「おすすめのトリートメントが知りたい」「トリートメントはどう選べばいい?」など、トリートメント選びで悩んでいる方はいませんか?トリートメントは、保湿力や補修効果、髪質に合った成分が配合されているかで選ぶべきです。
この記事では、トリートメント基礎知識をはじめ、おすすめの商品や選び方について紹介します。ぜひ参考にして、自分の髪質に合ったトリートメントを見つけてみてください。
トリートメントの基礎知識
まずは、トリートメントの基礎知識から紹介します。
トリートメントの効果は?
トリートメントは、髪の乾燥やダメージを補修・保護する効果が期待できるアイテムです。「インバストリートメント」と「アウトバストリートメント」の2タイプがあり、打つものケアにプラスすることで、髪へのダメージを抑えることができます。カラーやアイロン、紫外線などによって日常的にダメージは蓄積するものです。傷んだ髪を健やかな髪へと導くためにも、トリートメントを使用しましょう。
リンスやコンディショナーとの違い
トリートメントは、髪の内部に成分を浸透させて髪の状態を整える役割があります。髪の傷みを補修したり、質感を調整したりするものもあるため、ヘアケアとしておすすめのアイテムです。リンスとコンディショナーは、主に髪の表面をなめらかにする役割があります。髪表面の滑りをよくすることで、キューティクルの傷みを防いでパサつきなどを抑えます。
トリートメントの種類
ここで、トリートメントの種類とそれぞれの特徴を紹介します。
クリーム
クリームタイプには、髪に適度な水分と栄養を与えてくれる特徴があります。なめらかな使い心地で油分も多いため、髪のまとまりを良くしたい方やくせ毛やダメージヘアに悩んでいる方におすすめです。クリームタイプは、インバス・アウトバスともに商品があります。髪質に合ったテクスチャを選ぶことでスタイリング剤としても使用できるでしょう。
ミルク
ミルクタイプは、オイルよりも水分が多いため髪の水分量を整えるのに役立ちます。つけ心地もオイルより軽く、キューティクルの内側に浸透して傷んだ髪を内側から補修してくれる効果が期待できるため、広がりやすい髪質の方やブリーチやパーマによるダメージが気になっている方におすすめです。
ジェル
ジェルタイプは、クリームやミルクよりも髪にさっとなじむ特徴があります。保湿効果にとても優れているため、やわらかい質感を髪に与えてくれるでしょう。髪がよく絡んでしまう方は、ジェルタイプがおすすめです。
オイル
オイルタイプは、油分が多く、髪の広がりを抑えてまとまりやすくしてくれる特徴があります。アウトバスタイプに多く採用されているのもオイルタイプで、濡れ髪のような質感が好きという方にはピッタリでしょう。また、手触りも良く、表面のツヤも出してくれるので、髪の乾燥が気になる方やダメージが気になるという方にもおすすめです。
ミスト
ミストタイプは、霧状のトリートメントで、サラサラとした軽い仕上がりにしてくれるのが特徴です。スプレー式になっているので、さっと振りかけるだけで簡単にスタイリングができます。ミストタイプのほとんどがアウトバスタイプです。オイルタイプと併用することで、よりしっとりとした髪質になるでしょう。細くて柔らかく髪がペタッとなりやすい方やトリートメント後のボリュームダウンが気になる方におすすめです。
スプレー
スプレータイプは、ミストタイプと特徴が同じで、髪にさっと振りかけるだけでトリートメント効果を感じられます。また、スタイリングも同時にできてしまう優れものとして、一つでも手元に置いておくと重宝するでしょう。手に直接つける必要がないので使いやすく、サラサラとした軽い仕上がりにしてくれます。忙しい朝こそ「スタイリングに手間をかけたくない」という方は、スプレータイプに注目してみてください。
トリートメントを選ぶ際のポイント
ここで、トリートメントを選ぶ際のポイントについて紹介します。
保湿力
