ニキビやシミ・しわ、たるみなどのあらゆる肌悩みにおすすめなのが「ビタミンC化粧水」です。ビタミンCにも様々な種類があり、吸収性や持続性、成分によっても作用に違いがあります。しかし、いざ購入アイテムを選ぼうとしても種類が多く、どれが自分に合うのか悩むものです。そこで今回は、プチプラやデパコスの人気ビタミンC化粧水を11個厳選してご紹介します。ビタミンC化粧水における基礎知識や選び方、美肌の秘訣に関して解説しているのでぜひ、最後までご覧ください。
本コンテンツは広告を含みます。詳しくはこちらをご覧ください。
目次
ビタミンC配合化粧水に期待できる効果とは
ビタミンCは、美白ケアやニキビケア、毛穴ケアやエイジングケアに適しており、様々な肌悩みに適しているという特徴があります。ビタミンC化粧水を使うとどのような効果があるのか、以下で解説していきます。ビタミンC化粧水は、乾燥肌から脂性肌まで向いている肌質も幅広く、どんな化粧水を選んだら良いのか悩んでいる方はビタミンC化粧水を選ぶのがおすすめです。ビタミンC配合化粧水を選ぶ際には、成分表示を確認し、ビタミンC誘導体以外にも美白有効成分が含まれているかどうかをチェックすると良いでしょう。
メラニンの生成を抑え、シミ、そばかすを防ぐ
シミやそばかすの主な原因は、メラニンの過剰な生成です。メラニンは紫外線を浴びると増え、肌に色素沈着を引き起こし、シミやそばかすが形成されます。ビタミンCはメラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぎます。
また、加齢やターンオーバーの乱れも、メラニンの排出を妨げ、シミを引き起こす原因の1つです。ビタミンCは人体の細胞生成に必要な成分のため、ダメージ肌や、くすみなどをケアすることが可能です。ビタミンC配合化粧水はシミやそばかすの予防だけでなく、肌全体の美白ケアにも効果的です。
中でも「ビタミンC誘導体」はメラニンの生成を抑制できる成分として、「プラセンタエキス」「トラネキサム酸」などは、ビタミンC誘導体以外の美白有効成分として知られています。
キメを整え、ニキビなどを防ぐ
ビタミンCやビタミンC誘導体は薬用の医薬部外品によってはニキビの予防も期待できます。
ビタミンC誘導体には水溶性と脂溶性の2種類があり、それぞれ特性が異なります。毛穴やニキビに悩む方は、水溶性のビタミンC誘導体が配合された化粧水を選ぶと良いでしょう。
ニキビ予防には、「ビタミンC誘導体」のほか「グリチルリチン酸ジカリウム」など抗炎症成分や、「アラントイン」などの整肌成分が含まれている製品、「リンゴ酸」や「グリコール酸」などが配合された化粧水を選ぶと良いでしょう。
一方で、皮脂分泌が少ない乾燥肌の方は、ビタミンC配合化粧水によって乾燥しやすくなる可能性があるため、注意が必要です。肌の状態やタイプに合わせて適切な商品を選ぶようにしましょう。
毛穴や肌の引き締め
毛穴の開きは、乾燥やたるみ、ターンオーバーの乱れなどが原因で起こりやすくなります。またコラーゲンは、肌のハリや弾力を保つために重要な成分ですが、加齢や紫外線などの外的要因によりその生成量が減少してしまいます。
ビタミンCのコラーゲン生成作用は、肌のハリを保ち、キメを整える効果が期待できる成分です。
中でも両親媒性ビタミンC誘導体である「パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na」などは、水にも油にもなじむ特性があり、角層の奥まで浸透して保湿効果を発揮します。また、ビタミンC誘導体は他の保湿成分と組み合わせることで、その効果をさらに高めることができます。「ヒアルロン酸」や「セラミド」「グリセリン」などの保湿成分が併用されているものを選び、肌の乾燥を防ぎましょう。
ビタミンCとビタミンC誘導体の違い
ビタミンCには、大きく分けて「ピュアビタミンC」と「ビタミンC誘導体」という2種類があります。「ピュアビタミンC」は、加工されていないビタミンC(アスコルビン酸)そのもののことを指し、高い効果が期待できるため、「活性型ビタミンC」や「即効型ビタミンC」とも呼ばれます。
ピュアビタミンC配合化粧水は、即効性や肌への高い効果が期待できる一方で、刺激を感じることがあるため、敏感肌の方は注意が必要です。また、ピュアビタミンCは安定性が低く、空気や光、熱に弱いため、化粧品への配合が技術的に難しいというデメリットがあります。
「ビタミンC誘導体」は、ピュアビタミンCを安定化させたものです。ビタミンC誘導体は、ピュアビタミンCよりも変化しにくく、肌への浸透がしやすいという特徴があります。またビタミンC誘導体配合化粧水は、安定性が高く刺激が少ないため、敏感肌の方でも使用しやすいというメリットがあります。
