「自分に合ったメイク落としが分からない」「メイク落としはどんな風に選べばいいの?」など、自分の肌に合ったメイク落とし選びで悩んでいる人はいませんか?メイク落としはたくさんの種類がありますし、コスパの良いものから値が張るものまで価格も様々です。毎日使うものだからこそ、自分の肌に合ったメイク落としを見つけたいと思う人も少なくありません。
そこでこの記事では、おすすめのメイク落としについて紹介します。選び方やおすすめのメイク落としについてまとめているので、ぜひ参考にして自分の肌に合ったメイク落としを見つけてみてください。
目次
メイクしてなくてもメイク落としは大事?
「メイクをしていない日ならメイク落としも必要ないんじゃない?」と思う人もいるでしょう。確かに、メイク落としは、その名の通り「メイクを落とす」というイメージがありますが、実は、メイクをしていない日でもメイク落としで顔を洗った方が良い理由があります。メイク落としの必要性について、まずは学んでおきましょう。
肌荒れが防げる
メイク落としは、油分を浮かせて洗い流しやすくしてくれる特徴があるので、余分な皮脂、毛穴に詰まりやすい汚れをすっきりとさせてくれます。たとえメイクをしていなくても、外出すれば花粉や汚染物質、ホコリや汗などが汚れとして肌に付着します。
落としきれなかった汚れを放置したままでいると、肌荒れの原因になりかねません。しっかりとが肌の汚れを落としておくことで肌荒れを防ぎ、美しい肌をキープすることができます。
くすみのケアができる
メイク落としで洗顔をすることで、メラニンを含んだ古い角質を洗い流し、若々しい印象の肌を目指すことが可能です。汚れが落としきれていないと肌のターンオーバーの周期が乱れます。本来であれば古い角質と一緒に排出されるはずだったメラニンが残り、蓄積されてくすみとなってしまうのです。
メイク落としでしっかりと汚れを落としさえすれば、肌のターンオーバーの周期をサポートしてくれるため、メラニン色素を含んだ古い角質が排出され、くすみ予防にも効果が期待できるというわけです。
肌のトーンアップが期待できる
メイク落としで、肌に残った古い角質や落としきれなかった汚れを落とすことで肌のトーンアップが期待できます。さらに、保湿成分配合のメイク落としであれば、乾燥を防いでハリ・ツヤのある肌を目指すことも可能です。マッサージクリームとしても使用できるメイク落としであれば、自宅でのセルフマッサージで血行を促進させて代謝をアップさせることもできます。
メイクのノリを今以上よくできる
「最近メイクのノリが良くない」と感じている人はいませんか?その原因は古い角質や毛穴汚れが残っているからかもしれません。メイク落としで肌の汚れをしっかりと落とせば、滑らかでメイクのりの良い肌へ近づくことができます。また、しっかりと汚れを落とすことで、化粧品に含まれる保湿成分が角層まで届きやすくなり、肌をしっかりと保湿することも可能となります。
乾燥によって引き起こるメイク崩れも防げるため、長時間きれいな状態をキープしやすくなるでしょう。まさに良いこと尽くめです。
メイク落としの選び方
メイク落としはたくさんの種類が販売されているため、どれを選んでいいか迷ってしまう人も多いでしょう。ここでは、メイク落としの選び方を3つに分けて紹介します。自分の肌に合ったメイク落としを選ぶことでキレイな肌をキープできる可能性も高くなります。ぜひ参考にしてみてください。
肌質で選ぶ
メイク落としの選び方1つ目は「肌質で選ぶ」という方法です。肌に合わないメイク落としを使い続けていると肌荒れや乾燥を引き起こしてしまう恐れがあるため、自分の肌タイプに合わせて選ぶことはとても大切です。
乾燥肌
乾燥肌は、水分も油分も不足している状態でバリア機能が低下しており、肌の潤いが蒸発しやすいタイプです。粉がふいてカサカサしたり、肌が赤くなったり、メイクやスキンケアで荒れやすいといったトラブルが起きやすいのも乾燥肌の特徴なので、マイルドな洗浄力を持つクリームタイプやミルクタイプ、水性ジェルタイプなどがメイク落としがおすすめです。
脂性肌
脂性肌は、顔全体の皮脂分泌量が多いタイプです。潤いや弾力はあるものの、過剰な皮脂による毛穴の黒ずみやニキビなどのトラブルが起きやすいのも脂性肌の特徴なので、油分や毛穴汚れをしっかりと落とせるオイルやバーム、油性のジェルなどがおすすめです。
混合肌
混成肌は、「頬の部分は乾燥しているのにTゾーンはテカる」といったように、ふたつの肌質が混在している肌状態です。肌の水分が不足しているケースが多いので、乾燥もニキビ・毛穴も気になるなど複数のトラブルで悩んでしまうことが多いのが特徴です。そのため、部位によってメイク落としを使い分けるのはなかなか難しいので、とくに気になる肌悩みに注目してどちらかの肌質に合わせて選んでみましょう。
敏感肌
