「おすすめの毛穴ケア化粧水はどれ?」「どう選べばいいの?」など、毛穴ケアについて悩んでいる方はいませんか?毛穴ケア化粧水は、商品によって配合されている成分が異なるため、人それぞれおすすめできる商品も異なり、そして自分の毛穴タイプに合わせて選ぶべきです。
この記事では、おすすめの毛穴ケア化粧水をはじめ、選び方や正しいつけ方などについて紹介します。毛穴トラブルが起こる習慣や避けるべき行為についてもまとめているので、毛穴トラブルを抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
そもそも毛穴の役割ってなに?
「毛穴なんてなければいい」と思う方もいるかもしれませんが、毛穴は肌を保護する働きがある大切な器官です。毛穴から分泌される皮脂は皮脂膜という保護膜を作って、肌の水分が蒸発するのを防いだり、乾燥や細菌から肌を守ったりしてくれています。
毛穴がないと、肌の水分を守るものがなくなって、乾燥しやすい肌になったり、細菌から肌を守るバリアを生成することもできなくなってしまい、炎症を起こす可能性があります。毛穴は肌トラブルが起こらないように肌を保護してくれているので、役割を知っていれば、毛穴トラブルを防ごうという気持ちにもなるでしょう。
毛穴の黒ずみができる原因とは?
ここで、毛穴の黒ずみができる原因について説明します。
原因①角栓による黒ずみ
角栓による黒ずみの原因には、ターンオーバーの乱れ・皮脂の過剰分泌・メイク汚れなどがあります。ターンオーバーが乱れると古い角質がはがれ落ちにくくなったり、皮脂の分泌量が多くなったりすると毛穴が詰まりやすくなります。また、落としきれなかったメイク汚れがあると、汚れが蓄積されて毛穴が詰まってしまいます。
さらに、色素沈着によっても黒ずみは起きます。色素沈着による黒ずみは、毛穴周辺の炎症が原因です。炎症が起こる理由はさまざまありますが、紫外線や摩擦によって起こることが多いです。
原因②産毛による黒ずみ
産毛は毛穴の奥の方から生えてきて、角栓が詰まっていない状況であれば抜けてもそのまま外に出ていきますが、角栓に詰まることもあります。また、角栓が蓋になって行き場を失った産毛は、角栓の中に詰まって黒く見えます。毛穴から複数の産毛が同時に生えてくることもあり、数本の産毛が角栓に詰まってしまうこともあります。
産毛を剃ろうとしたり、角栓をむりやり押し出したりする方もいますが、できればスキンケアによる角栓対策から始めてみましょう。そうすることで、さらなる悪化を防ぐことができます。
原因③影による毛穴の目立ち
乾燥した毛穴は、うるおい不足によって肌のキメが乱れ、毛穴周辺が凹むことによって毛穴の影が目立つようになります。特に肌が乾燥しやすい方や、冬場に毛穴が目立つという方に多く、両頬の高い部分の毛穴が目立ちます。
毛穴トラブルが起こる習慣
ここで、毛穴トラブルが起こる習慣について紹介します。「毛穴トラブルが起きる習慣=避けるべき習慣」なので、ぜひチェックしてみてください。
化粧の厚塗り
厚化粧をすると肌呼吸を妨げて、乾燥につながってしまいます。また、化粧品の油分で毛穴が詰まる可能性もあるため、厚化粧はできるだけ避けるようにしましょう。フルメイクではなくポイントメイクにとどめるなど肌に負担をかけない工夫をすることが大切です。
暴飲暴食
食べ過ぎや栄養バランスの偏った食事は、胃腸に負担をかけ、結果、毛穴トラブルを招いてしまう可能性があります。健康な肌環境を保つために以下の栄養素を積極的に摂取しましょう。
・ビタミンA
・ビタミンB6
・ビタミンC
・ビタミンE
・タンパク質
ビタミンAは肌のターンオーバーを促す作用があり、ビタミンB6は皮膚の健康維持に役立ちます。ビタミンCは、肌の弾力を保つコラーゲンを生成して助け、ビタミンEは、肌の酸化を抑えます。タンパク質は、肌細胞の原料です。ただし、これらの栄養素が入っていたとしても、お菓子やジャンクフードなど、糖質や脂質が多く含まれている食べ物は、肌荒れの原因となってしまうので、できるだけ避けましょう。
紫外線の浴びすぎ
