「おすすめフェイスパウダーはどれ?」「フェイスパウダーはどう選べばいいの?」など、フェイスパウダーの選び方で悩んでいる方はいませんか?
この記事では、おすすめのフェイスパウダーをはじめ、ファンデーションとの違いや選び方について紹介します。ぜひ、参考にして自分の肌に合ったフェイスパウダーを見つけてみてください。
フェイスパウダーの役割と種類
まずは、フェイスパウダーの役割と種類について紹介します。
フェイスパウダーとファンデーションの違いとは?
フェイスパウダーは、メイクの仕上げに使用することでメイク崩れを防ぐことができるアイテムです。一方、ファンデーションは、肌の色むらや毛穴、シワやそばかすなどをカバーして、肌をキレイに均一に見せることを目的としたアイテムとなっています。どちらも「ベージュをベースとした粉」という共通点はありますが、フェイスパウダーにはパウダーファンデーションほどのカバー力がないのが一般的なため、一緒に使用することでカバー力がアップするでしょう。
もし、1つでサラサラ感とカバー力のどちらも取りたいならパウダーファンデーションを、リキッドファンデーションやクッションファンデーションの上から重ねて塗布後のベタつきを抑え、崩れにくくするならフェイスパウダーと、目的に合わせて選ぶのも良いかもしれません。
フェイスパウダーのメリット
フェイスパウダーには、塗ることで皮脂を吸着し、テカリやヨレを抑え、化粧崩れを防止する効果が期待できます。余分な皮脂を吸着してくれるので、サラッとした肌が続きます。また、キメを整えて肌の表面をなめらかに見せてくれる効果もあるため、美肌度もグンとアップするでしょう。軽い仕上がりで透明感も増すため、まさに大人肌に使用してもらいたいアイテムだといえるでしょう。
フェイスパウダーの種類
フェイスパウダーには、「ルースパウダー」と「プレストパウダー」の2種類があります。それぞれの特徴についてここで紹介します。
ルースパウダー
ルースパウダーは、押し固められていない粉状のフェイスパウダーのことです。肌にヴェールをかけたような、ふんわりと薄く肌にまとわせることができるという特徴があるため、ナチュラルな印象に仕上げることができます。
プレストパウダー
プレストパウダーは、固形にプレスされたフェイスパウダーのことです。ルースパウダーよりも油分が少ないため、よりシャープに仕上げることができます。
おすすめのフェイスパウダー10選
ここからは、おすすめのフェイスパウダーを紹介します。テカリを抑えて毛穴をカバーしてくれるフェイスパウダー・透明感を引き出してくれるフェイスパウダー・ツヤ肌を目指すのにおすすめのフェイスパウダー・ニキビや肌荒れを防ぎたい人におすすめのフェイスパウダーなど目的別に紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
テカリを抑えて毛穴をカバー
まずは、テカリを抑えて毛穴をカバーしてくれるフェイスパウダーを紹介します。
透明感を引き出す
次に、透明感を引き出してくれるフェイスパウダーを紹介します。
ツヤ肌を目指すなら!
次に、ツヤ肌を目指したい人におすすめのフェイスパウダーを紹介します。
ニキビや肌荒れも防ぎたいならスキンケアタイプ
次に、ニキビや肌荒れを防ぎたい人に向けたスキンケアタイプのフェイスパウダーを紹介します。
フェイスパウダーの選び方ポイント
ここで、フェイスパウダーの選び方について紹介します。
ルースタイプor プレストタイプ
ルースタイプは、パウダーにラメやパールが入ったものを使えば、顔の高いところに光が当たった時に自然なツヤを演出することができ、ゴージャスな仕上がりを目指せます。マットな陶器肌になりたい時はラメ・パールなし、ツヤ肌になりたい時はラメ・パール入りのものを選びましょう。ただし、ルースタイプは、ケースに厚みがあったり、粉とびしやすかったりする商品もあるため、家用として使用する方が良いです。
プレストタイプは、夜のお風呂上がりにスキンケアをした後にも使用できます。保湿クリームや乳液を塗った後になんとなくベタつくのが気になる時は、プレストタイプをサッとひと塗りすればOKです。プレストタイプは、パウダー自体に保湿効果があるアイテムもあるため、スキンケア効果もアップするでしょう。
また、プレストタイプは、ケースがコンパクトな上、鏡やブラシ、パフ付きの商品であれば、外出先でも簡単にお直しができるため、「外出先での化粧直し用として持ち運びたい」という人におすすめです。粉飛びもしにくいので、パウダーが服について汚れてしまう心配もないでしょう。
乾燥肌の人は保湿力の高いものを
