも、ONUやホームゲートウェイなどのレンタル機器の返却が必要です。

解約手続き時に指定された期限内に機器を返却しないと、延滞金や機器代金の請求が発生する可能性があるため、注意してください。

光回線を契約する流れ

光回線の契約から利用開始までの流れを説明します。事前に手順を把握し、スムーズに光回線を導入しましょう。

1.利用できるかどうか「エリア検索」で確認する

まずは、検討している事業者が自宅で利用できるかどうか「エリア検索」で調べましょう。主要な光回線事業者のエリア検索は以下で調べられます。

フレッツ光(東日本エリア西日本エリア

提供エリア検索は、郵便番号や住所を入力するだけで簡単に提供状況を確認できます。マンションの場合は、建物名まで正確に入力することで、より詳細な対応状況がわかります。番地やマンション名の候補が選択肢に表示されるので、操作に困ることはないでしょう。

2.光回線の申し込みを行う

エリア検索により自宅が提供エリア内であると確認ができたら、申し込み手続きを行います。

申し込み方法は、オンライン申し込みまたは電話です。オンラインなら24時間受付可能で、電話よりもつながりやすく手軽であるためおすすめです。

なお、契約する事業者によっては別途プロバイダ契約が必要となる場合があります。この場合は光回線事業者だけでなく、プロバイダへの申し込みも必要なため、忘れないようにしましょう。

事業者名 プロバイダへの申し込み
auひかり 不要(選択式)
フレッツ光(東日本西日本 必要
ドコモ光 不要(選択式)
Softbank光 不要
ビッグローブ光 不要
So-net光 不要
@nifty光 不要
楽天ひかり 不要
NURO光 不要
GMOとくとくBB光 不要

 

プロバイダについて詳しく知りたい方は、別記事「【最新版】プロバイダおすすめ7選!徹底比較で失敗しない選び方」をご覧ください。

3.工事日を決める

光回線は、契約したらすぐ使えるわけではありません。申し込み後は、開通工事の日程調整を行います。

開通工事とは、自宅でインターネットを使用できるように光回線を引き込む工事で、立ち合いが必要となるケースもあるため、都合のつく日を設定しましょう。

<工事の立ち合いが必要になる主なケース>

初回の光回線導入
屋内への配線
光コンセントの設置
機器の設置・設定作業

マンションや賃貸に住んでいる場合は、共用部分の工事が必要な場合もあるため、工事前に管理人や管理会社へ連絡し、工事の許可を得ておきましょう。

光回線工事についてより詳しく知りたい方は、別記事「光回線工事の流れと期間|戸建て・マンション別に解説」をご覧ください。

4.インターネット利用に必要なものを準備する

申し込み後は、事業者から「ONU」と呼ばれる光回線終端装置やホームゲートウェイなどの機器と設定に関する書類が届きます。これらは開通時に必要となるため、大切に保管しておきましょう。

また、自宅内のインターネット環境を整えるためには別途Wi-Fiルーターの購入が必要なケースがあります。

<Wi-Fiルーターが必要なケース>

ONUにWi-Fi機能が搭載されていない場合
より高性能なWi-Fi環境を求める場合
広い住宅で電波を隅々まで届けたい場合
複数デバイスの同時接続を安定させたい場合

事業者や契約内容によってはWi-Fiルーターをレンタルできることもあります。

しかし、自宅で大容量の通信が必要、複数台の機器を接続したいなど用途が明確な場合は、必要なスペックを満たすWi-Fiルーターがあると安心です。

5.利用開始

開通工事の立ち合いが必要な場合、工事が終了すればインターネットが使用できます。

無派遣工事と呼ばれる立ち合い不要の場合は、自身のパソコンやスマートフォンから接続設定を行うだけで使用できるようになります。

光回線についてよくある質問

Q.光回線を乗り換える時に期間を空けないようにできる?

できます。ただし、状況によって対応方法が異なります。

現在利用しているサービスが光回線以外(CATVやADSLなど)の場合は、新しい光回線の開通後に既存サービスを解約すれば、インターネットが使えない期間を作らずに済みます。

光回線同士の乗り換えの場合は、新旧のプロバイダーへ連絡しましょう。解約日と開通日を同日に設定できれば、空白期間を避けられます。

ただし、場合によっては同日設定できない可能性もあります。不安な方は、事前に問い合わせ窓口で確認してください。

Q.月々の料金を安くするにはどうしたらいい?

使用中の携帯電話のキャリアと組み合わせた割引を活用するのがおすすめです。

auやドコモなどの各キャリアでは、光回線とのセット割を提供しています。これを活用すると、光回線の月額料金を節約できます。

<主なセット割の組み合わせ>

ドコモの携帯 × ドコモ光(最大1,100円/月割引)
ソフトバンクの携帯 × ソフトバンク光(最大1,100円/月割引)

auの携帯 × auひかり(最大1,100円/月割引)

セット割は家族分も適用されるため、4人家族なら月額最大4,400円も節約できるでしょう。

さらに、申し込み時に実施しているキャッシュバックキャンペーンを適用すれば、初期費用を抑えられます。

高額キャッシュバックの詳細について別記事「【2025年最新】高額キャッシュバック光回線11選|初期費用を抑えてお得に契約!」をご覧ください。

Q.工事不要でインターネットを使う方法はありませんか?

ホームルーターやモバイルWi-Fiを使用する方法があります。

ホームルーターやモバイルWi-Fiは、工事不要で契約後すぐに利用できる点がメリットです。

住所変更の手続きさえ行えば引っ越し先でもすぐにインターネットを使えます。

転勤などで転居が多い方にもおすすめです。

ホームルーターの詳細については「ソフトバンクエアーの評判・口コミは?5Gの通信速度や料金などを徹底解説」もご参照ください。

まとめ

光回線の事業者を比較する際は、月額の費用はもちろん、使用用途に合った通信速度、スマホセット割を含めたランニングコストを考慮することが重要です。また、転居や乗り換える可能性がある場合は、あらかじめ契約期間や解約条件についても確認しておきましょう。

光回線は申し込みから開通まで時間がかかる場合があります。状況次第では工事ができないケースもあることを理解したうえで、計画的に契約手続きを進めましょう。