紫外線は肌の大敵です。「普段からしっかりケアしている」という方でも、十分でない可能性があります。紫外線防止効果が高いものほど肌への負担が大きくなるわけではありませんが、生活シーンや季節に合わせた日焼け止めを選ぶことで、しっかりと紫外線をカットできます。たとえ冬場であっても紫外線対策は必要です。
睡眠不足
睡眠は、交感神経と副交感神経のバランス、ホルモンバランスを保つ役割を果たします。睡眠不足が続くと、ホルモンバランスが乱れ、毛穴が開いたり、皮脂が詰まったりといった肌荒れにつながるため、睡眠はしっかりととることをおすすめします。寝具や照明など自分に最適な就寝環境を整えることで、質の高い睡眠をとることができるでしょう。
毛穴ケア化粧水の選び方
ここで、毛穴ケア化粧水の選び方について紹介します。
毛穴のタイプにあったものを選ぶ
まずは、毛穴のタイプに合ったものを選ぶ方法です。毛穴には、オイリー開き毛穴・たるみ毛穴・つまり毛穴・乾燥毛穴の4タイプがあります。それぞれの特徴とおすすめの成分を紹介するので、自分がどのタイプなのか、確認してみてください。
オイリー開き毛穴
オイリー毛穴は、皮脂の過剰分泌やファンデーションの汚れなどの蓄積によって、毛穴の出口が徐々に広がってしまった状態です。思春期から20代に多いですが、生まれつき皮脂腺が大きいことが原因で毛穴の開きが目立ちやすくなっていることもあります。オイリー開き毛穴の方は、余分な皮脂分泌を抑える、肌を引き締めるといった効果がある化粧水がおすすめです。クエン酸やハマメリスエキス、ビタミンC誘導体といった成分に注目してみましょう。
たるみ毛穴
たるみ毛穴は、肌の水分不足やハリ不足、加齢などが原因で、開いた毛穴が元に戻りづらくなっている状態です。ハリと弾力が失われた肌の毛穴は縦に伸びしずくのような形になっていきます。たるみ毛穴の方は、タンパク質の生成を促す、肌にうるおいを与えるといった効果のある化粧水がおすすめです。コラーゲンやナイアシナミド、レチノールなど配合されている化粧水を選んでみましょう。
詰まり毛穴
詰まり毛穴は、白や黒のぶつぶつが目立ち、触るとザラザラしている状態です。詰まった角栓が酸化すると黒ずんで見えるようになります。詰まり毛穴の方には、余分な角質を除去する、肌のターンオーバーを正常に戻すといった効果のある化粧水がおすすめです。ビタミンC誘導体やグリコール酸、乳酸などの成分に注目してみましょう。
乾燥毛穴
乾燥毛穴は、刺激から肌を守るバリア機能が低下した状態です。インナードライと呼ばれるベタつきとカサつきが混在した状態の方も、乾燥毛穴に該当します。乾燥毛穴の方は、肌にうるおいを与える、肌の水分を保持するといった効果がある化粧水がおすすめです。セラミドやヒアルロン酸など肌のバリア機能を高めてくれる成分が含まれている化粧水を選んでみましょう。
使いやすさや香りで選ぶ
化粧水は洗顔後の肌を保湿するためには、毎日使う必要があります。苦手な香りだったり、使い心地が好みでなかったりすると、使い続けるのが嫌になってしまう可能性も否めません。そのため、気分良くスキンケアを続けるためにも、使いやすさや香りが好みの化粧水を選ぶようにしましょう。また、価格も継続して使うためのポイントなので、予算に合わせて選ぶことをおすすめします。
保湿成分も注目
角層がうるおい不足になると代謝が乱れるため、保湿ケアも欠かせません。ベースの保湿成分として注目してほしいのは、たっぷりの水分を保持することができるグリセリンです。特有のベタつきが苦手な方は、BGやDPGをベースに配合したものを選びましょう。
さらに、シロキクラゲ多糖体、マルチトールなどの糖類やアミノ酸などにも優れた保湿力があります。ベースの保湿成分と合わせて複数種類配合されていると良いでしょう。
抗炎症成分も大事
毛穴周りの肌が微弱な炎症を起こすと、代謝が乱れ、肌質や年齢を問わず毛穴悩みを引き起こす原因となります。そのため、抗炎症成分であるグリチルリチン酸ジカリウムが配合されている化粧水やそちらをサポートするビタミンC誘導体やビタミンEなどの整肌成分があるものを選びましょう。
中でも、ピュアビタミンC(アスコルビン酸)は、整肌効果が大いに期待できますが、一方でデリケートな肌には刺激になりやすいため、肌の調子を見ながら取り入れることをおすすめします。