しなやかでサラツヤな髪に必要なのは、肌と同じ「うるおい」です。髪は、肌と同じように乾燥が進むと水分量が低下し、パサパサした状態になります。髪がパサつくと広がりやすくなるため、美しい髪とは言えなくなる可能性も。また、年齢が進むにつれて水分量も低下してしまうため、保湿は欠かせません。以下、トリートメントに配合されているおすすめの保湿成分です。
・コラーゲン
・ヒアルロン酸
・セラミド
・アルギニン
・グルタミン酸
・天然成分
トリートメントを選ぶ際は、上記のような保湿力の高い商品を選んでみましょう。
補修効果
パサつきやうねりは、髪の奥深くまで受けているダメージが原因で起こります。髪の 内部までしっかりと成分を浸透させることができれば、髪の内側からの補修が叶います。「髪質改善」と謳っているトリートメントには、しっかりとダメージを補修してくれる成分が含まれているため、パサつきやうねりなどの悩みを抱えている方は、補修効果のある商品を選んでみましょう。以下、トリートメントに配合されている補修効果成分です。
・加水分解ケラチン
・加水分解コラーゲン
・加水分解ミルク
・加水分解ダイズタンパク
年齢とともに髪のダメージは蓄積されやすくなります。補修効果のあるトリートメントで毎日のケアを行えば、髪の健康も保ちやすくなり、手強いダメージにもしっかりとアプローチできるでしょう。
エイジングケア成分
エイジングケア成分が配合されているトリートメントは、髪を若々しく保つのに役立ちます。頭皮の健康は、生えてくる髪の毛に直結します。 いくら髪の毛をケアしても、頭皮が栄養失調であれば、改善も難しいでしょう。「髪質改善トリートメント」には、頭皮のことを考えて作られている商品が多いです。必要な栄養素を頭皮にたっぷりと与えることで、健康的なツヤのある髪を目指すことができるでしょう。
髪質に合った成分
髪質に合った成分のトリートメントを選ぶのも重要です。以下、悩み別のおすすめ成分です。
・うねり、くせ毛:コラーゲン、アルガンオイル、ホホバオイルなど
・ボリューム不足:加水分解コラーゲン、ノンシリコン処方など
・パサつき、広がり:セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなど
・ダメージ:ヘマチン、加水分解ケラチン、加水分解ミルクなど
うねり・くせ毛の成分が配合されていることで、サラッとまとまる髪に仕上げることができ、ボリューム不足に最適な成分が配合されていることでボリュームアップを目指すことができます。パサつき・広がりに効果が期待できる成分が配合されていることでしっとりとまとまる髪質へ仕上げることができ、カラーはパーマによって受けたダメージに適した成分であれば、うるツヤな髪に仕上げることができます。
自分の髪質に合った成分が配合されているトリートメントを選ぶことで、自分が理想とする髪質を手に入れることができるでしょう。
パッケージ
トリートメントには、チューブタイプやジャータイプなどの種類があります。自分が使いやすいものを選ぶことで、トリートメントをするのが楽しくなるでしょう。また、毎日使用するにしても、週1~2回のスペシャルケアとして使用するにしても、価格に注目してみるのも良いでしょう。続けやすい価格であれば、少しずつ美しい髪質に近づいていくはずです。おしゃれなパッケージであれば、プレゼントにも最適でしょう。
シリコンの有無
トリートメントには、「シリコンイントリートメント」と「ノンシリコントリートメント」の2パターンがあります。シリコンイントリートメントは、しっとりとまとまりのある髪に仕上げたい時に最適であるとともに、手触り感もツヤ感もアップさせてくれます。
ノンシリコントリートメントは、細くやわらかい髪質に最適でダメージを補修しながら、ハリやコシをアップさせてくれます。シリコンイントリートメントを使ってボリューム感がなくなったと感じた場合は、一度ノンシリコントリートメントに変更してみるのも良いでしょう。
おすすめのトリートメント10選
ここで、おすすめのトリートメントを紹介します。
トリートメントの正しい使い方
