「眉毛を描くのが苦手で毎日のメイクが憂鬱」「汗ですぐ落ちてしまう眉毛をなんとかしたい」など、眉毛で悩んでいる人も多いのではないでしょうか?そんな悩みを解決できるのが、眉毛アートメイクです。眉毛アートメイクはメイクを落としてもキレイな眉毛がキープできるため、幅広い年齢層に人気があります。しかし、眉毛アートメイクは施術できるクリニックや施術種類も多いため、何を選んだら良いか迷ってしまう人もいるでしょう。
この記事では、眉毛アートメイクができるおすすめのクリニックやクリニック選びのポイントなどを分かりやすく紹介します。眉毛アートメイクについて詳しく知りたい人やクリニック選びで迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
目次
眉毛アートメイクとは?どんな人におすすめの施術?
眉毛アートとは、顔を洗ったりお風呂に入ったりしても、つくった眉毛のデザインや色を長期間キープできる施術のことです。専用の機械や手彫りで眉毛の流れに合わせて皮膚の表皮に色素を注入することで、自分の理想の眉毛デザインがつくれます。
眉毛アートメイクというと、のっぺりした印象や濃い眉毛といった不自然なイメージを持つ人もいるかもしれません。しかし最近の眉毛アートメイクは、自然な仕上がりで、まるで本物のような毛並みが目指せます。眉毛アートメイクは、以下のような人におすすめの施術です。
・毎日のメイク時間を短縮したい人
・メイクに自信がない人
・眉毛が薄くてまばらな人
・運動やアウトドアが好きで汗で描いた眉毛が落ちてしまう人
・自分の素顔に自信を持ちたい人
眉毛アートメイクはこすっても洗顔してもキレイな眉をキープできるのがメリットのため、メイク直しをする時間がない子育て中のママや、汗をかく仕事をしている人にも多く選ばれています。
眉毛アートメイクの特徴
眉毛アートメイクの施術は、皮膚の表皮と呼ばれる0.01~0.03mm程度のごく浅い部分に、手作業またはマシンを使用して、針で色素を注入して眉毛を着色します。眉毛アートメイクの一般的な持続期間は1~3年程度で、肌のターンオーバーを繰り返していくうちに少しずつ薄くなるのが特徴です。
眉毛アートメイクは入れ墨やタトゥーと混同されやすいですが、主に以下のような違いがあります。
眉毛アートメイク | 入れ墨やタトゥー | |
色素を入れる位置 | 表皮(約0.01~0.03mm) | 真皮(約1~2mm) |
持続期間 | 1~3年程度 | 半永久的 |
施術者 | 医師または医師の指示を受けた看護師 | 彫師、刺青師、タトゥーアーティスト |
眉毛アートメイクと入れ墨やタトゥーは、色素を入れる位置が決定的に違います。眉毛アートメイクは皮膚の浅い部分の表皮に色を入れますが、入れ墨やタトゥーは表皮よりも深い真皮に色を入れるため半永久的に色が持続するのが特徴です。入れ墨やタトゥーの場合、万が一消したいと思っても自然には消えないため、医療用レーザーの照射や手術が必要になります。一方、眉毛アートメイクは1~3年かけて少しずつ消えていくため、数年ごとに違う眉毛のデザインにできるのもうれしいポイントでしょう。
また、入れ墨やタトゥーは医師免許など明確な資格はいらないため誰でも施術できます。眉毛アートメイクは医療行為にあたるため、医師免許を保有する医師や医師の指示を受けた看護師のみが施術するのも大きな違いです。
医療行為である眉毛アートメイクは、施術できる場所もクリニックなどの医療機関のみであることも知っておきましょう。時々眉毛アートメイクが医療行為と知らず、医療機関ではない無資格の施術者がいるエステやサロンなどで施術を受けてしまったという話があります。医療機関でない場合、失敗のリスクや感染症などのリスクが高くなるため、信頼できるクリニックを選ぶことが重要です。
眉毛アートメイクのメリットとデメリット
眉毛アートメイクはキレイな眉を長期間キープできるため、朝のメイク時間を短縮できたり自分の素顔にも自信が持てたりメリットが多い施術です。しかし、皮膚に針で色素を注入して着色する施術のため、ダウンタイムや副作用のリスクなどデメリットもあります。
メリット | デメリット |
メイクの時間短縮 汗やメイクを落としても眉が落ちない 数年単位で好きな眉デザインに変えられる 自分の素顔に自信が持てる 左右対称のキレイな眉が数年続く |
複数回の施術が必要 施術中に痛みを感じる人もいる 施術後に赤みや腫れが出る場合がある 簡単には消せない 1~3年程度で徐々に薄れてしまう |
主なメリットデメリットとしては、落ちない眉を手に入れられる反面、万が一仕上がりが自分の理想と違った場合でも、簡単には修正や除去ができない点が挙げられます。
施術中の痛みもデメリットとして挙げられますが、一般的には毛抜きで抜くようなチクチクした痛みと感じる人が多いようです。ただし痛みには個人差があるため、痛みが心配な人はクリニックへ相談しておきましょう。ほとんどのクリニックでは、塗布するタイプの麻酔クリームが用意されており、使用することで痛みを緩和できます。
