おすすめのナイアシナミド美容液10選｜期待できる効果や選び方も紹介

「おすすめのナイアシンアミド美容液が知りたい」「ナイアシンアミド美容液はどう選べばいい？」など、ナイアシンアミド美容液の選び方で悩んでいる方はいませんか？
この記事では、おすすめのナイアシンアミド美容液をはじめ、期待できる効果や選び方について紹介します。また、より効果的にするポイントについてもまとめているので、ぜひ参考にして、自分の肌に合ったナイアシンアミド美容液を見つけてみてください。

目次

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ナイアシンアミドとは

ナイアシンアミドとは「ニコチン酸アミド」とも呼ばれているビタミンB3の一種です。2007年に医薬部外品美白有効成分として厚生労働省に認可され、2018年にはシワ改善有効成分として承認を得ました。さまざまな肌悩みにアプローチできる成分であることから、今では化粧水や美容液、クリームやフェイスパックなど、あらゆるスキンケア製品に配合されています。
また、ナイアシンアミドはカツオやキノコ類などに多く含まれ、食べ物からも摂取できます。皮膚や粘膜をすこやかに保ち、血行促進作用などの健康効果も期待できるので、美や健康のためにも積極的に摂取してほしい成分です。

ナイアシンアミドの期待できる美容効果

ここで、ナイアシンアミドの期待できる美容効果について紹介します。

シミ予防

紫外線を浴びることによって作られるメラニンが原因でシミはできます。ナイアシンアミドは、メラニン色素を抑制する作用があり、シミを防ぐ効果が期待できます。また、メラニン色素を肌の表面に運ぶのを抑制する働きによって色素沈着を防ぎ、透明感のある肌へと導きます。

シワ改善

シワが起きる原因の一つとして、肌の奥(真皮)にあるコラーゲンの減少が挙げられます。ナイアシンアミドは肌の奥に働きかけてコラーゲンを生成します。コラーゲンが増えることで、肌のハリや弾力がアップし、シワ改善へと繋がるのです。
また、ナイアシンアミドはシワ改善有効成分として厚生労働省からも承認されています。きちんと効果が承認されている成分なので、シワ改善を求めている方には外せない成分でしょう。

肌荒れ・ニキビ予防

ナイアシンアミドには、肌荒れ予防にも効果が期待できます。また、セラミドを増やす働きによって、さまざまな肌トラブルのバリア機能も果たします。セラミドは、元々肌に存在して水分の蒸発を防いでくれる成分ですが、年齢と共に減少し、50代では20代の約半分になってしまいます。
バリア機能が弱くなると肌が乾燥し、外部からの刺激を受けやすくなり、肌荒れやニキビなどの肌トラブルが起こりやすくなります。セラミドを増やせばバリア機能が向上し、肌荒れを予防することができます。セラミドを増やすためにも、ナイアシンアミドはとても重要な成分だといえます。

保湿

肌の表皮には角層細胞というものがあり、角層細胞どうしの隙間には「細胞間脂質」があります。細胞間脂質は、外的刺激から肌を守るための重要な因子で、加齢やさまざまな要因によって減ってくると、バリア機能が低下し、肌荒れや乾燥を招きます。
ナイアシンアミドには、セラミドなどの細胞間脂質の産生を促し、角質層をセラミドが隙間なく満たす作用があります。セラミドで角質層を隙間なく満たすことで適切な水分量が維持され、保湿効果も高まるというわけです。

ナイアシンアミドは敏感肌にもおすすめ

ナイアシンアミドは、肌のバリア機能をサポートし、外部からの刺激からも肌を守ってくれるため、敏感肌の方にもおすすめの成分です。効果の高い成分は、その分肌への刺激になることも多く、赤みや痒み、かさつきなどの肌トラブルが生じることがあります。しかし、ナイアシンアミドは肌への刺激が起こりにくい成分としても知られており、低刺激処方や敏感肌向けのスキンケア商品にも配合されています。
もちろん、全ての方にアレルギー反応や肌トラブルが起きないわけではありませんが、敏感肌の方が本格的なエイジングケアとして取り入れる成分としてはピッタリでしょう。

ナイアシンアミド配合の「医薬部外品」と「化粧品」の違い

ナイアシンアミドが配合されているスキンケア商品は、医薬部外品と化粧品の2種類に分けられます。医薬部外品は、特定の肌悩みに対する予防や改善効果が認められているのが特徴で、ナイアシンアミドが一定量以上配合されており、尚且つ、規定量を超えて配合できないようになっています。化粧品は、肌を美しく清潔に保つことが目的で作られているスキンケア商品です。配合量の規定がないため、高濃度配合することも可能ですが、逆に配合量がごく少量ということもあります。
スキンケア商品の中には「ナイアシンアミド10%以上配合」というものもありますが、中には濃度が明記されていないものもあります。そのため、一定量以上のナイアシンアミドが配合されているスキンケア商品を使いたい場合は、医薬部外品を選ぶことをおすすめします。

ナイアシンアミド美容液をより効果的にするポイント

ここで、ナイアシンアミド美容液をより効果的にするポイントについて紹介します。

エイジングケアが目的なら朝晩のケアに取り入れる

ナイアシンアミドを配合している美容液は、基本的に朝晩関係なく使用できますが、エイジングケアを目的とするのであれば、朝・晩両方に使用することをおすすめします。ナイアシンアミドは、バリア機能をサポートする作用があることから、朝に使用することで日中のダメージから肌を守ることができます。
また、寝ている間は成長ホルモンが分泌されるとともに、ナイアシンアミドのメラニンを抑制する働きによって、日中に受けたダメージを回復できます。肌が生まれ変わる夜は、クリームや美容液で念入りにケアしましょう。

