「50代にはどんなファンデーションがおすすめ?」「50代のファンデーションはどう選べばいい?」など、ファンデーション選びで悩んでいる50代の方はいませんか?
この記事では、50代に おすすめのファンデーションをはじめ、選び方や塗り方のポイント について紹介します。ぜひ参考にして、自分の肌に合ったファンデーションを見つけてみてください。
ファンデーションを塗ると老けて見えてしまうのはなぜ?
シワやシミ、開き毛穴などの肌悩みを隠すために使うファンデーションですが、50代を過ぎてファンデーションを塗ったら、かえって老けて見えるようになったと感じる人も少なくありません。50代になってもこれまで使っていた同じファンデーションや同じ塗り方でメイクをすると、 厚塗り感が出たり、浮いたりなど、老け見えの原因 になってしまうことがあります。そのため、50代を過ぎたら、しっとり感のあるファンデーションを選んだり、顔のパーツによって質感を変えたりするなどの工夫が必要になります。
50代は、40代の頃よりも皮脂の分泌量が減少して肌がカサつきやすくなるため、乾燥崩れを防ぐためにもクッションファンデーションやリキッドファンデーションといった油分が多く含まれているファンデーションを選びましょう。油分が少ないと、カサついて粉っぽくなり、厚塗りに見えたりします。Tゾーンはマットに、頬骨の上はツヤを残すメイクを行うことで、上品で落ち着いた印象を与えることができるでしょう。
50代の肌悩み
50代は、加齢によって肌の水分や油分、筋肉量などが減少することにより、 シミ・くすみ・シワなどの肌悩みが多くなってくる 年代です。また、50代に入ると若い頃から蓄積された紫外線ダメージまで現れやすくなり、うるおいが減少してハリ・弾力も低下してきます。
さらに、 肌がたるむことで生まれる「たるみ毛穴」ができてしまい、毛穴が大きく目立ってしまうリスクもあります。毛穴の影によっては、肌の色がくすんで見えてしまうこともあるため、普段からのスキンケアがとても重要です。
ファンデーションの種類と特徴
ここで、ファンデーションの種類とそれぞれの特徴について紹介します。ファンデーションには、リキッド・クリーム・パウダー・クッションの4種類があります。
リキッドファンデーション
リキッドファンデーションは、 なめらかで伸びが良い のが特徴です。適度なカバー力もあるため、ツヤのある自然な仕上がりを目指したい方に向いているでしょう。また、ファンデーションの中でも、メイク初心者でも使用しやすい種類です。
クリームファンデーション
クリームファンデーションは、リキッドファンデーションよりも テクスチャが重めで、カバー力が高い ため、肌のくすみやシミをしっかり隠したい人におすすめです。また、 保湿力もあるので、乾燥が気になる人や乾燥が気になる季節にもぴったりでしょう。
パウダーファンデーション
パウダーファンデーションには、 肌のテカリを抑え、ナチュラルな仕上が りにしてくれる特徴があります。のびも軽いため、 脂性肌の方にはピッタリの種類です。また、 手早くメイクできるので、朝の忙しいメイク時も重宝します。
クッションファンデーション
クッションファンデーションは、みずみずしい仕上がりで薄づきできる という特徴があります。気になる部分だけポンポンと重ねて自然にカバーすることができたり、専用のパフで手早く仕上げられたりするため、忙しい朝の時短メイクや化粧直しにも最適でしょう。リキッドファンデーション
50代のファンデーションの選び方
ここで、50代のファンデーションの選び方について紹介します。
肌悩みに合った成分で選ぶ
同じ50代であっても肌の悩みは人それぞれです。 キレイな肌に仕上げるため にも、できるだけ自分の肌悩みに合わせた成分を選ぶようにしましょう。以下、悩み別のおすすめ成分です。
・シワ:ペプチド、レチノール
・シミ:ビタミンC、アルブチン
・たるみ:エラスチン、コラーゲン
