「40代におすすめの化粧下地が知りたい」「どういう視点で下地は選ぶべき?」など、どの製品がいいかと悩んでいる40代の方はいませんか?この記事では、40代におすすめの化粧下地について紹介します。
化粧下地は カバー力や肌タイプなどに合わせて選ぶ ことで、肌悩みをカバーしながらナチュラルな仕上がりが目指せます。ぜひ、参考にして自分に合った製品を見つけてみてください。
40代に多い肌トラブルとは?
加齢によって女性ホルモンの分泌が減少すると、肌の内側の水分量が減少してコラーゲンを生成する力が衰えるため、40代を迎えると 乾燥やたるみのほか、シワやくすみ、毛穴の目立ちやそばかす などさまざまな肌トラブルが起きるようになります。また、40代になると、メイクをしてもくすんで見えるなど、20代や30代の頃と比べて肌悩みが顕著に感じるようにもなります。
40代化粧下地の選び方
ここで、40代化粧下地の選び方について紹介します。
カバー力で選ぶ
カバー力のある化粧下地はファンデーションを使わなくても、 素肌をきれいに見せる ことが可能です。また、化粧下地のみでベースメイクを作ることで、ナチュラルな仕上がりになります。くすみや色ムラが気になる場合は、コントロールカラーを使用してみましょう。ファンデーションほどカバー力は高くありませんが、エイジングサインを自然にカバーしてくれます。肌トラブルをしっかりと隠したいと思う方は、カバー力の高い化粧下地を選んでみましょう。
肌悩みに合わせて選ぶ
ここで、肌悩みに合わせた化粧下地の選び方について紹介します。
ほうれい線や目尻のシワ
ほうれい線やシワが気になる部位は乾燥しやすく、 保湿が不十分だと余計に目立ちます 。悪循環に陥る可能性があるので、保湿成分が入っているものを選びましょう。また、ハイライト系の化粧下地を気になるほうれい線やシワの上に伸ばすことで、目の錯覚により目立たなくさせる効果が期待できます。
シミやくすみ
シミやくすみを隠したいがために、コンシーラーを重ねるなどの対策を行う方も多くいますが、化粧下地の段階でしっかり隠せれば、 メイクの仕上がりも変えることができます 。シミやくすみを目立たなくさせるためには、ツヤっとしたパール感の化粧下地を選んでみましょう。適度なカバーとツヤを与えることで、厚塗り感なく悩みにアプローチできます。
たるみ
たるみが気になる場合は、肌のハリを補正してくれる成分が配合されている化粧下地を選びましょう。 ビタミンCやコラーゲン は肌のハリに大切な成分なので、購入する際にチェックしてみることをおすすめします。また、目尻・口元・頬には、ハイライト効果のある化粧下地を部分使いするのも良いでしょう。リフトアップ効果で、ぼやけた輪郭もキュッと引き締まったように見せることができます。
しずく毛穴や開き毛穴
毛穴の開きが気になる方は、 ポアプライマーとの併用がおすすめ です。鼻まわりやおでこまわりなど、毛穴が開きやすい部分に使うことで毛穴をきれいに隠せることができます。また、ポアプライマーを使用することでメイクがヨレにくくなるため、汗をかきやすい夏や日中のお出かけの際も、こまめに化粧直しをする手間を省けます。
肌タイプで選ぶ
肌タイプに合わせて化粧下地を選ぶのも一つの方法です。例えば、乾燥肌の方であれば、保湿成分が配合されているアイテムがおすすめです。保湿成分が配合されていることで、 肌のうるおいをキープし、化粧崩れを防ぐ 効果が期待できます。脂性肌の方は、皮脂対策効果のある化粧下地を選ぶことによって、余分な皮脂やテカリを吸着し、マットな質感に仕上げることができます。
肌への刺激が心配な敏感肌の方は、肌への刺激になる可能性がある成分の有無も忘れずにチェックしましょう。人によってどの成分が刺激を与えるかは異なりますが、特に以下の成分は避けた方が無難です。
・アルコール
・パラベン
・石油系界面活性剤
・紫外線吸収剤
・鉱物油
・合成香料
成分について分からない場合は、 「低刺激処方」「敏感肌用」 と記載されている製品に注目してみましょう。
ツヤ感を出したいなら「保湿成分」に注目
肌にツヤ感をプラスしたい方は、保湿成分が配合されていて、伸びのいいテクスチャーを選ぶことで、 みずみずしくうるおう肌 に見せることができます。おすすめの保湿成分には以下の成分があります。
