「ニキビケアにおすすめの化粧水が知りたい!」「ニキビケアのための化粧水はどう選べばいい?」など、ニキビケアを行うための化粧水選びで迷っている方はいませんか?
この記事では、おすすめのニキビケア化粧水やニキビができてしまう原因、選び方について紹介します。ぜひ参考にして、自分の肌に合った化粧水を見つけてみてください。
目次
ニキビができる原因は?
まずは、ニキビができる原因について紹介します。原因について知っておくことで、防ぐための行動へ繋げることできます。ぜひ、チェックしてみてください。
大人ニキビと思春期ニキビの違いとは?
大人ニキビは乾燥やストレスなどが原因でできます。とくに、乾燥しやすいフェイスラインを中心にできやすく、毛穴周りの皮膚が厚くなってニキビが進行することもあります。
思春期ニキビは皮脂汚れが毛穴に詰まることが原因でできます。中学生や高校生などの思春期はホルモンの影響で過剰に皮脂が分泌されやすいです。とくに、額から鼻にかけてのTゾーンにできやすく、場合によっては膿ができてしまうこともあります。
ニキビができる原因はさまざま
ニキビができる原因は、ストレスや不規則な生活、バランスの悪い食事やホルモンバランスの乱れ、免疫力の低下など実にさまざまです。これらの原因が重なると、肌のターンオーバーが正常に機能しなくなり、毛穴が詰まります。毛穴が詰まると毛穴内部にアクネ菌が増殖してしまい、結果ニキビができてしまうというわけです。
また、花粉や紫外線などの外的刺激もニキビができてしまう原因の一つです。体の内側からのケアだけでなく、外側からのケアも行うことで、ニキビ改善へと繋げることができるでしょう。
女性・男性のニキビの違いは?
女性のニキビは、生理周期と関係があります。生理前にニキビができやすくなるのは、女性ホルモンの分泌量が生理前よりも増え、皮脂分泌が活発になるためです。また、生理中は女性ホルモンの分泌量が減ってしまうため、肌のバリア機能が低下して肌の状態が不安定になることでニキビができやすくなります。
男性のニキビは、ホルモンと関係しています。男性ホルモンは、皮脂の分泌を活性化させる働きがあり、過剰な皮脂の分泌によって毛穴が詰まったり角質が厚くなったりします。皮脂の分泌量が多いと毛穴がふさがれ、ニキビができやすくなってしまうのです。さらに、男性は日常的にヒゲ剃りをする方も多く、シェーバーで肌が傷つけられてバリア機能が破壊され、ターンオーバーが乱れてしまうことでニキビを誘発してしまうこともあります。
ニキビ跡の種類
ニキビ跡には、「色素沈着タイプ」「赤みタイプ」「クレータータイプ」の3つがあります。自分がどのタイプであるかを知っておくことで対策もしやすくなるでしょう。
・色素沈着タイプ:メラニン色素が作られて茶色いシミが残っている状態
・赤みタイプ:炎症が起きて赤みが残っている状態
・クレータータイプ:皮脂の奥まで破壊され凸凹ができた状態
色素沈着タイプは、メラニンの排出を促すことで改善できる可能性があります。赤みタイプは炎症を抑える成分が配合されている化粧水を使用することで改善できるでしょう。クレータータイプは、肌の奥深くまで炎症が進み、皮膚組織を破壊した状態にあるため、化粧水で改善するのは難しいです。改善したい場合は、美容皮膚科での治療が必要になるでしょう。
ニキビケア化粧水の選び方
ここで、ニキビケア化粧水の選び方について紹介します。
有効成分で選ぶ
ニキビをしっかりとケアするためには、ニキビへのアプローチが期待できる有効成分が配合されているかどうかも大事なポイントです。以下、ニキビ改善へと効果が期待できる有効成分です。
・殺菌作用:イソプロピルメチルフェノール、サリチル酸、感光素201号
・抗炎症作用:グリチルリチン酸2K、アラントイン、トラネキサム酸
・皮脂抑制作用:塩化ピリドキシン、エストラジオール、ライスパワーNo.6
・角質ケア作用:サリチル酸、イオウ、レゾルシン
