季節や気温・ストレスなどによって起こる肌状態の乱れ。敏感肌の人にとって、クレンジングを使用する際の肌への負担が気になりますよね。
メイクの汚れもしっかり落としたいけど、刺激の強いクレンジングを使うと肌の状態を悪化させるのでは?と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
敏感肌の人は、メイクの仕方や肌の状態にあったクレンジングを選ぶのがおすすめです。この記事では、敏感肌の人に最適なクレンジングの選び方や正しいクレンジングの方法を紹介しています。
ぜひ参考にして、自分に合ったお気に入りの商品を見つけてくださいね。
目次
そもそも敏感肌ってなに?
敏感肌は、外部からの刺激に反応しやすい肌の状態。乾燥やかゆみなどの肌トラブルが起きやすい肌状態になっています。
敏感肌の原因は、気温や乾燥・ホルモンバランスの乱れなど様々。年間を通じて敏感肌の状態になっている人や、時期によって敏感肌になる人など、人によって様々な原因や症状があります。
敏感肌の主な症状
敏感肌の主な症状は、次の通りです。乾燥から皮脂バランスの乱れまで幅広い症状があるので、自分の肌状態がどの症状に当てはまるのかチェックしましょう。
乾燥しやすい
敏感肌の主な症状は乾燥です。洗顔後や入浴後に肌のつっぱりを感じることも多くあるでしょう。うるおいが作られにくく、肌にうるおいを閉じ込めることができない肌状態となっています。
乾燥しやすい肌状態の人は、しっかりとした保湿を心がけることが大切です。
かゆみや炎症が起こることも
ヒリヒリやちくちくとした痛み・肌の赤みがでやすいといった症状が見られることもあります。
肌が少しの刺激で反応しやすい肌状態となっており、刺激の強い商品を使用すると肌状態が悪化する可能性があります。
かゆみや炎症が気になる人は、低刺激処方のクレンジングを選ぶことをおすすめします。
ニキビや吹き出物ができやすい
ニキビや吹き出物ができやすいといった症状が見られる人も多くいます。皮脂のバランスが乱れて、肌が脂っぽい状態になっているので、皮脂バランスを整えることが大切です。
保湿をしすぎると悪化する恐れがあるので注意しましょう。皮脂をしっかりと落としてくれるクレンジングがおすすめです。
季節や環境で肌の状態が悪くなる
普段の肌状態は問題なくても、特定の季節や環境で、乾燥や皮脂トラブルなどの症状が現れることもあります。
普段使用するクレンジングとは別に、肌状態が悪い時に使用するクレンジングを用意することをおすすめします。
敏感肌の原因は?
敏感肌の主な原因は、外的要因と内的要因の2種類に分けられます。今の肌状態が敏感肌の原因となることもあるため、自分の肌状態と原因を知ることが大切です。
季節や気温などの外的要因が主な原因
敏感肌は、季節や気温・花粉・紫外線・日々のスキンケアなどの外的要因が原因となって起こります。
紫外線は1年中降り注いでいるので、夏以外や曇りの日でも紫外線対策を忘れないように注意しましょう。日々のスキンケアの方法を見直すことも大切です。
ストレスやホルモンによる内的要因が原因なことも
睡眠不足・食事バランス・ストレス・ホルモンバランスの乱れなどの内的要因が原因で敏感肌になっている人も多くいます。
生活習慣を見直すことで肌状態が良くなる可能性もあるので、規則正しい生活習慣を心がけてみましょう。
今の肌状態が敏感肌の原因となることも
現在の肌状態が敏感肌の原因となることも。乾燥肌や脂性肌・混合肌など肌のバランスが崩れると、他の要因を受けて敏感肌に移行する可能性があります。
肌トラブルがあるのは、肌のバリア機能が低下している状態です。自分の肌状態を把握し、自分にあったスキンケアや正しい生活習慣を心がけましょう。
敏感肌に最適なクレンジングの選び方