眉毛アートメイクのクリニックを選ぶときに大切な4つのポイント
自分にあった眉毛アートメイクのクリニックを見つけるためには、いくつか確認しておきたいポイントがあります。ここでは、自分にあったクリニック選びのポイントを4つ紹介します。
3種類の施術方法を知って理想の仕上がりで選ぼう
眉毛アートメイクは、色やデザインなどの施術方法によって仕上がりが大きく変わってくるため、自分にあった施術方法を選ぶのが大切です。クリニックによって施術名は異なりますが、眉毛アートメイクの主な施術方法は3種類あります。
毛並み (3D、4Dストローク、マイクロブレーディングなど) |
パウダー (2D、グラデーション、パウダーブレーディングなど) |
毛並み+パウダーのミックス (ストローク+グラデーションなど) |
|
特徴 | ・1本1本の毛並みを手彫りで表現する方法 ・自然で本物のような毛流れを表現できる |
・マシンを使用して眉毛のすき間を埋めるように色を入れていく方法 ・手彫りよりも痛みが少ない ・グラデーションを表現できる |
・毛並みとパウダーの施術を組み合わせた方法 ・1本ずつ手彫りで描いたあとにパウダーで色を入れる ・持続性も高い |
おすすめな人 | ・自然な毛並みが欲しい人 ・素顔のときにもなじむ、より自然な眉毛でいたい人 |
・眉メイクの時間を短縮したい人 ・パウダーでメイクしたような仕上がりが好みの人 |
・過去の眉毛アートメイクが残っている人 ・眉毛が薄くまばらな人 |
毛並みは1本1本手彫りで毛の流れを表現するように描く方法で、3Dやストロークなどとも呼ばれています。本当に生えているような毛流れが表現できるため、より自然な眉毛を目指している人やアートメイクだと気付かれたくない人におすすめです。
パウダーはアートメイク専用のマシンを使用する方法で、2Dやグラデーションなどと呼ばれることもあります。パウダーでメイクしたようなふんわりとした眉毛がつくれるのが特徴です。眉毛の明るさも調整できるため、眉毛をハイトーンにしたい人やいつでもメイク後の眉毛をキープしたい人におすすめできます。
毛並み+パウダーのミックスは、ストローク+グラデーションなどと呼ばれることもあり、2つの良いところを取り入れた施術です。自然だけど普段のメイクのような仕上がりにできて、より細かい希望やデザインを目指せるのがメリットといえます。眉毛の立体感も表現できるため、眉毛が薄い人や過去の眉毛アートメイクが残っている人にもおすすめです。
それぞれ特徴が違うため、自分が目指す仕上がりに合う施術方法を選びましょう。
リスクや経過もチェックして技術力やデザイン力の高さで選ぼう
眉毛アートメイクは医療行為のため、信頼できるクリニックかどうかを見極めるのが大切です。価格の安さだけで医療機関でないサロンを選んでしまうと、傷口から細菌が入って感染症にかかったり満足度の低い仕上がりとなったりするリスクもあります。
クリニックのホームページやInstagramを確認すると、症例写真が紹介されていますのでチェックしておきましょう。症例写真を確認することで仕上がりのイメージも付きやすく、施術者の技術力やデザイン力の判断材料にもなります。複数のクリニックを比較して、信頼できるクリニックを見つけましょう。
自分の通い方に合った料金体系かどうかもチェックしよう
自分の通う回数に合った料金体系かどうかも、確認しておきましょう。眉アートメイクは1回の施術では色が定着しにくいため、2~3回程度の施術が推奨されています。2~3回の施術を考えている人は、複数回がセットになったプランを選ぶのがおすすめです。1回分よりも複数回のセット料金の方が5千~2万円程度割引される場合が多く、お得に施術できます。
カウンセリングに行って実際のクリニックの雰囲気をチェックしよう
ホームページに載っている写真や雰囲気は良かったのに、実際にカウンセリングを受けてみたら想像と違っていた、というケースも考えられます。施術を受けてみたいクリニックがあったら、実際にカウンセリングへ行きクリニックの雰囲気や施術者の対応を確認しておくのがおすすめです。
カウンセリングでは、自分の希望を伝えるほかに以下の点を確認しておきましょう。
・クリニック全体や看護師などが明るい雰囲気か
・親身になって話を聞いてくれるか
・不安や疑問に丁寧に答えてくれるか
カウンセリングを受けてみて不安や違和感を覚える場合には、満足度の高い施術が期待できないため他のクリニックを検討するのが無難です。
眉毛アートメイクのおすすめクリニック11選!
ここからは、眉毛アートメイクが受けられるおすすめのクリニックを紹介します。施術方法や料金体系などクリニックによって異なるため、前述したクリニック選びのポイントを参考にしながら、自分に合ったクリニックを見つけてください。