・セラミド
・シア脂
・ヒアルロン酸
・スクワラン
・ホホバ種子油
さらりとした化粧下地は乾燥しやすいので、クリームのようになめらかな質感を選ぶようにしましょう。
UVカット機能も大事
年齢に関わらず肌にとって重要となるのが、紫外線対策です。紫外線は、 シミだけでなくシワやたるみ、くすみの原因 にもなります。日常生活を送るだけなら、SPF20くらいのものを選ぶと良いでしょう。あまりに強い効果のあるものを日常生活で普段使いしていると、肌への負担になります。
また、ホコリや花粉、排気ガスといった外的要因も肌老化に影響を及ぼす要因のため、アンチポリューションタイプの化粧下地を選ぶのもおすすめです。化粧下地はベースメイクの仕上がりを左右するだけでなく、さまざまな外的刺激から肌を保護する役割も果たします。
使いやすいものを選ぶ
塗りやすさや使いやすさも化粧下地選びでは大切です。塗りにくいとダマになってしまったり、ムラができてしまったりするため、あまりおすすめできません。使いやすさを判断する ポイントは、伸びの良さ です。均一に薄くスーッと伸び、肌なじみのいいものであれば、ストレスなく使用できるでしょう。また、化粧下地は、毎回1度に使用する量はそれほど多くありません。そのため、少量を出しやすいかどうかも判断ポイントです。
敏感肌は肌への刺激が少ないものを
肌への刺激が心配な方は「肌への刺激になる可能性がある成分の有無」のチェックも忘れずに行いましょう。避けるべき成分には、以下のものがあります。
・アルコール
・パラベン
・紫外線吸収剤
・石油系界面活性剤
・香料・着色料
・鉱物油
成分で判断がつかない場合は、 「敏感肌用」または「低刺激処方」 の記載に注目してみると分かりやすいです。また、UV機能のある化粧下地を選ぶ際は、「ノンケミカル処方」や「紫外線吸収剤フリー」と記載されている製品がおすすめです。肌への負担を考慮するためにも、石けんで落とせる製品だと尚よいでしょう。
40代向け化粧下地の「色」の選び方
メイクのノリや持ちをよくしてくれる化粧下地ですが、実は化粧下地の色次第で肌にもたらしてくれる効果は異なります。化粧下地の色は、以下のように 肌の悩みやなりたい印象 で選びましょう。
・オレンジ:肌の茶色っぽいくすみや目の下のくまが気になる、濃いシミを自然にカバーしたい
・ピンク:肌のくすみ・暗さが気になる、肌が青白くなりやすい、血色感のある肌になりたい
・ラベンダー:肌の黄みが気になる、透明感と血色感がある肌を作りたい
・ブルー:黄みの強い肌、透き通るようなクリアな印象の肌に仕上げたい
・グリーン:ニキビ跡・赤みなどの気になるポイントを自然にカバーしたい、透明感のある涼しげな印象になりたい
上記のように、肌の悩みやなりたい印象で選ぶことで、理想の肌に近づくことができるでしょう。
40代におすすめの化粧下地20選
ここからは、40代におすすめの化粧下地を紹介します。
「カバー力」のある化粧下地
まずは、カバー力のある化粧下地を紹介します。
40代のNGな化粧下地の選び方
ここで、40代のNGな化粧下地の選び方について紹介します。
パールやラメが強い
パールやラメの入ったツヤが出る化粧下地は、肌をふっくら見せる効果がある一方、きらめきが強い化粧下地は、 毛穴や小じわを悪目立ちさせる 傾向にあり、老けて見えるリスクが高まります。そのため、もし使用したい場合は、目の下の三角ゾーンから頬にかけてなど部分的に使用しましょう。全顔に使用したい場合は、極小で繊細なパールが入った、ソフトなツヤが出る下地を選ぶことをおすすめします。
肌色補正効果がない
40代はくすみが気になりがちな年代です。そのため、肌色補正効果がない化粧下地では、 塗っても肌のくすみがそのまま で老けて見えるリスクが高まるため、肌色補正効果がない化粧下地を選ぶのは避けましょう。
肌になじまない色味
色黒なのに白っぽく仕上がる化粧下地を使ったり、色白なのにトーンダウンしてしまう化粧下地を使ったりなど、自分の肌になじまない化粧下地を使うことも 老けて見えるリスクを高めてしまいます 。化粧下地は自分の肌色に合ったものを選ぶべきなので、しっかりと試したうえで自分に合う色を見つけましょう。
UV機能は要チェック!