敏感肌は、肌表面のバリア機能が低下して刺激を受けやすくなっている状態のタイプです。メイク落としを選ぶ際は、低刺激性のものが良いでしょう。乾燥性敏感肌の人は、肌のバリア機能をサポートしてくれるセラミド配合のメイク落としがおすすめです。もし肌に合わない成分がある場合は、パラベンや合成着色料、合成香料といった気になる成分が入っていないものを選ぶのも選択肢の一つです。
種類で選ぶ
メイク落としの選び方2つ目は、「種類で選ぶ」という方法です。メイク落としは種類によって洗浄力の高さや保湿力、肌負担の少なさが異なります。どの種類がどのような特徴かを知ることで選びやすさにも繋がるので、自分のタイプを見極めてみましょう。
クレンジングオイル
クレンジングオイルは、オイル成分がメインで洗浄力が高いのが特徴です。とろみのあるテクスチャーでメイクと馴染みやすいため、しっかり目のメイクや皮脂も素早く浮かせて落としてくれます。濡れた手でも利用できる商品が多いので、お風呂でのメイク落としにも便利です。ただし、洗浄力が高い分、保湿に必要な皮脂まで洗い流してしまう難点もあるため、メイクを落とした後はできるだけ時間を置かずに保湿をするようにしましょう。
リキッドクレンジング
リキッドクレンジングは、水分をベースに作られているため、さっぱりとした使い心地が特徴です。「水クレンジング」と呼ばれることもありますが、洗浄力は比較的高いです。オイルフリーのメイク落としを探している人や、油分を含むメイク落としは苦手という人にはおすすめです。最近では、肌に乗せてメイクとなじませるタイプ以外にもコットンなどに含ませて拭き取るように使うタイプのアイテムも展開されています。
ジェルクレンジング
ジェルクレンジングには「オイルフリーの水溶性ジェル」「オイルインの水溶性ジェル」「油性のジェル」の3タイプがあります。オイルフリーの水溶性ジェルはさっぱりとした使い心地で、軽いメイクやまつエクにおすすめです。オイルインの水溶性ジェルは水性と油性の成分が配合されていて、普段使いにもおすすめです。油性のジェルは油性の成分が多いため、他のタイプよりも洗浄力が高いのが特徴です。目的に合わせて3つのタイプを使い分けてみるのも良いでしょう。
クレンジングバーム
クレンジングバームは、固形もしくは半固形になったオイルで、肌に触れると体温でオイル状に変わります。クレンジングオイルと同等の洗浄力があり、肌になじみやすいため脂性肌や濃いメイクの人に向いています。また、ダブルクレンジング不要のタイプも多いため、メイク落とし後の洗顔を省きたい、スキンケアを時短で済ませたいという人にも向いているでしょう。ただし、洗浄力高めなので乾燥を防ぐために保湿ケアはしっかりと行いましょう。
クレンジングミルク
クレンジングミルクは、油分が多く配合されており洗浄効果は中~高程度のマイルドさが特徴です。摩擦が生じにくく、しっとりと洗い上げることができるため乾燥肌の人に向いています。一方、濃いメイクや皮脂分泌が多い人はマイルドな洗浄力では落としきれない可能性があるため、薄めにメイクした日や日焼け止めのみの日などに利用するなど、使い方を工夫すると良いでしょう。
年代に合わせて選ぶ
メイク落としの選び方3つ目は「年代に合わせて選ぶ」という方法です。年代によって肌悩みは異なり、年齢が上がるにつれて肌トラブルも増えてきます。自分の年代に合わせたメイク落としを選ぶことで、肌トラブルの解消にも繋がるでしょう。
20代の方
20代前半は皮脂の過剰分泌によって毛穴の詰まりや角栓、ニキビなどに悩む人が多いため、角栓や毛穴の汚れをすっきりと洗い流してくれる成分を配合したメイク落としがおすすめです。20代後半では、皮脂の分泌量も水分の保有量も年齢を重ねたことにより少なくなってきます。乾燥が気になり始めた人は、潤いを保ちながら洗えるクレンジングミルクやクレンジングクリーム、もしくは洗浄力が穏やかなアイテムを使うと良いでしょう。
30代の方
30代は、シミやそばかすなどの悩み以外に、毛穴の汚れが溜まることによる黒ずみや開きなどが気になり始めることが多くある年代です。肌のターンオーバー周期が乱れがちにもなるため、肌がゴワついたりハリ感が失われたりといった肌悩みも出現しやすくなるでしょう。
毛穴の汚れが気になる人は、洗浄力が高いクレンジングオイルやクレンジングバームがおすすめです。古い角質が溜まって肌がゴワゴワしたり、くすみが出たりしている人は、酵素を含んだメイク落としが適しています。
40代の方
40代は30代よりもさらにターンオーバー周期が遅くなるといわれているため、肌の角質肥厚や乾燥、ハリ不足などがより顕著に現れます。肌のバリア機能も低下していくため、できる限り刺激を与えないよう、潤いを保ちながら利用できるメイク落としを選ぶことが大切です。40代の人には低刺激性のクレンジングミルクや摩擦による刺激を抑えられるクレンジングジェルタイプなどがおすすめです。乾燥を抑えるために保湿成分をたっぷりと配合したクレンジングクリームを取り入れてみるのも良いでしょう。
【メイク落とし】おすすめのクレンジングオイル
ここでは、おすすめのクレンジングオイルについて紹介します。