・くすみ:ビタミンE、グリコール酸
・乾燥:ヒアルロン酸、セラミド
シワが気になる人は、レチノールなどでシワを改善させましょう。シミが気になる人は、ビタミンCやアルブチンでメラニンの生成を阻害させることをおすすめします。たるみが気になる人はエラスチンやコラーゲンでたるみケアをし、乾燥などによるくすみが気になる方人、ビタミンEやグリコール酸で明るい肌を目指しましょう。乾燥が気になる人は、ヒアルロン酸やセラミドで保湿をしっかり行うことが大切です。
肌質で選ぶ
肌質によっても、選ぶファンデーションは異なります。それぞれの肌質の特徴と選び方のポイントについて紹介します。
普通肌
普通肌は、水分と油分のバランスがよく、目立った肌悩みを感じないのが特徴です。そのため、ファンデーションを選ぶ際は、手の甲に乗せた時に 「どのくらいシミが隠れるか」 をチェックすると分かりやすいでしょう。
脂性肌
脂性肌は、水分や皮脂の分泌量が多いことが原因で顔がベタつきやすく、テカリやすいのが特徴です。そのため、脂性肌の方には水分が多くて油分が少ない「 リキッドファンデーション」や「パウダーファンデーション」 を選ぶと良いでしょう。
乾燥肌
乾燥肌は、肌がポロポロ剥がれたり、白い粉がふくなど肌の水分量が足りていないのが特徴です。そのため、保湿効果の高い 「リキッドファンデーション」や「クッションファンデーション」、「クリームファンデーション」 などがおすすめです。
混合肌
混合肌は、鼻やおでこはベタつくのに頬は乾燥しているなど、乾燥肌と脂性肌が混ざり合っているのが特徴です。そのため、しっとりタイプの 「クッションファンデーション」や「リキッドファンデーション 」が使用しやすいでしょう。
肌色で選ぶ
ファンデーションを肌色で選ぶ際は、自身の肌色が 「ブルーベース」か「イエローベース」 かで選ぶと、自分の肌色に合ったファンデーションが見つけやすくなります。たとえば、ブルーベースの方は透明感を出しすぎると顔色が悪く見えたり、赤みが強く見えたりするため、注意しましょう。逆にイエローベースの方は、ピンク系を選ぶと肌が白く浮いて見えてしまうことがあるため、避けた方が良いです。
選ぶ際は、 フェイスラインと首の境目 に色を乗せて、チェックするのがポイントです。また、人の目から見ると「思っていたのと違う色の方が似合う」ということもあるので、友達や店員さんに声をかけて確認してもらうのも良いでしょう。
マット系やツヤ系など仕上がりで選ぶ
仕上がりに注目してみるのもファンデーション選びの一つの方法です。マット系であれば落ち着いた雰囲気を演出し、 毛穴や肌の凹凸をカバーしながら、きめ細やかな仕上がり を目指すこともできます。ツヤ系は肌に透明感を与えて、ツヤのある若々しい肌を演出する方におすすめです。また、乾燥が気になる季節や自然でフレッシュな印象を持たせたいときにも良いでしょう。
肌色で選ぶ
ファンデーションを肌色で選ぶ際は、自身の肌色が 「ブルーベース」か「イエローベース」 かで選ぶと、自分の肌色に合ったファンデーションが見つけやすくなります。たとえば、ブルーベースの人は透明感を出し過ぎると顔色が悪く見えたり、赤みが強く見えたりするため、注意しましょう。逆にイエローベースの人は、ピンク系を選ぶと肌が白く浮いて見えてしまうことがあるため、避けた方が良いです。
選ぶ際は、 フェイスラインと首の境目 に色を乗せて、チェックするのがポイントです。また、人の目から見ると「思っていたものと違う色の方が似合う」ということもあるので、友達や店員さんに声をかけて確認してもらうのも良いでしょう。
マット系やツヤ系など仕上がりで選ぶ
仕上がりに注目してみるのもファンデーション選びの一つの方法です。マット系であれば落ち着いた雰囲気を演出し、毛穴や肌の凹凸をカバーしながら、きめ細やかな仕上がり を目指すこともできます。ツヤ系は肌に透明感を与えて、ツヤのある若々しい肌を演出する人におすすめです。また、乾燥が気になる季節や自然でフレッシュな印象を持たせたいときにも良いでしょう。