洗顔料や化粧水などと同様に、クレンジングも選び方を意識して自分に合った商品を見つけることが大切です。次に、敏感肌に最適なクレンジングの選び方を紹介します。
肌に優しい成分をチェックしよう
敏感肌の人は、肌への刺激を抑えることが大切。敏感肌の人に向けた優しい成分の商品をチェックしましょう。
アルコールやパラベンのフリー処方やアレルギーテスト済みの商品などは、肌への負担を抑えることができます。ニキビ肌の人は、ノンコメドジェニックテスト済みの商品を選ぶと安心です。
敏感肌用の有効成分をチェック
敏感肌用の有効成分をチェックすることもおすすめ。
ニキビや吹き出物が気になる人は、殺菌作用の高いイソプロピルメチルフェノールや抗炎症作用のあるグリチルリン酸ジカリウムといった有効成分を確認してみましょう。
より高い効果を求めている人は、有効成分の効果が認められた医薬部外品がおすすめです。
保湿成分をチェック
乾燥や赤みなどが気になる人は、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分をチェックしましょう。特に、人型セラミドは、肌に元々あるセラミドと近い構造をしているため親和性が高く、肌に優しくなじみやすいので敏感肌の人におすすめです。
クレンジング後のつっぱりや痒みなどを抑えることができますが、ニキビ・吹き出物が気になる人は悪化する恐れがあるため注意が必要です。
クレンジングの種類で選ぶ
クレンジングの種類は、メイクやテクスチャーの好み・肌の状態によって選ぶことが大切です。次にそれぞれの特徴を解説するので、チェックしてみましょう。
洗浄力の強いオイルタイプ
オイルタイプは洗浄力が強いので、濃いメイクをした日におすすめ。メイクを素早く、すっきりと落とすことができます。メイク残りが心配な人はオイルタイプを選びましょう。
洗浄力が強いので、長い時間肌の上に置かないように注意しましょう。乳化させることで、メイクをしっかり落とすことができます。
優しい使用感のミルクタイプ
ミルクタイプは、なめらかな使用感が特徴です。水分と油分のバランスが良く、肌への負担が少ないので、乾燥しやすい人や肌のヒリヒリ感が気になる人におすすめです。ナチュラルメイクの日はミルクタイプが適しています。
洗浄力が弱いので、油分が十分に落としきれないこともあります。ニキビや吹き出物が気になる人や、脂性肌の人には向いていません。
摩擦の少ないジェルタイプ
ジェルタイプは、摩擦が少なくメイクと馴染みやすい点が特徴。ジェルに厚みがあるので、肌への負担を軽減できます。ナチュラルメイクの日に適したタイプです。
油性タイプ・オイルイン水性タイプ・オイルフリー水性タイプの3つの種類があるので、肌の状態に合わせて選びやすいタイプの商品です。
保湿力の高いクリームタイプ
クリームタイプは、厚みのあるテクスチャーが特徴。クリームがクッションとなり、肌との摩擦を防ぐことができます。
油分を多く含んでいるので、乾燥しやすい人や保湿を求める人におすすめのタイプです。
しっかりと落せるバームタイプ
バームタイプは、洗浄力が高くしっかりとメイクを落せる点が特徴。W洗顔しなくてよい商品が多いので、肌への負担を抑えることができます。
手の温度でなじませて使用するため、バターのような使い心地の良いテクスチャーが人気です。
メイクや肌状態によって商品を変えるのもおすすめ
クレンジングは、メイクや肌状態によって使用する商品を変えるのもおすすめです。
季節やその日のメイクで使う商品を変えると、肌状態を維持しやすくなります。刺激が気になる場合は、目元や口元などの濃いメイクの部分のみ、ポイントリムーバーを使用するのも良いでしょう。
おすすめのクレンジング11選
次に、おすすめのクレンジング11選を紹介します。それぞれの特徴を解説していますので、気になった商品があればチェックしてみて下さいね。