紫外線は1年を通して降り注いでいるため、シミやそばかすが気になる40代は、UVカット機能を果たす化粧下地を選ぶようにしましょう。特別日差しが強いとき以外は、日焼け止め効果のある化粧下地を使えば十分です。別途で顔用の日焼け止めを用意する必要もないので、 朝のメイクの時短 にもなり、便利に使用できるでしょう。
スキンケア・ファンデーションとの相性も忘れずに!
化粧下地がしっくりこない原因の多くに、 前後のアイテムとの相性の悪さ が挙げられます。例えば、こってり系のクリームの後に油分の多いクリームの化粧下地を使い、ファンデーションもしっかりとしたテクスチャーを使っていたとしたら、化粧がヨレてしまうのも当たり前です。
今使っているスキンケアやファンデーションがさっぱりとしたものであれば、しっとり系の化粧下地を選ぶなどの工夫を行いましょう。そうすることで、メイクの仕上がりも大きく変わります。
化粧下地の使い方
ここで、化粧下地の使い方について紹介します。
化粧下地を塗るタイミング
化粧下地は、以下のタイミングで使用します。
①スキンケア
➁日焼け止め
③化粧下地
④コントロールカラー
➄ファンデーション
スキンケアで十分に肌を保湿したら、 ファンデーションを塗布する前に化粧下地を使用 します。 UVカット機能を搭載していない化粧下地の場合は、日焼け止めを塗ってから化粧下地を塗るようにしましょう。化粧下地とあわせてコントロールカラーを使用する場合は、コントロールカラーは化粧下地の後に使用します。
また、化粧下地の塗りすぎはメイク崩れの要因となるため、規定量を顔全体にまんべんなく塗布するようにしてください。規定量の記載がない場合は、 「パール1粒大」 を1回の使用量を目安にしましょう。塗りすぎを防止するために、化粧下地を額・両頬・鼻・あごに点置きする方法もおすすめです。1回分の使用量を手の甲に出したら、指で5点置きをして、顔の中央から輪郭側に向かって伸ばしてください。
余分な油分はスポンジでオフ!
化粧下地の余分な油分はテカリとして見られがちなので、スポンジで顔全体をぽんぽんと叩くようになじませましょう。肌表面にとどまった油分を吸収することによって、 ファンデーションののりがよくなる 効果が期待できます。油分を感じさせないマットな質感に仕上げたい場合は、ファンデーションを塗布した後にフェイスパウダーを使用すると良いでしょう。
化粧下地の期待できる効果
ここで、化粧下地の期待できる効果について紹介します。普段何気なく使っている方も多い化粧下地ですが、効果を知ることで、尚更、「必要」だということが分かるでしょう。ぜひ、チェックしてみてください。
ファンデのノリが良くなる
化粧下地は肌とファンデーションをくっつける接着剤的な役割があるため、塗ることでファンデーションが 肌にのりやすくなる効果が期待できます 。ファンデーションが肌にしっかりと密着すれば、その分化粧崩れもしにくくなり、化粧持ちが良くなるというメリットも生まれます。普段から「日中ファンデーションが崩れやすい」という方は、化粧持ちを変えるためにも、化粧下地を活用させましょう。
肌がキレイに見える
化粧下地にはファンデーションほどカバー力はありませんが、 肌の凹凸を滑らかにしたり、肌色を補正したり などの効果が期待できる製品が多いです。例えば、顔色のくすみや赤み、ニキビ跡や毛穴などをカラーコントロールすることで、肌をトーンアップさせたり、自然にキレイな肌に見せることができます。
ファンデーションだけでカバーしようとすると厚塗りになってしまうこともありますが、化粧下地を塗ることで厚塗り感なくの悩みをさりげなくカバーすることができるでしょう。
スキンケア効果も期待できる
化粧下地を塗ることで スキンケア効果も期待ができる というメリットがあります。例えば、保湿や皮脂吸収、外的刺激から肌を守るバリア機能など、ファンデーションだけだと乾燥が気になったり、テカってしまうこともありますが、化粧下地を塗ることでそのような悩みがカバーされることもあります。何も塗らないよりも塗った方が肌の調子が良くなることもあるので、普段から化粧下地を使わないという方は、ぜひ使ってみてください。
