カラーシャンプーは、カラーリング後に気になる黄ばみや赤み、退色のケアに使われます。カラーシャンプーにも様々なバリエーションがあるので、選ぶのが難しいと感じる人も多いかもしれません。
そこで今回は、カラーシャンプーのおすすめ9製品を厳選してご紹介します。
カラーシャンプーの特徴、選び方、よくある質問と答えもご説明しているので、ぜひ最後までお読みください。
目次
カラーシャンプーとは?役割と効果について
カラーシャンプーは美容院やバラエティショップなどでよく見かけますが、一体どんな役割を持つのでしょうか?
カラーシャンプーとは何なのか?カラートリートメントとの違いは何なのか?という点について解説していきます。
カラーシャンプーは髪色の退色を抑えたり、ニュアンスをプラスするアイテム
カラーシャンプーとは、ヘアカラー後の退色や黄ばみ、赤みなどをカバーするためのアイテムです。
ヘアカラー直後はきれいな色でも日々の洗髪や紫外線などの影響で変色したり、もともとの髪の色素の影響で黄ばみや赤みが出たりします。
しかし、変色するたびに染めなおすとお金もかかりますし、髪の毛にも負担がかかってしまいます。
カラーシャンプーは金髪、ハイトーンカラー、アッシュカラーなどをきれいに保つ効果があるので、髪を染めた後のホームケアとして使われています。
カラーシャンプーとカラートリートメントとの違い
カラーシャンプーとカラートリートメントの働きには、とくに違いはありません。
この2つのアイテムの違いとしては、形状(液体かクリーム状か)や使用方法などが挙げられます。
カラートリートメントは色素が入っている分、一般的なトリートメントよりもケア成分の割合が低く、頭皮付近にはつけないため色ムラになりやすいという難点があります。
メーカーによっては同じラインでカラーシャンプーとカラートリートメントを販売していることもありますが、基本的にはカラーシャンプーだけで大丈夫です。
カラーシャンプーが向いている人・向いていない人
カラーシャンプーを使うのが向いている人、向いていない人、それぞれの特徴をご紹介します。
向いている人
まずは、どんな人がカラーシャンプーの使用に向いているのか見ていきましょう。
ブリーチや何度もカラーリングをしている人
ブリーチで脱色したり、何度もカラーリングを繰り返して退色しやすい人はカラーシャンプーの使用が向いています。
週に2回程度カラーシャンプーを使うと、髪色をキープしやすいです。
髪色が退色しやすい人
髪が細くやわらかい人は、ヘアカラーをしても色が抜けやすい傾向にあります。
退色が進む前に、カラーシャンプーを取り入れてケアするのがおすすめです。
ハイトーンカラーが好きな人
ハイトーンカラーは、ちょっとしたニュアンスでも大きな影響があります。
日本人の髪の毛は黄色いメラニン色素を多く含んでおり、その色素はブリーチでも完全に抜くのが難しいのでカラーシャンプーを利用するときれいな状態をキープしやすくなります。
向いていない人
続いて、カラーシャンプーが向いていない人の特徴を2つご紹介します。
カラーリングをしていない人
髪の毛を染めたことがない人はカラーシャンプーを使っても効果はありません。
カラー剤とは違って髪色自体を変える力はないため、黒髪のままカラーシャンプーを使っても髪色は変化しません。
黒髪の人が黒髪をきれいに保つために黒いカラーシャンプーを使うことはありますが、紫やピンクなどのカラーシャンプーを使っても効果を感じることはあまりないでしょう。
ダークトーンのカラーが好きな人
暗髪といわれるダークトーンのヘアカラーが好きな人は、カラーシャンプーによる変化を感じにくいかもしれません。
ダブルカラー(ブリーチしてからヘアカラーする)している人は退色しやすいので、アッシュやシルバー、ブルーなどのカラーシャンプーは有効です。
地毛に近いトーンのヘアカラーの人がカラーシャンプーを使う場合は、ブラウンやアッシュ系など抑えめなトーンのものを選ぶと良いかもしれません。
カラーシャンプーの選び方3つのポイント
カラーシャンプーを選ぶ上で大切な3つのポイントについて、詳しく解説します。
髪色や好きな仕上がりの色味から選ぶ
1つめのポイントは、今の髪色や好きな仕上がりからカラーシャンプーの色味を選ぶと良いでしょう。
まずは、カラーシャンプーで人気のあるカラーをご紹介します。
そのあとで、残りの2つのポイントについて説明します。
紫シャンプー:ハイトーンカラーの黄ばみ対策
紫の色素が配合された紫シャンプーは、金髪やハイトーンカラーの黄ばみ対策におすすめです。
上記の通り、日本人の髪の毛は色素の関係で脱色しても黄色みや赤みが残りやすいので、黄色の補色である紫色を入れることできれいなハイトーンカラーをキープできます。
ブラウンシャンプー:ブラウン系カラーの退色対策に
ブラウンシャンプーには濃いブラウンの染料が配合されており、黄ばみや赤みに転んだ髪色をきれいなブラウンカラーに整えてくれます。
ブラウン〜ベージュ系のヘアカラーにしている人におすすめです。
ピンクシャンプー:ピンク系のニュアンスキープに
ピンクシャンプーは、色持ちが難しいピンク系のヘアカラーをキープするのに使えます。
カラーシャンプーの中でも色素が入りやすいため、カラーヘアにピンクニュアンスをプラスしたいときにも使えます。
ブルーシャンプー:ブルー系のヘアカラーや暗髪の退色対策
ブルーシャンプーは、青みをプラスしてくれるカラーシャンプーです。
日本人の髪色は黄色くなりやすいので、青系のヘアカラーにすると色落ちしたときに緑っぽい色味になってしまいます。
ブルーシャンプーで青みを補ってあげることで、ブルー系ヘアカラーもきれいに保てます。
シルバー・アッシュ系:シルバーヘアのキープや褪色対策に
シルバー、アッシュ系のカラーシャンプーは髪の黄ばみや赤み、オレンジみなどが抑えられます。
透明感もプラスされるので、染めたてのきれいさを取り戻したい人、ニュアンスが大切なカラーを楽しみたい人におすすめです。
染める力で選ぶ
2つめの選択ポイントについて説明します。
カラーシャンプーは、製品によって染料の含有量が異なります。
色素が強いから良い、弱いから悪いというわけではありません。しっかりと発色してカラーヘアを楽しむ、ニュアンスをプラスしてきれいな状態をキープする、など製品によって目的が異なります。
公式ページや口コミなどを参考に、自分の好みの仕上がりに近いものを選びましょう。
成分で選ぶ
3つめの選択ポイントです。
カラーリングをした髪の毛はダメージを受けやすく、乾燥しやすい状態なので、なるべく負担を抑えるためにもケア成分が入ったカラーシャンプーがおすすめです。
保湿成分、毛髪修復成分、植物エキス(またはオイル)など髪の毛に優しい成分が入ったものを選びましょう。
商品によっては放置時間が異なるので事前にチェックしよう
カラーシャンプーは色を入れるため、泡を全体に塗ってから放置することを推奨している製品が多いです。
放置時間は製品によって異なるので、購入前にチェックしましょう。
カラーシャンプーのおすすめ9選をカラー別に紹介
カラーシャンプーのおすすめ製品9選を、カラー別に詳しくご紹介します。
紫シャンプーおすすめ3商品
まずは、金髪やハイトーンカラーの黄ばみ対策におすすめの紫シャンプーを3つご紹介します。