崩れにくさで選ぶ
50代になると、乾燥や皮脂のバランスの変化によってファンデーションが崩れやすくなります。とくに、乾燥と更年期による汗や皮脂は、化粧崩れの大きな原因になりかねないため、選ぶ際は、キレイな仕上がりを長くキープするために、 崩れる原因に合わせたファンデーション を選ぶようにしましょう。化粧崩れが防げれば、化粧直しの手間も省けます。
厚塗り感のないものを選ぶ
50代になっても若いころとずっと同じファンデーションや同じ塗り方でメイクをすれば、厚塗り感が出たり、浮いたりと老け見えの原因になってしまいます。とくに、油分が少ないファンデーションはカサついて粉っぽくなり、結果、厚塗りや白浮きに見えたりするため、 しっとり感が続くかどうかにも注目 してみましょう。
厚塗り感を感じさせないファンデーションはたくさんは販売されているので、老け見えを防いで若々しい印象をもたらすためにも、ぜひ注目してみてください。
UV対策ができるものを選ぶ
肌の大敵とも言われている紫外線からのダメージを最小限に抑えるため、ファンデーションを選ぶ際は UVカット効果があるかどうかにも注目 してみましょう。普段使いであれば「SPF30・PA+++」のもので十分です。
「効果が強い方が日焼けを防げるのでは?」と思う方もいますが、効果が強すぎると却って肌に負担をかけてしまいます。そのため、長時間屋外にいる予定があったり、レジャーなどに出かけたりする場合以外は、SPF・PAともに低いものを選ぶようにしましょう。
【50代】ファンデーション選びの注意点
ここで、50代の方がファンデーションを選ぶ際に注意してほしいポイントについて紹介します。
フェイスラインに合った色を選ぶ
50代の肌は、若い頃と比べてくすみがちなため、明るいファンデーションを使ってしまうと白浮きの原因にもなることがあります。そのため、色選びで失敗したくないと思う人は、顔中央の色ではなく 「フェイスライン」の色に近いカラー を選ぶようにしましょう。
フェイスラインなら、顔と首にあまり差が出ないため、自然な仕上がりが叶います。リキッドファンデーションやクリームファンデーションは、カバー力が高いためシミや毛穴を隠したい人に、パウダーファンデーションやリキッドファンデーションは脂性肌の人におすすめです。
実際に店舗で購入する場合は、テスターで色を確認すれば失敗を防げます。もし、ネットで購入するのであれば、スウォッチ画像や口コミを活用してみましょう。
50代に必要な成分
50代は、シワやシミ、そばかすなどの肌トラブルが多くなる年代なので、自分の肌に必要な成分が配合されているファンデーションを選びましょう。例えば、50代の人には以下の成分がおすすめです。
・保湿:ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲン など
・美白:ビタミンC誘導体、アルブチン、トラネキサム酸 など
・エイジングケア:コエンザイムQ10、浸透型ビタミンC、フラーレン など
シワやシミが気になり始めた人は、美白成分が配合されているファンデーションが最適です。ハリ不足やツヤ不足が気になる人は、保湿成分やエイジングケア成分が豊富に配合されているファンデ―ションが良いでしょう。とくに、肌の水分・油分量が減ってくる50代の肌には、 長時間うるおい感をキープしてくれるファンデーション がおすすめです。
最近では、肌トラブルを隠すためだけでなく、「ケアをしながら隠す」という2つの役割を担うファンデーションが主流となってきています。ファンデーションをしていても同時にケアをすることができるため、スキンケア効果の高いファンデーションを選べば、一日中塗りたての透明感も持続するでしょう。
薄付きとカバー力の高さならリキッド・クリームがおすすめ