紫外線対策にもなる
化粧下地には、UVカット効果の機能が備わっている製品も多く、日焼け止めを塗らなくても化粧下地で メイクアップをしながら紫外線対策を行う ことができます。紫外線は、シミやシワなど肌の老化の原因につながるため、肌トラブルを避けたいのであれば取り入れた方が無難です。
「普通の日焼け止めでいいんじゃない?」と思う方もいるかもしれませんが、化粧下地には、紫外線対策以外にも肌をキレイに見せたり、スキンケア効果が期待できたりなどのメリットもあるので、単に日焼け止めを使うよりも得ることができるメリットの方が多くなるでしょう。
化粧下地なしでメイクすると・・・
「朝は忙しいから、時短のために化粧下地は使わない」という方も中にはいるのではないでしょうか?時短を考えると省きたくなる気持ちは分かりますが、では、化粧下地なしでメイクをするとどのようなデメリットが生まれてしまうか、についてここで紹介します。
化粧が崩れやすくなる
まずは、化粧が崩れやすくなるということです。化粧下地を塗らないことで、 肌とファンデーションが密着しにくくなったり、ファンデーションが浮いてきたり してしまうことによって、化粧が崩れやすくなります。また、肌が乾燥したり、汗や皮脂の分泌量が増えたりすることでも、化粧崩れを起こす可能性があります。
ファンデーションが厚塗りになりやすい
化粧下地を使わないと素肌の状態にファンデーションをつけることになるので、隠したいところがいろいろと気になり、気づくと「ファンデーションが厚塗りになってしまった」ということが多いです。 厚塗り感を防ぐためにも化粧下地は役立つ ので、ナチュラルな自然な仕上がりを目指したいと思う方であれば、化粧下地を使いましょう。厚塗りしてしまうと老けて見える恐れもあります。
乾燥しやすくなる
化粧下地には、 保湿成分が配合されている 製品が多々あります。保湿成分が肌をうるおすだけでなく、外部刺激から肌を守る効果が期待できるため、化粧下地をしている方が肌にとっては良いでしょう。ファンデーションだけだと紫外線の影響や空調の影響を受けやすくなってしまうので、肌も乾燥しやすくなります。
肌が乾燥するとファンデーションのノリが悪くなってしまうとともに、さまざまな肌トラブルを引き起こしてしまう原因となる恐れもあるため、できれば化粧下地をファンデーション前に使いましょう。
クレンジングしても毛穴にファンデが残りやすくなる
スキンケアの後に直接ファンデーションを塗ってしまうと、毛穴にファンデーションが入り込んで、毛穴に入ったファンデーションが落ちきらないことがあります。毛穴に残ったファンデーションを放置したままでいると、 皮脂と混じり合って毛穴を目立たせてしまう 原因になりかねません。そうなると毛穴を改善するための対策も必要になってくるため、時間もお金も浪費してしまうことにつながります。キレイな肌を保つためにも、肌トラブルは少ないに越したことはないです。
【ファンデなし!】化粧下地だけでメイクをするメリット・デメリット
ここで、化粧下地だけでメイクするメリット・デメリットについて紹介します。
化粧下地だけでメイクをするメリット
まずは、化粧下地だけでメイクするメリットについてです。
肌への刺激や負担が少なくなる
化粧下地だけでメイクをすると肌への刺激や負担を減らすことができます。一般的にメイクをする場合は、化粧下地を塗った後にファンデーションを肌にのせてベースメイクを完成させます。ファンデーションはシミやそばかす、ニキビ跡やくすみなどをしっかりとカバーしてくれる役割がありますが、カバー力がある分、肌への負担も大きくなります。
また、ファンデーションを落とすために洗浄力のあるクレンジングが必要になったり、キレイに落とすために摩擦を与えてしまったりなど、肌へのリスクもあります。一方、化粧下地だけだと、ファンデーションの成分が肌につくこともないですし、 クレンジングも洗浄力の弱いものや石けんで落とすことができる ため、肌への負担も軽減できるというわけです。
肌への負担が軽減できれば肌トラブルへのリスクも下げることができるので、肌トラブルを抱えたくないという方こそ、ファンデーションを使わないメイクの方が良いのかもしれません。