ビタミンC誘導体には、水溶性、脂溶性、両親媒性といった様々なタイプがあり、化粧水には主に水溶性または両親媒性のビタミンC誘導体が配合されます。代表的な成分名には、「リン酸アスコルビルMg」、「3-O-エチルアスコルビン酸」、「パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)」などがあります。ビタミンC配合化粧水を選ぶ際には、自分の肌質や求める効果に合わせて、選ぶのが良いでしょう。
ビタミンC化粧水の選び方
おすすめのビタミンC化粧水を紹介する前に、ビタミンC化粧水の選び方に関して解説していきます。ビタミンC誘導体には種類があり、肌悩みによって効果を発揮しやすいタイプが異なります。
また効果を発揮するためには使い続けられるか否かの見極めも必要です。ビタミンC化粧水選びのポイントをチェックして、購入の際に参考にしてください。
目的に合わせて「ビタミンC誘導体の成分」をチェックする
ビタミンC誘導体には「水溶性」「脂溶性」「両親媒性(新型)」の3種類があり、それぞれ異なる特性を持っています。以下の表でそれぞれの特徴をみていきましょう。
ビタミンC化粧水を選ぶ際には、自分の肌質や目的に合ったビタミンC誘導体を含む化粧水を選ぶことが重要です。水溶性、脂溶性、両親媒性のそれぞれの特徴を理解し、自分の肌に合った化粧水を見つけましょう。
一緒に配合されている成分も確認しておく
ビタミンC化粧水を選ぶ際には、ビタミンC誘導体と一緒に配合されている成分も確認するようにしましょう。美白には、「トラネキサム酸」「ナイアシンアミド」が配合されている化粧水を選ぶと、ビタミンC誘導体とは異なる働きを持つ美白成分の組み合わせになります。
ほうれい線やくすみが気になる場合には、「セラミド」や「コラーゲン」が配合されたものを選ぶと良いでしょう。うるおいをキープして乾燥や刺激から肌を守るために、「レチノール」「ヒアルロン酸」「ナイアシンアミド」などの保湿成分の配合も重要です。
日焼け後のケアに効果的な抗炎症成分「グリチルリチン酸ジカリウム」などが配合されたビタミンC化粧水は、敏感肌の方にもおすすめです。
テクスチャや香りは好みであるか
スキンケア製品は毎日使うものなので、使用感が好みでなければ長期間の継続が難しくなります。ビタミンC化粧水を選ぶ際、テクスチャや香りは非常に重要なポイントです。
多くのビタミンC配合化粧水にはさっぱりとしたテクスチャが採用されており、オイリー肌や脂性肌の方に適しています。美白ケアに重点を置いた製品にはとろみのあるテクスチャのものもあり、乾燥肌の方やしっとり感を求める方におすすめです。
香りに敏感な方や香りが苦手な方は、無香料のビタミンC化粧水を選ぶと良いでしょう。好みの香りがある場合は、香り付きの製品を選ぶことで、使用時のリラックス効果も期待できます。
テクスチャや香りは個人の好みが大きく影響するため、自分に合ったビタミンC化粧水を見つけるためには、テスターやサンプルで実際に試してみることが重要です。
年齢による肌悩みに応じてかしこく使おう
20代|肌荒れが起こりやすいため低刺激なビタミンC化粧水がおすすめ
30代|シミが増えはじめ、お肌の水分量も低下。保湿力のあるビタミンC化粧水がおすすめ
40代|さらにシミ・そばかすが増える年代。アルブチンやハイドロキノンも取り入れよう
敏感肌の場合はビタミンC化粧水の刺激に注意!肌の状態をチェックしてから使う
ビタミンCは肌を整える働きが期待できる一方で、配合濃度が高いと肌への負担が懸念されます。ピュアビタミンC(アスコルビン酸)は肌への刺激が強い場合があるため、敏感肌の方はビタミンC誘導体を含む製品を選ぶと良いでしょう。乾燥が気になるときや肌が敏感になる時期は、濃度1~3%程度の商品がおすすめです。
初めて使用するビタミンC化粧水は、手首や二の腕の内側などの一部でパッチテストを行いましょう。塗った後の24時間程度で、かゆみやヒリヒリ感が現れないかを確認することが大切です。特に敏感肌の方やアレルギー体質の方は、パッチテストを行うことで肌トラブルを未然に防ぎやすくなります。低い濃度から使い始め、肌への刺激に注意しながら、無理なく継続できる商品を選ぶようにしましょう。
ビタミンCは酸化しやすいので早めに使い切るのがベター
ビタミンCは、空気中の酸素に触れると酸化しやすく、色が変わったり、効果が低下したりすることがあります。ビタミンC化粧水は、開封後はなるべく早く使い切るようにしましょう。特に、高濃度のビタミンCや酸化しやすいビタミンC誘導体が配合されている場合は、使用期限に注意が必要です。そのため、使う前に作り、一週間などで使い切る商品が多いようです。
ピュアビタミンCが配合されている化粧水は、冷蔵庫で保管することで多少酸化を遅らせることができます。冷蔵保管する際は、容器が露出している場所を避け、密閉された場所に保管しましょう。
人気|ビタミンC化粧水11選
おすすめのビタミンC化粧水をご紹介します。市販で購入できるプチプラからデパコスまで満遍なく紹介しているので自分の目的や好みにあったビタミンC化粧水がないかチェックしてみてください。