シミを隠しながらも毛穴落ちやテカリなどの化粧崩れが気になる方は、リキッドやクリームタイプのファンデーションがおすすめです。リキッドやクリームタイプのファンデーションは、他のファンデーションと比べて カラーバリエーションが豊富 です。
また、肌が明るい方や暗い方も自分に合う色が見つけやすいので、薄付きとカバー力を重視するのであれば、リキッドやクリームタイプのファンデーションに注目してみましょう。
50代におすすめのファンデーション20選
ここからは、50代におすすめのファンデーションを紹介していきます。
ファンデーションの塗り方手順
ここで、ファンデーションの塗り方手順を紹介します。手順は以下の通りです。
①スキンケア後、化粧下地を肌に乗せてなじませる
➁顔の内側から外側に向かってファンデーションを塗る
③気になる部分は再度ファンデーションをなじませる
④仕上げにフェイスパウダーを使う
自分が目指す仕上がりに合わせて、ブラシやスポンジを活用しましょう。 目の下などの気になる部分は重ねづけ するのがポイントですが、厚塗りになっていないかどうかも一緒に確認してください。最後に、フェイスパウダーで仕上げることで、化粧崩れが起きにくくなります。
【50代が意識したい!】ファンデーションの塗り方ポイント
ここで、50代が意識したいファンデーションの塗り方ポイントについて紹介します。
シワを引き上げながらファンデーションを伸ばす
ファンデーションを塗る際は、シワが目立つ部分には気をつけ付けながら塗っていきましょう。ポイントは、 シワを引き上げながらファンデーションを伸ばしていく ことです。そうすることで、シワが目立たない自然な仕上がりになります。指先やスポンジを使ってファンデーションを薄く広げ、シワと垂直になるように塗れば、厚塗りのない均一な仕上がりになるでしょう。
厚塗りし過ぎないようにポンポンと塗る
ファンデーションを重ね過ぎてしまうと厚塗り感が出てしまいます。とくに、 皮膚が薄い目周りや口周りはファンデーションがよれやすい 箇所なので、薄くつけることを意識しましょう。スポンジにファンデーションを適量つけ、頬の中心から外側に向けて軽くポンポンと押さえるように広げると、ナチュラルにカバーすることができます。
また、指でファンデーションを肌にフィットさせてから、スポンジでなじませたり、余分なファンデーションを取り除いたりするなどの工夫を行えば、キレイに仕上げることができるでしょう。ちょっとした手間を加えることでメイクの仕上がりも変わってくるので、面倒がらずに行うのがポイントです。気になる部分は重ねづけをして調整しましょう。
気になるシミにはコンシーラーを先に塗っておく
もし濃いシミを隠したいのなら、コンシーラーを先に塗っておきましょう。ファンデーションを重ねづけするよりも、 コンシーラーを先に塗っておいた方が透け感なくシミを隠す ことができます。また、ファンデーションを重ねづけし過ぎると老けて見えやすくなったり、メイク崩れの原因になったりもします。そのため、気になるシミを隠したい場合は、ファンデーションとコンシーラーの併用がおすすめ、というわけです。
コツとしては、気になる濃いシミ部分のみにコンシーラーを塗り、その上からファンデーションを顔の中央から外側に向けて薄く伸ばしていく、という感じです。メイクが苦手という方も簡単にできる方法なので、ぜひ試してみてください。
メイク崩れを防ぐにはパウダーやメイクキープスプレーを活用
メイク崩れを防ぎたいのであれば、パウダーやメイクキープスプレーを活用するのも一つの方法です。ファンデーションを塗った上からパウダーをつけることで、 メイクの持ちが良くなります 。ポイントとしては、押さえ過ぎないことです。パウダーを押さえ過ぎてしまうと、ツヤ感が減ってしまいます。そのため、頬などファンデーションをしっかり塗りたい部分は、薄めにパウダーをつけるようにしましょう。
また、メイクキープスプレーを使うことで、メイクが長時間崩れにくくなります。スプレーなのでサッと吹きかけるだけで完了しますし、メイク直しの時間がとれない時でも安心です。