スッピン風の透明感を出すことができる
化粧下地だけでメイクをすると、 すっぴんに近いメイク を楽しむことができます。また、仕上がりもナチュラルで、透明感のある肌印象を与えることができるでしょう。ポイントとして色の濃いリップやアイシャドウなどを取り入れても、濃いメイクには見えることなく、逆に華やかな雰囲気のメイクに仕上げることができるでしょう。
メイク時間を短縮できる
化粧下地だけのメイクであれば、 ファンデーションを重ねる手間が省くことができる ため、時短でメイクを完成させることができます。化粧下地の中には、化粧水や美容液、乳液、日焼け止めなどの機能が備わっている製品もあります。メイクをする際は、化粧下地前にスキンケアが欠かせませんが、化粧下地1本でスキンケアも同時にできるのであれば、手間も時間も大幅にカットできます。
とくに忙しい朝は細かくメイクをしている時間がないという方も多いので、どれだけ時短でメイクできるかは女性にとってとても嬉しいことではないでしょうか。
メイク崩れがしにくい
化粧下地のみのメイク、または化粧下地の上にフェイスパウダーを重ねるだけのメイクであれば、メイク崩れがしにくくなります。メイク崩れは ファンデーションのヨレが原因 で起きてしまうことがあるため、最初からファンデーションを使わなければ、メイクが崩れてしまう心配がありません。
1日中メイクを崩さずに過ごしたいにもかかわらずメイク崩れが起きてしまうと、メイク直しが必要になります。仕事中はなかなかメイクを直す時間がないという方にとっては、メイク崩れが気になっても放置しておくことしかできない場合もあります。化粧下地のみのメイクであれば、化粧直しすら必要なくなるので、メイク崩れを気にすることなく快適に仕事に励むことができるでしょう。
コスパがいい
化粧下地だけのメイクであれば、ファンデーションを使う機会をグッと減らすことができるため、その分ファンデーションの減りが遅くなります。ファンデーションを一切使用せず、ノーファンデメイクで過ごしているという方は、 ファンデーションの購入すら不要 になるので、コスパも良いでしょう。
メイクアイテムは、一般的に開封後3ヶ月~1年ほど使い切ってしまった方が良いとされているので、使わないアイテムを購入するのはもったいないですし、お金の無駄にもなります。化粧下地だけでもスッピンに近い、ナチュラルなメイクに仕上げることは可能ですし、何より肌への負担を減らすことができるので、「スッピン肌に自信が持てるようになりたい」と思う方こそ、コスパよく、化粧下地のみのメイクを楽しんでみましょう。
化粧下地だけでメイクをするデメリット
化粧下地だけでメイクをするメリットについて紹介しましたが、メリットがあるということはデメリットもあるということです。化粧下地だけでメイクをするとどのようなデメリットが生じてしまうか、ここで、紹介します。
乾燥しやすくなる
ファンデーションは、キレイな肌に見せるだけでなく、肌の水分の蒸発を防ぐ役割も担います。そのため、ファンデーションを使わないメイクだと 肌のバリア機能が弱く なり、エアコンや外気の影響を受けて肌が乾燥しやすくなる恐れがあります。
ただし、化粧下地には、保湿成分がたっぷりと配合されている製品も多くありますし、化粧下地前に、スキンケアアイテムでしっかりと保湿をしておけば、乾燥をカバーすることはできるでしょう。
紫外線の影響を受けやすくなる
近年販売されている化粧下地には、UVカット機能が備わっている製品が多く、化粧下地だけでも紫外線対策は可能です。しかし、ノーファンデメイクだと ファンデーションのUVカット効果を得ることができない ため、その分紫外線の影響を受けやすくなってしまう可能性があります。
紫外線によるダメージが蓄積してしまうと、シミやシワ、くすみなどの肌トラブルを招いてしまう原因となってしまうので、化粧下地のみでメイクをする際は、日傘や帽子などを活用するなどの日焼け対策をプラスしましょう。
外部刺激によるダメージを受けやすくなる
