「おすすめのハンドクリームを知りたい!」「ハンドクリームはどう選べばいいの?」など、ハンドクリーム選びで迷っている方はいませんか?
この記事では、おすすめのハンドクリームをはじめ、選び方や正しい塗り方について紹介します。ぜひ参考にして、自分に合ったハンドクリームを見つけてみてください。
ハンドクリームの選び方
まずは、ハンドクリームの選び方から紹介します。
手の悩みに合わせて選ぶ
手の悩みに合わせてハンドクリームを選ぶのも一つの方法です。ハンドクリームには、さまざまな成分が配合されているため、成分によって得られる効果も異なります。まずは、自分の手の悩みに対応した成分が配合されているのか確認してみましょう。
乾燥を防ぎたい場合
手の乾燥を防ぎたい人は、保湿効果のある成分が配合されたハンドクリームが良いでしょう。以下、おすすめの成分です。
・セラミド
・シア脂
・ヘパリン類似物質
角質を軟化させる作用のある「グリセリン」や「尿素」は、肌を柔らかくし、手にうるおいを与えます。また、皮膚の表面に膜を張る作用のある「ワセリン」も乾燥を防止するためには効果的でしょう。
手荒れを予防したい場合
手荒れが気になる場合も乾燥を防ぐことが大事になってくるので、セラミドやシア脂などの保湿成分が配合されているハンドクリームがおすすめです。また、保湿効果が期待できる成分に加えて、抗炎症作用のある「グリチルリチン酸」が配合されたものを選ぶとなお良いです。トコフェロールが配合されたハンドクリームも手荒れ予防に効果的なので、おすすめです。
美白やシワ改善効果を期待したい場合
40代以上で手肌の美白やシワが気になるという人には、美容効果が期待できるトコフェロールをはじめ、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの成分が配合されているハンドクリームがおすすめです。トコフェロールといった有効成分はシワを改善することで若々しい印象の手肌へと近づくことができるでしょう。
敏感肌の場合
敏感肌の人は、肌への刺激が少ない「ヘパリン類似物質」や「セラミド」が配合されたハンドクリームを選びましょう。刺激が強い成分が配合されていると、手荒れが悪化してしまう可能性があります。以下、敏感肌の人が避けたほうが良い成分です。
・アルコール
・鉱物油
・着色料
・香料
・防腐剤
敏感肌の人は、できるだけ上記の成分が配合されていないハンドクリームを選ぶようにしましょう。もし使っていて「手荒れがひどくなった気がする」という場合は、すぐに使用を中止したほうが無難です。
香りで選ぶ
ハンドクリームには、無香料をはじめ、華やかなローズなどのフローラル系やフルーティ系などさまざまな香りがあります。自分の好きな香りであれば、使っていて心地いいですし、リラックス効果も期待できるでしょう。香り選びで失敗しないためにも、テスターなどがあれば、購入する前に実際の香りやつけ心地を確かめてみるのもおすすめです。
好みのテクスチャーで選ぼう
ハンドクリームを日常使いするのであれば、テクスチャーにも注目しましょう。シア脂やワセリンは、保湿力が高い反面ベタつきが出やすいという特徴があります。そのため、塗った直後スマホを触りたい人や、ベタベタ感が続くのが嫌という人は、シア脂やワセリンが配合されていない、さらっとした軽いテクスチャーのハンドクリームを選ぶと良いでしょう。
ハンドクリームはプレゼントにも◎
お祝い事や誕生日など、お世話になっている人へのギフトやプレゼントにも、ハンドクリームはピッタリの製品です。中でもハイブランドのハンドクリームは、公式オンラインサイトや店舗で購入した場合、ギフト包装がセットになっていることもあり、包装の手間も省け、送る側としても助かります。
また、もらう側からしてもハンドクリームは、「もらっても困らないもの」と認識している人が多いので、プレゼントすればきっと相手方に喜んでもらえるでしょう。
おすすめのハンドクリーム10選
ここからは、おすすめのハンドクリームを紹介していきます。「普段使いやギフトにおすすめのハンドクリーム」と「プチプラでもしっかり保湿ケアできるおすすめのハンドクリーム」の2つに項目を分けて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
普段使いやギフトにおすすめのハンドクリーム
まずは、「普段使いやギフトにおすすめのハンドクリーム」から紹介していきます。
プチプラでもしっかり保湿ケアできるおすすめのハンドクリーム
続いて、「プチプラでもしっかり保湿ケアできるおすすめのハンドクリーム」を紹介します。
ハンドクリームを使う前に知っておいた方がいいポイント
ここで、ハンドクリームを使う前に知っておいた方がいいポイントについて紹介します。
使う際は適切な使用量を
ハンドクリームの使用量は、「人差し指の第一関節の長さ」くらいが1回の適切な量です。ベタつくのが嫌で少量しか使用しないという人も中にはいるかもしれませんが、使用量が少ないとハンドクリームの効果を十分に得ることができません。
また、量が少ないことでハンドクリームを塗る際に肌との間に摩擦が生まれ、肌にダメージを与えてしまう恐れもあります。せっかくハンドクリームでキレイな手肌を手に入れようとしているのに、ダメージを与えてしまっては元も子もありません。ハンドクリームは適量を塗ることが大原則です。
まずは化粧水で保湿