50歳でも大丈夫!若見えするベースメイクのポイント
ここで、50歳でも若見えするベースメイクのポイントについて紹介します。
厚塗りは避ける
ファンデーションを厚塗りしてしまうと、かえって老けて見えてしまう原因になります。そのため、50代のベースメイクは、 薄づきで軽く仕上げられるタイプ を選ぶのがポイントです。顔の中心から外側へ向けて薄く伸ばすように塗れば、自然な立体感のあるメイクに仕上げることができるでしょう。
肌の悩みを下地でカバーする
シミやくすみを隠したいがためにファンデーションでカバーしようとすると、 厚塗りになって老けて見えてしまいます 。肌の悩みを目立たなくするためにも、コントロール下地や、濃いシミにはコンシーラーを部分的に使ってみるのも良いでしょう。
ツヤ感を出す
50代は、ツヤ感のあるファンデーションを選ぶことで 若々しい印象に仕上がるとともに、乾燥しがちな肌でもみずみずしく演出 することができます。サラサラした質感が好みであれば、ツヤとマットの中間である「セミマット」がおすすめです。
そもそも50代でもファンデーションを使わないメイクは良くない?
最近では、ファンデーションを塗らない「ノーファンデ」メイクも流行していますが、50代の方であってもファンデ―ションを使わないノーファンデメイクはおすすめです。ここで、ノーファンデメイクのメリット・デメリットについて紹介します。
ノーファンデメイクのメリット
まずは、メリットから紹介します。ノーファンデメイクのメリットには「時短になる」「ナチュラルな仕上がりになる」「肌への負担を減らせる」「メイク崩れが起きにくい」 という4つのメリットがあります。それぞれを詳しく見ていきましょう。
時短になる
ノーファンデメイクは、ファンデーションをつけないため、 短時間でメイクを完成 させることができます。とくに忙しい朝は、スキンケアをして、下地・日焼け止め・ファンデーションを塗るなど、メイクをするだけでも時間がかかりますが、一つでもカットできれば、時間も短縮可能です。
また、ノーファンデメイクだと、ファンデーションを使っていないため、メイク直しも簡単にできます。ファンデーションを使っていると、メイクを直す時にどうしてもファンデーションをキレイに塗る必要が出てきます。その反面、ファンデーションを使わないノーファンデメイクは、化粧直しをする際にファンデーションをキレイに塗る必要がありません。パパッとメイクを直したとしても不自然な仕上がりになることもないでしょう。
ナチュラルな仕上がりになる
ノーファンデメイクをすることで、 素肌に近いナチュラルメイク を実現することも可能です。ファンデーションは、シワやシミ、開き毛穴などをしっかりとカバーすることができますが、すっぴんのような透明感は失われます。ノーファンデメイクであれば、肌の質感を活かすことでナチュラルな素肌へと見せることができるため、若々しい印象を与えることもできます。
肌への負担が減らせる
ファンデーションには、石油系合成界面活性剤や防腐剤などの添加物が含まれているものも多く、長時間肌を覆ってしまうと肌への刺激となったり、肌への負担を大きくしてしまう可能性があります。ノーファンデメイクは、ファンデーションを塗らないため、 肌への刺激や負担を軽減 できます。
また、ファンデーションを塗らないことで、クレンジング時での刺激や摩擦を減らして、肌へのダメージを少なくもでき、キレイな肌がキープしやすくなります。
メイク崩れが起きにくい
ファンデーションは汗や皮脂などでヨレたり、崩れたりしてしまうこともあるため、とくに夏場はメイク直しが必要なケースが多くなります。ノーファンデメイクであれば、ファンデーションを使わないため、 ヨレたり、化粧崩れが起きてしまうことも少なくなります 。