他のスキンケア成分との併用で相乗効果を狙う

ナイアシンアミドは、さまざまな肌悩みにアプローチできる成分ですが、単体で使用するよりも他の成分と併用して使うのも良いでしょう。例えば、シワ改善が目的である場合は、ナイアシンアミドと同じ有効成分として厚生労働省に承認されている「レチノール」の併用がおすすめです。

ナイアシンアミドと相性の良い成分

ナイアシンアミドと相性の良い成分を以下にまとめました。敏感肌の方にもおすすめの組み合わせなので、ぜひチェックしてみてください。

・ナイアシンアミド×ビタミンC
・ナイアシンアミド×サリチル酸
・ナイアシンアミド×セラミド
・ナイアシンアミド×ヒアルロン酸

ビタミンCには、メラニンの産生を抑えたり、コラーゲンの生成に必要な成分があります。組み合わせることで、しわ改善や美白の相乗効果が期待できるでしょう。サリチル酸は、肌表面の古い角質を除去したり、なめらかな肌づくりをサポートしたりなどの作用があります。組み合わせることですべすべの肌を手に入れることができるでしょう。
セラミドは、バリア機能をサポートし、肌の水分を保つ作用があります。乾燥肌や敏感肌の方にもおすすめで、組み合わせることでよりバリア機能を高めることができるでしょう。ヒアルロン酸は、保湿効果が高く肌のうるおいを保つ効果が期待できる成分です。ナイアシンアミドと組み合わせることで保湿効果が高まり、ハリやツヤもアップするでしょう。

効果を感じるまで1～3ヵ月ほどじっくり使う

個人差はありますが、一般的にターンオーバーにより新しい肌に変化していくのは4週間ほどかかり、年齢より時間が延びていきます。。したがって、美白やシワ改善に対して効果が実感できるのは、早くても1ヶ月～3ヶ月ほどの期間が経過してからとなります。。
肌が生まれ変わるターンオーバーサイクルは、20代で約28日、40代で約45日必要といわれています。サイクルに当てはめると使い始めから約1ヶ月、長ければ1ヶ月半ほど使い続けなければ、肌への効果を感じられないということになります。そもそもスキンケア商品は、「使ってすぐに効果が現れる」というものではありません。使い続けることで徐々に効果をもたらしてくれるので、まずは、継続してみましょう。

ナイアシンアミド美容液の正しい使い方

ナイアシンアミド美容液は、商品によって使う洗顔後すぐに使うのか、化粧水の後に使うのかなど順番が異なるため、使用する際はパッケージの裏や公式サイトの使用方法を確認しましょう。一般的な美容液は以下の手順で使用します。

①化粧水
➁美容液
③乳液またはクリーム

基本的に、美容液は化粧水で成分が浸透しやすい状態に仕上げてから塗っていきます。また、美容液の後に乳液・クリームを塗ることで肌に蓋ができ、水分の蒸発を防ぐことができます。

レチノールを併用する場合の使い方

ナイアシンアミドとレチノールを併用する際は、ナイアシンアミドを先に塗ります。ナイアシンアミドを先に塗ることでレチノールの刺激を軽減できるとともに、ナイアシンアミドがすみずみまで浸透して、効果を発揮しやすくなります。塗る順番を逆にしてしまうとレチノールがナイアシンアミドをはじいて、効果が薄れてしまうため注意しましょう。
クリームタイプのナイアシンアミドとレチノールを併用する場合のスキンケア手順は、「化粧水→乳液→ナイアシンアミド→レチノール」です。レチノールは、ナイアシンアミドが乾くまで10～15分ほど時間を空けて塗るのがポイントです。ナイアシンアミドとレチノールを分けて塗るのが面倒だと感じる場合は、最初から一つになっている商品を選ぶのもおすすめです。

ナイアシンアミド美容液のよくある質問

ここで、ナイアシンアミド美容液のよくある質問について紹介します。

ビタミンCとの併用には注意が必要？

ナイアシナミドとビタミンCは相性が良い成分ですが、メーカーによっては「併用できない」という注意書きがされている商品もあります。この注意書きは、「ビタミンCがナイアシンアミドの安定性に影響を及ぼす恐れがある」という場合に明記されています。購入する際は、必ず商品の注意書きもチェックしておきましょう。

副作用はある？

ナイアシンアミドにほとんど副作用がないと言われています。ただ、人によっては合う・合わないがあるため、心配な場合はパッチテストを行うことをおすすめします。

使い始めた方が良いタイミングはある？

ナイアシンアミドは、シミの原因となるメラニンの生成を抑える効果が期待できるため、使い始めるタイミングとしては、「紫外線が強くなりはじめる時期」がおすすめです。紫外線は年中降り注ぐため、ナイアシンアミドも同様に年中取り入れてほしい成分ですが、とくに紫外線が強くなる時期にこそ取り入れてみてください。

ナイアシンアミド美容液で肌悩みを解消しよう！

おすすめのナイアシンアミド美容液について紹介しました。ナイアシンアミド美容液は、シミ予防やシワ改善、肌荒れやニキビ予防など、さまざまな肌悩みに効果が期待できます。単体よりも相性の良い成分が配合されていることで、より効果を実感できるでしょう。今回紹介した商品を参考に、ぜひ肌悩みを解消してキレイな肌を目指してみてください。