ファンデーションを使わないメイクだと、マスクによる擦れや空気中のホコリ、ウイルスなどの外部刺激を受けやすくなります。ファンデーションは、肌に薄い膜を作って、外部刺激から肌を守る役割を担いますが、化粧下地のみのメイクだと 薄い膜が作れず、直接肌に外部刺激を受けてしまう 可能性が否めません。化粧下地のみのメイクをする際に、ファンデーションを使いたくないのであれば、フェイスパウダーを代用して外部刺激から肌を守るようにしましょう。
化粧下地を塗るときの注意点
ここで、化粧下地を塗る際に注意してほしいことについて紹介します。
塗る前にしっかりと保湿をする
いくら保湿力の高い化粧下地を使ったとしても、その前のスキンケアが適切でないと 十分な効果を得ることができません 。また、水分量が低下している乾燥肌の状態で化粧下地を塗っても、メイクのなじみが悪くなったり、浮いてしまったりする恐れがあります。そのため、化粧下地を塗る際は、事前に基礎化粧品で十分なスキンケアを行うようにしましょう。
とくに乾燥肌の方は、化粧水で肌に水分を与えた後、水分が蒸発してしまうのを防ぐために、クリームや乳液で蓋をして、保湿を保つようにしてください。肌の乾燥がひどくて化粧ノリが悪いと感じた場合は、スキンオイルを数滴肌になじませると、化粧下地が塗りやすくなります。たとえ重めのテクスチャーであってもオイルで伸びが良くなるので、肌への負担も軽減できるでしょう。
塗るときに肌をこすらない
化粧下地を塗る際は、肌をこすらないようにしましょう。肌をこすってしまうと 摩擦が肌への刺激や負担となる 恐れがあり、乾燥や肌トラブルを招いてしまう可能性があります。伸びが悪いテクスチャーであれば、スキンオイルなどを先に塗って肌の滑りを良くしておくことをおすすめします。
また、スポンジやブラシなどを使って化粧下地を塗る場合は、雑菌の繁殖を防ぐためにも使用後はきちんと洗浄して、清潔なものを使うようにしましょう。雑菌が付着したスポンジやブラシをそのまま使ってしまうと、さまざまな肌トラブルを引き起こしかねません。キレイな肌を保つためにも肌トラブルは避けた方が良いので、メイクで使うアイテムはいつでも清潔さを保つことが大切です。
使い捨てのスポンジやブラシであれば、洗浄する手間も省け、いつでも清潔な状態で使うことができます。袋に大量に入っていればコスパも良いですし、「もしもの時に無い」と、慌てることも少なくなるでしょう。
40代向け化粧下地のよくある質問
ここで、40代向けの化粧下地についてよくある質問と回答を紹介します。
化粧下地は必ず必要?
化粧下地を使わなくてもメイクを仕上げることは可能ですが、肌に悪いだけでなく、 崩れやすくなってしまう原因 になります。長時間の外出でメイクを直す時間がない場合のことを考えると、下地を塗って土台を整えておいたほうが、メイク崩れを心配せずに済むでしょう。
化粧下地とファンデーションは同じブランドがいい?
同じブランドの製品であれば、 下地とファンデの相性が良くなるように作られている ため、おすすめです。どちらかが肌に合わないと感じたら、下地かファンデーションのどちらかを変えて、相性を試してみましょう。
ノーファンデでも化粧下地は使うべき?
最近では肌に負担をかけないメイクとして、ノーファンデメイクが流行っています。肌悩みが多い40代では、「ファンデーションを使わないことに抵抗がある」という方もいるかもしれませんが、 カバー力の高い化粧下地を使用すれば、毛穴やくすみはしっかり隠せます 。ただし、厚塗りしてしまうとヨレて崩れやすくなってしまうため、薄く均一に塗るのがポイントです。
もし、下地のみだと不安に思うなら、BBクリームやカラーコントロール下地を使用したり、シミ・そばかす・ニキビ跡といった下地で隠し切れない部分は、コンシーラーでカバーしたりなどの方法も良いでしょう。
肌悩みをカバーする化粧下地でナチュラルメイクを楽しもう!
40代におすすめの化粧下地について紹介しました。化粧下地は、 カバー力や肌タイプに合わせて選ぶ ことで、肌悩みをしっかりとカバーできます。肌色補正効果や肌になじまない色を選んでしまうと「老け見え」の原因となってしまうため、購入する際は注意しましょう。今回紹介した化粧下地を参考に、ぜひ肌悩みをカバーしてナチュラルメイクを楽しんでみてください。