また、ファンデーションはしっかり肌悩みをカバーできますが、崩れると目立ってしまいます。一方、ノーファンデメイクは最初からすっぴんに近い自然な仕上がりなので、多少化粧崩れをしたとしても目立ちにくいでしょう。
ノーファンデメイクのデメリット
続いて、ノーファンデメイクのデメリットについて紹介します。ノーファンデメイクのデメリットには「紫外線や乾燥対策が必要になる」「カバーしたい部分が隠しきれない」 の2つがあります。それぞれを詳しく見ていきましょう。
紫外線や乾燥対策が必要になる
日焼け止めを使わずにノーファンデメイクで外出すると、肌は紫外線を直接受けることになります。皮膚は紫外線を浴びると、発生した活性酸素から肌を守るためにメラニンが生成されやすくなり、コラーゲンやエラスチンがダメージを受けやすくなり、結果、 シミやくすみ、たるみなどの原因 となってしまう恐れもあります。
また、乾燥や外的要因などからも肌を守ることができなくってしまうため、ノーファンデメイクを行う際は、日焼け止めや紫外線防止効果のあるパウダーやベースメイクアイテムでカバーするようにしましょう。
カバーしたい部分が隠しきれない
ノーファンデメイクだと「隠したいとこは隠せないのではないか」と思う人もいるかと思いますが、ノーファンデメイクの場合は、 コンシーラーを活用させる ことで、隠したい部分をキレイに隠すことはできます。
コンシーラーで肌悩みを隠す場合は、肌全体を覆ってしまうのではなく、気になる部分にポイント使用するのがおすすめです。ノーファンデメイクをしようと思えば、基本的なスキンケア対策にも意識が向くため、キレイな肌を維持しようという気持ちも芽生えるでしょう。
50代でのノーファンデメイクは下地が大事!正しいノーファンデメイクのやり方
50代でのノーメイクファンデには下地が非常に大切になります。ここで、正しいノーファンデメイクのやり方について紹介するので、ぜひやってみてください。
①日焼け止め
UV対策を何も行わずにノーファンデメイクをしてしまうと、肌が直接紫外線を受けてしまうため、 ノーファンデメイクであってもUV対策は必要 です。肌が紫外線を浴びてしまうと、皮膚を守るためメラニンが生成されやすくなって、コラーゲンやエラスチンもダメージを受けやすくなり、結果、肌にダメージが残ってシミやシワ、たるみなどの原因になります。
また、紫外線は1年中降り注いでいるため、基本的に年中使うようにしましょう。保湿成分や美容成分が含まれている日焼け止めは、敏感肌や乾燥肌の方に向いています。長時間外で活動することが多い場合は、PA値とSPF値が高いものを選ぶと良いでしょう。ジェルやミルクなどは、スーッと伸びるので塗りやすいです。ノーファンデメイクでも毎日使う必須アイテムなので、自分が使用しやすいものを選びましょう。
②下地
肌の凸凹を補正したり、外的要因から肌を守ってくれたりする効果が期待できる化粧下地は、ノーファンデメイクには欠かせないアイテムです。化粧下地は、 ファンデーションと比べて肌への負担も少なく 、 UVカット効果のある製品も多数販売されています。そのため、日焼け止め効果のある下地を取り入れれば、日焼け止めを塗る工程を省くことができ、時短も叶います。
肌の質感を活かしつつ色ムラをカバーする際は、化粧下地を塗ってからフェイスパウダーなどで肌をふんわりと守るようにすると良いでしょう。
③コンシーラー
気になるシミやシワ、開き毛穴などをカバーしたい場合は、コンシーラーを活用しましょう。コンシーラーであれば、ノーファンデメイクであっても ピンポイントで肌悩みをカバー できます。クマが気になるなら目の下に、ニキビ痕が気になるならその部分にピンポイントに、指で塗ることで広げ過ぎを防ぐことができます。
シミが気になる部分は、コンシーラーではなく、ミネラルファンデーションの方を使った方が良い場合もあります。ミネラルファンデーションは通常のファンデーションよりも刺激の少ないものが多く、シミをキレイにカバーできます。「ノーファンデメイクをしたいけどどうしてもシミが気になる」という人は、シミのある部分にだけ塗ってみましょう。
