「アイクリームで目元のケアをしたいけど、おすすめはどれ?」と迷ったときは、あわせて選び方のポイントや正しい使い方もチェックしたいところです。アイクリームで目元のスキンケアを継続すれば、乾燥小じわやくすみ、クマなどのトラブルをより効率的にケアできる可能性があります。
そこで今回は、アイクリームのおすすめ10+1選を紹介するとともに、アイクリームで期待できる効果や適切な選び方を解説していきます。効果を実感しやすくするには自分に合った製品を見つけることが欠かせないため、選び方をチェックしたうえで、おすすめ商品の中から気になるものを厳選しましょう。
アイクリームの特徴・役割・期待できる効果
アイクリームを使用して目元のケアを続けていく際は、そもそもアイクリームとは何か、十分に理解を深めておくことが大切です。「アイクリームにはどんな効果があるの?」「普通のクリームとは何が違う?」などの疑問を持っている人は、実際に多いのではないでしょうか。アイクリームの特徴についてポイントをまとめると、次のとおりです。
・目元の皮膚をケアするクリーム
・主に乾燥を抑える効果に期待できる
・目元のたるみやシワをケアできる
アイクリームを使用すれば、目元の皮膚を効率よく保湿できます。たるみ・シワ・くすみなどの目元の肌トラブルの多くは乾燥、アイメイクによるダメージのため、目元を健康に保つには、アイクリームでのケアは積極的に続けていきましょう。
アイクリームとクリームの違い
アイクリームと通常のクリームの違いは、以下が挙げられます。
・アイクリームは目元に特化、通常のクリームは全体のスキンケア用
・アイクリームは目元で使いやすいように設計されているため、クリームと成分やなじみやすさが異なる場合がある
クリームを目元に使用できないわけではありませんが、クリームは全体の肌をケアしやすいように製造されているため、期待できる効果は肌全体に共通するものです。なじみやすさも、より広範囲にきれいになじむように作られていることが特徴です。一方でアイクリームは目元特化のスキンケア用品のため、目元に目立ちやすいシワやくすみなどのケアに最適です目元というデリケートな場所に使っても違和感のない使い心地なども、アイクリームならではの特徴です。したがって目元のケアをする場合は、目元の悩みに最適なアイクリームを使うことが、より望ましいといえます。
目元のケアにアイクリームを使うべき理由
目元のスキンケアは、目元特化の設計で製造されているアイクリームが最適ですが、ここからはなぜアイクリームを使うべきなのか詳細をチェックしてみましょう。目元のケアにアイクリームを使用すべき理由は、次の3つが挙げられます。
・目元の皮膚を保湿することで小じわを防ぐ
・花粉・紫外線により目をこするせいでたるみやしぼみが起こりやすい
・眼精疲労や血行不良によるクマ・くすみが目立ちやすい
それぞれの理由について、重要なポイントを解説していきます。
目元の皮膚を保湿することで小じわを防ぐ
目元は、日常的に自覚するきっかけは少ないかもしれませんが、意外に乾燥しやすい箇所といわれています。目元は皮脂腺・セラミドがほかの部位よりも不足していたり、角層が薄かったりするせいで、乾燥の症状が著しく出やすい傾向です。乾燥が顕著になれば肌は慢性的にダメージを受け、小じわが目立ちやすくなります。したがって、アイクリームでの保湿ケアを続けることは、乾燥によるダメージを防ぐポイントになります。結果、肌にうるおいがキープされれば、乾燥による小じわを防ぐことにもつながるといえます。
花粉・紫外線により目をこするせいでたるみやしぼみが起こりやすい
目元のケアにアイクリームを使用すべき理由は、目元では、たるみやしぼみなどの肌トラブルも起きやすいためです。目元は花粉や紫外線の影響によって掻いたりこすったりすることが多いため、皮膚に強いダメージを与えやすいのです。強い摩擦が加わると、目元の皮膚はたるんだりしぼんだりしやすくなり、特に40代以降になるとその印象はより顕著になります。また、目元に摩擦が加わりやすいのは、アイメイクも影響しているでしょう。メイクをするとき、そして落とすときに比較的強く皮膚をこすってしまうことは少なくないため、結果として皮膚には負担がかかりやすいのです。だからこそ、ダメージの受けやすさを考慮した、アイクリームでの日常的なスキンケアが重要になります。
眼精疲労や血行不良によるクマ・くすみが目立ちやすい