ここで、トリートメントの正しい使い方について紹介します。トリートメントには、インバストリートメントとアウトバストリートメントがあります。それぞれ洗い流す・流さないの特徴があるため、別々に使用方法を紹介します。間違った使用方法だとトリートメントの効果を最大限に引き出すことができないため、ぜひ参考にして、正しい使用方法で使ってみてください。
インバストリートメントの場合
インバストリートメントの場合は、以下の手順で使用します。
①シャンプー後、軽く水気を切る
➁毛先から順にトリートメントをつけてなじませる
➂トリートメントが浸透するまで時間を置く
④しっかりと洗い流して、ドライヤーで乾かす
シャンプー後に水気をきることを怠るとトリートメントの効果が薄まってしまう可能性があるため、面倒な作業でありますが水気は切るようにしましょう。毛先などダメージが大きい部分は重ね塗りをするのも良いです。洗い流す時は、髪を傷めてしまわないよう、擦らず優しく行うようにしてください。
アウトバストリートメントの場合
アウトバストリートメントの場合は、以下の手順で行います。
①タオルドライでしっかりと水気を切る
➁トリートメントを毛先から順につけてなじませる
③ドライヤーで乾かす
アウトバストリートメントは、洗い流す必要がないことから、塗り過ぎてしまうとべたついてしまいます。少しづつ足して塗っていくことで、自分の髪量に応じた量を見分けることができるため、最初から多くの量の塗らないようにしましょう。また、ドライヤーで乾かす場合は、キューティクルを傷つけないよう髪から20cm以上離し、長時間同じ箇所に熱を与えないようにしましょう。
トリートメントを使う際の注意点
ここで、トリートメントを使う際の注意点について紹介します。
時間を置く
トリートメントを塗った後は、成分が浸透するように時間を置くようにしましょう。数分から数十分置くのが一般的ですが、選ぶ商品によって時間は異なるため、使用前に確認することをおすすめします。
頭皮にはつけない
頭皮に油分の多いトリートメントをつけてしまうと、毛穴詰まりや頭皮トラブルの原因になってしまうことがあります。無駄なトラブルを避けるためにも頭皮には塗らず、髪の中間や毛先など、髪の表面のみに塗るようにしてください。
トリートメントのよくある質問
ここで、トリートメントのよくある質問と回答を紹介します。
毎日使用してもよい?
トリートメントは毎日使用しても問題ありません。家庭で使用するトリートメントは何日もの間ずっと効果が持続するものではないため、効果を持続させたいのであれば、毎日の使用をおすすめします。もし、コンディショナーを使用しているのであれば、週2~3回の使用でも良いでしょう。
トリートメントを塗った後、何分置いたら洗い流すべきですか?
トリートメントを塗った後の置き時間は、商品によって異なります。一般的には数分~数十分ですが、商品に記載がない場合は、メーカー指定の時間を置くようにしましょう。
トリートメントはシャンプーのあとに使うべき?
トリートメント「シャンプーの後に使用するか」、「シャンプー・コンディショナーの後に使用するか」など、商品によって順番が異なります。商品ごとに最大限の効果を得られる順番が違うため、メーカーが推奨している順番で使用するようにしましょう。
トリートメントを洗い流す時に冷水を使うとよいのは本当?
キューティクルには、冷たい環境下で閉じやすくなるという特徴があります。トリートメント後すぐに冷水で流すのでなく、一旦ぬるま湯で洗い流した後に冷水で流しましょう。最後に冷水で流すことにより、手触りがやわらかい閉じたキューティクルに仕上げることができます。
スペシャルケアのトリートメントで理想の髪質を手に入れよう!
おすすめのトリートメントについて紹介しました。トリートメントは、髪の乾燥やダメージを補修・保護する効果が期待できるアイテムです。選ぶ際は、保湿力や補修効果、髪質に合った成分が配合されているかに注目してみましょう。今回紹介した商品を参考に、スペシャルケアのトリートメントで、ぜひ理想の髪質を手に入れてみてください。