ハンドクリームを塗る前に化粧水で保湿をするという人はそれほど多くはないと思いますが、実は、化粧水で保湿をしてハンドクリームを塗ることでうるおいを閉じ込め、ツヤのある手肌をキープすることができます。ハンドクリームの主力成分は、シア脂やワセリンなどの水分の蒸発を抑えるエモリエント成分です。
エモリエント成分は、水分を閉じ込めることは得意ですが、水分を与える力は弱いのです。そのために、あらかじめ化粧水で保湿をし、たっぷりの水分を手肌に与え、ハンドクリームで蓋をする、というわけです。顔のスキンケアをする場合も、化粧水で水分を与え、乳液で蓋をして水分が蒸発しないようにします。顔も手も同じ肌なので、まさに、理にかなった方法だと言えるでしょう。
手肌を温めてから使う
ハンドクリームには油分が含まれているため、冷えると固くなってしまう特徴があります。冷えて固くなってしまったハンドクリームを手にのせても、伸びが悪い状態となっているので、均一に伸ばすことすら難しくなります。そのような場合には、あらかじめ手肌を温めておきましょう。手肌を温めておくことで、ハンドクリームに配合されている油分がやわらかくなり、伸びをよくすることができます。
また、肌への浸透力もアップするため、ハンドクリームの効果を最大限に活かすことができるでしょう。これまで、「固くなってしまったハンドクリームは捨てていた」という人は、ぜひ、手を温めてから使ってみてください。
ハンドクリームの正しい塗り方
ここで、ハンドクリームの正しい塗り方について紹介します。ハンドクリームの正しい塗り方は、以下のとおりです。
①適量のハンドクリームを手のひらにのせて、両手で揉むようにして温める
➁ハンドクリームを広げながら、手のひらや手の甲全体にやさしく馴染ませるように塗る
③全体に馴染んだら、指1本1本に指の付け根から爪先へ向かって擦り込むように塗る
④最後に、両手の指を組むように、すみずみまで塗り込む
手荒れがひどいと感じた際は、スペシャルケアとして夜用のハンドクリームを塗った後、手袋をして眠ると手肌にうるおいが戻ります。手袋は通気性の良い、綿やシルク素材のものがおすすめです。
ハンドクリームに関するQ&A
ここで、ハンドクリームに関する質問と回答を紹介します。
ハンドクリームに使用期限はある?
スキンケアアイテムに使用期限があるのと同様、ハンドクリームにも使用期限はあります。一般的に、ハンドクリームの使用期限は、未開封の状態で3年ほど、開封した場合はハンドクリームが空気に触れて酸化していくため、半年~1年ほどで使い切ることをおすすめします。
劣化が進んでいる古いハンドクリームを使用してしまうと手荒れの原因となってしまうので、たとえ使用期限のない製品であったとしても、早めに使い切るようにしましょう。もし、臭いや使用感に変化があった場合は、使用を中止することも大切です。
薬用ハンドクリームは長期間使用しても大丈夫?
日常的な乾燥予防やケアが目的であれば、長期間使用しても問題ないでしょう。ただし、薬用ハンドクリームを使用し続けているにもかかわらず、悩んでいる症状が一向に改善する兆しがない場合は、専門医にの治療を受けてみるのも一つの方法です。効果を感じない、症状が悪化したなどと感じる場合は、使用を中止して、医師や薬剤師に相談してみましょう。
ハンドクリームはいつ塗るのが正解?
日常生活の中で顔が水に触れる機会は数える程度ですが、手は家事やお手洗いなどで水に触れる機会が多くあります。皮膚のうるおいを守っている皮脂は、水に触れると流されてしまうため、手のうるおいを守るには「水に触れるたびに保湿する」必要があります。そのため、ハンドクリームを塗るタイミングは「水に触れた後、毎回塗る」です。
就寝前や乾燥が気になったときだけ塗るという人も多いと思いますが、ハンドクリームはこまめに塗るのが理想の使い方です。手がうるおいで満たされた状態を持続させるためにも、水に触れた後は、こまめに塗るようにしましょう。
ハンドクリームは顔や体に使っても問題ない?
ハンドクリームは、角質が厚い手専用に作られている製品がほとんどのため、顔には刺激が強すぎます。そのため、顔への使用はやめておきましょう。一方、体に使っても問題はありませんが、ハンドクリームはボディクリームと比べると内容量が少ないため、コスパが悪いです。もし、顔や体にも使いたいのであれば、顔にも体にも使えるタイプのハンドクリームを選ぶと良いでしょう。
価格によって効果は違うの?
デパコスなど価格が高い製品には、最新の成分が使われていたり、美容成分などのプラスアルファ機能が追加されていたりすることが多いです。また、ケースやデザイン、香りなどにも予算がかけられている分、価格が高くなりやすい傾向にあります。価格によって効果の高さはある程度異なりますが、セラミドやヘパリン類似物質、グリセリンなどの保湿力が高くて安い成分もあるため、低価格の製品には効果がないとは一概に言えません。
手は顔と比べて角質が厚く、ハンドクリームの成分による手荒れということもあり得るので、安い製品だから効果がないとは言えません。ハンドクリームは、自分の肌に合っているかどうかが大事なので、あまり価格に左右されず、自分の肌に合ったハンドクリームを使うようにしてください。
ハンドクリームを使って肌荒れのないキレイな手を保とう!
おすすめのハンドクリームをはじめ、選び方や正しい塗り方について紹介しました。ハンドクリームは、手の水分量を保ちながら乾燥や手荒れを防ぐことができるアイテムです。香りによる、リラックス効果も期待できるでしょう。塗るタイミングは、「水に触れた後、毎回塗る」です。今回紹介した製品を参考に、ぜひ、自分のお気に入りのハンドクリームを使って肌荒れのないキレイな手を保ってください。