アイクリームでの目元のケアが必要なのは、眼精疲労や血行不良も関係しています。目元は、日常的に眼精疲労や血行不良による負担もかかりやすく、クマやくすみが目立つ原因になります。特に現代はスマホやPCで目を酷使することが多いため、目や目元には疲労が溜まりやすいといえます。結果、目元の血行が悪くなれば、周辺が青みがかることでクマが目立ってしまう仕組みです。眼精疲労や血行不良で負担がかかり、目元の皮膚のターンオーバー周期が乱れれば、さらに皮膚のバリア機能を衰えさせる原因になるでしょう。結果、乾燥によるダメージを負いやすくなってしまう仕組みです。そのため日常的に目を酷使する仕事をしている人や、血行の悪さからくるくすみやクマが気になる人は、アイクリームでのケアが欠かせません。
自分に合ったアイクリームの選び方のポイント
アイクリームにはさまざまな製品があるため、自分に合ったものを選ぶには何を重視すれば良いのか、選び方に困ることも多いでしょう。アイクリームを選ぶときは、次の4つのポイントが重要となります。
・肌質に合う製品を見つける
・目元の悩みに合わせて選ぶ
・形状やテクスチャを調べて使いやすいものを選ぶ
・敏感肌の人は低刺激の製品を選ぶ
スキンケア用品は、とにかく自分に合ったものを選んで快適にケアを続けることが大切です。続けやすさをしっかり実感するためにも、上記のポイントはぜひ押さえておきましょう。では、それぞれの重要なポイントや注意点を解説していきます。
肌質に合う製品を見つける
アイクリームは、まず、肌質に合う製品を見つけましょう。肌質・肌タイプに合わせてアイクリームを選べば、相性の悪さを感じることなく、効率よく目元の悩みを解消できる可能性があるためです。たとえば乾燥肌の人は、保湿力の高さに期待できる製品を積極的に見つけると良いでしょう。具体的には、セラミド・グリセリン・ヒアルロン酸などの成分が含まれているアイクリームが挙げられます。これらは実際に乾燥肌向けと記載されているものも多く、目元の乾燥対策におすすめです
ほかには、脂性肌の人はできるだけテクスチャの軽い製品を選ぶことがおすすめです。たっぷり保湿するタイプの製品を使用すると、よりテカってしまう場合があるためです。したがって、自分に合う製品を見つけるには、まず自分自身の肌質・肌タイプが何なのか理解することが重要です。
目元の悩みに合わせて選ぶ
目元の悩み・実際に起きているトラブルに合わせて、アイクリームを選ぶことも重要です。その悩みにアプローチできるアイクリームなら、ケアを続けることで悩みが気にならなくなるでしょう。目元の悩みといえば、たとえば以下が挙げられます。
・シワ
・たるみ
・クマ
・くすみ
アイクリームの種類は豊富なため、製品ごとに解決できる悩みは異なる場合があります。たとえば目元のシワ対策でアイクリームを使用したいときは、シワ改善の有効成分が含まれている製品を選ぶと良いでしょう。反対に、たとえばたるみなどのハリ不足の方むけのアイクリームを選んでしまうと、シワ改善の効果はあまり期待できない可能性があります。含まれている成分や期待できる効果をよくチェックし、悩みに合ったアイクリームを選びましょう。
形状やテクスチャを調べて使いやすいものを選ぶ
アイクリームは、使いやすさ重視で選ぶことも大切です。アイクリームでのケアは継続することが重要なため、使いやすくなければ、快適にケアを続けられなくなってしまいます。具体的には、形状やテクスチャ、香りなどを調べることが重要といえます。たとえば「成分的には問題ないけれど、テクスチャがいまいちで、正直使いにくい…」などと感じるときは、別のアイクリームも検討したほうが良いかもしれません。また、問題なく続けられることを重視するなら、価格も重要です。高価なアイクリームには魅力的な特徴も多いですが、日常的に使用するとなると、費用面で続けにくさを感じることがあるため注意が必要です。無理なく続けられる価格を考えたうえで、自分に合ったアイクリームを選びましょう。
敏感肌の人は低刺激の製品を選ぶ
敏感肌の人は、アイクリームを選ぶ際に、刺激の少なさを重視しましょう。ただでさえ目元の皮膚はデリケートなため、刺激の強いものを選ぶと、敏感肌の人は肌荒れしてしまう可能性があります。敏感肌の人におすすめの選び方のポイントは、次のとおりです。
・無添加処方のアイクリームを選ぶ
・アレルギーテストなどの刺激性チェックが行われているものを選ぶ