殺菌作用は、主にニキビを悪化させる原因菌を殺菌し、抗炎症作用は、毛穴周りの炎症を抑えてニキビの進行を防ぐ作用のある成分です。皮脂抑制作用は、皮脂の分泌を抑えてニキビの発生・進行を防ぎ、角質ケア作用は、余分な角質を柔軟・除去する作用がある成分です。
もし、成分選びで迷った場合は、「アラントイン」や「グリチルリチン酸2K」などの抗炎症成分に注目してみると良いでしょう。抗炎症成分は、市販の化粧水にも配合されていることが多い成分です。
保湿力の高さで選ぶ
十分な保湿を行わないと、肌が乾燥してターンオーバーが乱れ、角層が厚くなって古い角質が毛穴を塞いでしまいます。乾燥はニキビの原因となってしまうので、保湿は大事です。以下、ニキビ予防・改善におすすめの保湿成分です。
・セラミド
・ヒアルロン酸
・ライスパワーNo.11
・アミノ酸
・コラーゲン
上記の成分は、保湿力や水分保持力が高いため、保湿力は抜群です。また、肌への負担も少ない天然保湿成分なので、敏感肌の方も使用しやすいでしょう。多くの化粧水にも配合されています。
低刺激のものを選ぶ
ニキビ肌は、刺激にとても弱いため、低刺激性の化粧水を選んでみるのもおすすめです。「敏感肌用」や「低刺激性」などの表記に注目すれば選びやすくなります。逆に避けた方が良い成分には、以下のものがあります。
・アルコール
・香料
・着色料
・ミネラルオイル
・ペパーミント
・ユーカリ
・カンフル
上記の成分は刺激となりうるため、選ぶ際は注意しましょう。また、さっぱり感を与えてくれる「エタノール」や「メントール」も人によっては刺激になる場合があります。肌に合うか心配な場合は、使用前にパッチテストを実施するのもよいでしょう。
肌に合わない場合は、使用を中止してください。無理に使用を続けていると、余計に肌荒れを悪化させてしまう可能性があります。数日経っても症状が良くならない場合は、皮膚科を受診することをおすすめします。
オイルフリーな化粧水を選ぶ
オイルが配合されている化粧水だとニキビの悪化や毛穴詰まりが起きてしまう可能性があります。ニキビ肌を改善させるためには、油分よりも水分が大事になってくるため、できるだけオイルが配合されている化粧水は選ばないようにしましょう。もしオイルタイプを選びたいのであれば、ニキビができにくく、保湿力の高い「ミネラルオイルタイプ」がおすすめです。
ノンコメドジェニックテスト済み
ノンコメドジェニックテストは、製品を繰り返し皮膚に塗布して、ニキビの元である「コメド」ができないことを確認する試験のことです。表記があれば、「ニキビができにくい化粧水」としての証明にもなります。ただし、全ての方がニキビができにくくなるというわけではないため、あくまで一つの選び方として覚えておきましょう。
使用感&価格選ぶ
ニキビケア化粧水には、べたつきの少ない「さっぱりタイプ」や保湿力の高い「しっとりタイプ」など使用感がさまざまなので、自分の好きな使用感で選んでみましょう。また、使い続けるためにも価格に注目してみるのもおすすめです。プチプラでも効果の高い製品はたくさん販売されているので、自分の予算内で選んでみてください。
ニキビ予防&改善はスキンケアを継続することが大切
スキンケアの鉄則は「継続すること」です。もちろん、ニキビケアも例外ではありません。ニキビ肌の場合、治ったと思っていても実はまだ完治しておらず、肌の奥に「ニキビの根っこ」と呼ばれる微小な毛穴詰まりが残っていることがあります。慢性的なニキビは、化粧水などを使って根気強くケアを続けることが大切となってくるので、スキンケアは面倒がらずに続けましょう。
迷ったときは「スキンケアセット」がおすすめ
洗顔料や乳液、化粧水など、ニキビケアに必要なアイテムがセットになっているものは、ニキビケア初心者でも気軽に始めることができます。また、お得な価格になっていることも多いため、コストを削減したいという方にもおすすめです。セット商品はいわば「ライン使い」なので、アイテム同士の相乗効果も期待できるでしょう。