④フェイスパウダー
フェイスパウダーは、メイクの仕上げに使うアイテムで、肌のテカリや汗、ベタつきなどを抑えて 化粧崩れを防いだり、花粉やホコリなどの刺激から肌をガード してくれたりする効果が期待できるため、ノーファンデメイクの仕上げに最適です。フェイスパウダーは大きく分けて、「プレストタイプ」と「ルースタイプ」に分けられ、それぞれ以下の特徴があります。
・プレストタイプ:パウダーを押し固めたフェイスパウダーでカバー力が高く、ムラになりにくい
・ルーフタイプ:パウダー状のフェイスパウダーで、蓋に穴が開いており、その穴から出た粉をパフなどにつけて使う
プレストタイプは、マットな質感を求めている方に向いているフェイスパウダーです。適度にツヤ感が欲しい方は、部分使いをしたり、ハイライトと併用したりする使い方もおすすめです。
ルーフタイプは、ふんわりとした印象に仕上げることができるため、ナチュラルな印象のメイクにしたい方におすすめですが、中身が粉になっているので持ち歩きには向いていません。そのため、朝のメイク時に使用してみましょう。フェイスパウダーは、肌質やつけ心地などを重視して選ぶのが失敗しない選び方です。
ファンデーションのよくある質問
ここで、ファンデーションのよくある質問を紹介します。
季節に合わせてファンデーションは変えた方がいい?
肌の状態は気温や湿度によって左右されるもののため、スキンケアと同じように、 ファンデーションも季節に合わせて選ぶ ようにしましょう。例えば、暖かい季節は皮脂の分泌が活発になって肌がテカりやすいため、オイルフリーのリキッドタイプやパウダータイプがおすすめです。逆に乾燥が気になる寒い季節には、クリームタイプや保湿力の高いリキッドタイプが良いでしょう。
デパコスとプチプラは効果が違う?
デパコスやプチプラのファンデーションは、品質や成分、ブランドの価値などによって価格に差がありますが、どちらが良いとは一概に言い切れません。そのため、選ぶ際は 成分や使い心地などに注目 し、自身の肌に合ったファンデーションを選ぶようにしましょう。
下地などはファンデーションと同じブランドを使うべき?
ファンデーションを使う場合は、必ずしもライン使いする必要はありませんが、同じブランドの製品を使った方が 高い相乗効果を生む こともあります。そのため、特定の成分にこだわりたい方や肌悩みがある程度決まっている人は、同じブランドで揃えてみるのも良いでしょう。
リキッドファンデーションとクッションファンデーションはどっちが良い?
リキッドファンデ・クッションファンデーションには、それぞれ以下のメリットがあります。
・リキッドファンデーション:チューブ型が多く、少量ずつ使える
・クッションファンデーション:下地不要のタイプが多く、ムラになりにくい
リキッドファンデーションは、少量ずつチューブから出して使うことができるため、 コスパが良い ですが、塗る時に、手が汚れたり、塗り方次第ではムラになったりすることがあります。
クッションファンデーションは、下地不要の製品が多く、 時短でメイクをすることが可能 ですが、一度に使用する量が多いため、リキッドファンデーションと比較するとコスパがかかります。リキッドファンデーション・クッションファンデーションで迷った際は、メリット・デメリットを知ったうえで、自分が使いやすい方を選ぶようにしましょう。
【50代】肌に合ったファンデーションで美肌を目指そう!
50代におすすめのファンデーションについて紹介しました。50代は、 加齢によって肌の水分や油分、筋肉量などが減少することにより、シミ・くすみ・シワなどの肌悩みが多くなってくる年代ですが、自分の肌に合ったファンデーションを使用することで、 悩みを隠した自然な仕上がりのメイク にすることは可能です。今回紹介した商品を参考に、ぜひ自分に合ったファンデーションで美肌を目指してみてください。