無添加のアイクリームには、特定の添加物が含まれていないため、刺激が低い場合があります。ただし、無添加と一口にいっても「何が無添加なのか」は製品によって異なるため、事前の確認は必須です。たとえば合成香料の含まれたケア用品が苦手な人は、香料無添加か調べるようにしましょう。また、ほかにはアレルギーテストなどの刺激性試験が行われているかどうかも、アイクリームを選ぶうえでは大事です。アレルギー反応を起こしやすい人は、できるだけアレルギーテスト済みの製品を選んだほうが、肌荒れのリスクは抑えられるでしょう。
アイクリームのおすすめ10選
ここからは、アイクリームのおすすめ製品10選を紹介していきます。製品によって主な成分(有効成分)、無添加の内容、受賞実績などは異なるため、特徴をよく比較したうえで自分に合ったアイクリームを選びましょう。
アイクリームの効果を実感しやすくするには
アイクリームを使用するときは、効果を実感しやすくするためのポイントを事前に理解しておきましょう。ケア方法を間違えると、せっかくの効果をなかなか実感できない場合があります。効果を実感しやすくするには、最低限以下の点を整理しておく必要があります。
・基本的な使い方の手順とケアのタイミング
・丁寧に目元になじませて油分のバリアを作る
・効果を実感するためには継続的なケアが必要
・アイクリーム使用時の注意点と間違った使い方について
それぞれの重要なポイントを解説していきます。
基本的な使い方の手順とケアのタイミング
まずは、基本的な使い方の手順と、目元のケアのタイミングを紹介していきます。アイクリームで目元のスキンケアを続ける際は、以下の手順を意識しましょう。
1.目元にアイクリームを点置きする
2.目尻から下まぶたを通り、目頭に向けてクリームを伸ばす
3.そのまま上まぶたを通り、目尻に向けて伸ばしていく
コツは、クリームを広げる際にとにかく優しく伸ばすことです。強すぎると肌に大きく負担を与えることになるため、注意が必要です。なお、ケアのタイミングは顔全体のケアとして乳液をつけたあとになります。時間は夜のみの使用が一般的なため、1日1回のケアを目安にしましょう。
丁寧に目元になじませて油分のバリアを作る
アイクリームを塗る目的は、保湿のための油分のバリアを作ることです。クリームによってバリアを形成すれば、保湿成分が肌から逃げにくくなり、うるおいキープにつながります。結果、目元の乾燥が抑えられ、小じわを防ぐポイントになります。そのためアイクリームを塗って目の周辺になじませるときは、油分のバリアを作ることをイメージし、適度に伸ばしましょう。
効果を実感するためには継続的なケアが必要
アイクリームでのスキンケア効果を実感するには、継続的なケアが欠かせません。アイクリームによる保湿やシワ改善には、即効性はなく、日常的なケアを実践することで効果を実感しやすくなります。アイクリームによって保湿成分が肌に加わり、常にある程度肌組織がうるおった状態になれば、徐々にターンオーバーが正常化することでハリやキメが戻ってくる仕組みです。
なお、いきなり高価な製品を選ぶと続けにくくなる場合があります。そのためアイクリームでのケアを始めるときは、最初は安価で購入しやすい製品から試し、気軽に続けていくのが良いでしょう。
アイクリーム使用時の注意点と間違った使い方について
アイクリームを使用するときは、以下の点に注意しましょう。
・こすりすぎに注意する
・製品ごとに正しい使い方や量を確認する
・1日に何回も塗らない
・肌荒れしたときは使用を中止し別の製品を検討する
繰り返しになりますが、クリームを広げるときは、とにかく優しくなでるようにケアすることが大切です。強くこすると皮膚に強い負担をかけるため、色素沈着などのリスクを高めることになります。また、製品ごとに適切な使い方・量は異なるため、必ず使い方を確認してからケアを始めるようにしましょう。ほかには、1日1回を超える過剰なケアも肌トラブルの原因になるため、控えることが大切です。
コスメは肌との相性が重要なため、人によっては、選んだ製品で肌荒れしてしまうこともあるでしょう。肌荒れしてしまったときはすぐに使用を中止し、別の製品を検討することが大切です。目元の皮膚はデリケートなため、肌荒れの程度によっては皮膚科の受診も考えましょう。
まとめ|自分に合ったアイクリームで目元のケアを続けよう
アイクリームは、多くの製品があるため、自分に合ったものを選ぶことが大切です。目元の悩みや肌質に合ったアイクリームを選んでスキンケアを続ければ、より結果は出やすくなるでしょう。また、アイクリームでのケアは毎日続けることが重要なため、続けやすい価格なのかもよく確かめたいところです。自分にぴったりのアイクリームを使用し、目元の小じわやくすみ、クマなどのトラブルを解消しましょう。