乾燥肌の人は、保湿成分が配合されている商品を選ぶと良いでしょう。以下、おすすめの保湿成分です。
・セラミド
・ヒアルロン酸
・コラーゲン
・エラスチン
セラミドは、肌の保水力やバリア機能にも関わってくれる成分で、外部刺激から肌を守ったり、肌内部の水分が蒸発してしまったりすることを防ぐ作用があります。ヒアルロン酸は、たくさんの水分を蓄える性質があり、みずみずしい肌を作ることに欠かせません。コラーゲンは、タンパク質の一種で、肌にハリを与えるとともに水分を抱え込む作用があります。エラスチンは、コラーゲンと一緒に肌のハリを保ってくれる成分です。これらの保湿成分が含まれているものや、オイルインタイプのものなら、肌を乾燥から守りながら美しく仕上げてくれます。
毛穴や皮脂が気になる人は「カバー力」に注目
毛穴や皮脂によるテカリが気になる人は、カバー力と崩れにくさを兼ね備えたフェイスパウダーを選ぶと良いでしょう。皮脂吸収ポリマーが配合されているものや、オイルブロックタイプのフェイスパウダーなら皮脂によるメイク崩れや毛穴落ちを防いでくれます。皮脂崩れのしにくい商品は、時間が経っても崩れが目立ちにくく、キレイな仕上がりをキープできる一方、なかには時間が経つと毛穴落ちや小鼻の横のヨレが目立ちやすい商品もあります。
汗で崩れやすい時は、メイクキープミストを併用するのもおすすめです。メイクの上から吹きかけることで、朝のメイクの仕上がりがより持続するため、一つの方法として覚えておいて損はありません。汗をかきやすい季節こそ、メイク崩れを防ぎましょう。
UVカット機能
紫外線は一年中降り注いでいるため、UVカット機能付きのフェイスパウダーであれば、日焼け対策にもなりおすすめです。ファンデーションやBBクリーム、CCクリームなどの元々日焼け止め効果があるベースと組み合わせて使用することで、より効果的に日焼けを防ぐことができるでしょう。
効果の度合いはSPF値で表示され、数値が大きくなるほど日焼け止め効果が高くなりますが、高ければ高いほど肌への負担も大きくなるため、自分の肌や使用シーンに適したものを選ぶようにするのもポイントです。普段使いであれば「SPF10〜20・PA++」、真夏やレジャーシーンでは「SPF50・PA++++」を目安に選んでみましょう。
敏感肌の人は「肌荒れ防止有効成分」配合◎
敏感肌の人は、肌荒れ防止有効成分配合の商品がおすすめです。肌荒れ防止有効成分には、以下の成分があります。
・グリチルリチン酸ジカリウム
・アラントイン
ニキビなどの肌荒れに合わせてベースメイクを選ぶ際は、毛穴に入り込みづらいパウダーファンデーションを選んだり、ニキビのもととなるコメドができにくい「ノンコメド処方」のアイテムを選ぶと良いでしょう。
フェイスパウダーの使い方
ここで、フェイスパウダーの使い方について紹介します。
使うタイミング
フェイスパウダーを使うタイミングは、ベースメイクの最後です。ベースメイクのフィニッシュとして塗ることで、皮脂を吸着し、テカリやヨレを抑えながら、化粧崩れを防止する効果が期待できます。
基本の使い方
フェイスパウダーは、ブラシまたはパフを使って塗りましょう。ブラシを使うとナチュラルにふわっとした印象に、パフを使うとかっちりとした印象に仕上げることができるので、好みに合わせて変えてみましょう。それでは、それぞれの塗り方手順を紹介します。
ブラシの場合
ブラシの場合は、以下の手順で塗っていきます。
①大きめのフェイスブラシの側面にたっぷり粉を含ませ、ティッシュなどで余分な粉を払う
➁ブラシの側面を軽く肌に当て、ほわほわと微振動を与えるように粉をまんべんなく付ける
③隙間なくのせたら、ブラシを縦にして余分な粉を払う
④目の周りと小鼻の周りにも、少し小さめのブラシで同じようにほわほわとパウダーを付ける
ブラシを使ってフェイスパウダーを付けることで、薄づきで肌印象をあまり変えず、ベースメイクのキープ力を高めることができます。また、微振動でのせたあとにブラシで払うのも大切なポイントです。余分な粉を払うのは表面のムラをなくすのが目的なので、力を入れず軽く払うようにしてください。厚塗り感が出ると肌が老けたように見えやすいので、パウダーはできる限り少量ずつのせることを意識しましょう。
パフの場合
パフの場合は、以下の手順で塗っていきます。
①パフにフェイスパウダーをたっぷり含ませ、ティッシュなどの上でもみほぐし、余分な粉を払いながらパフになじませる
➁むぎゅむぎゅと軽くパフを押し当てるようにして、顔中にまんべんなくパウダーを付ける
③小鼻や目の周りなど細かい部分にもパフを折り曲げて粉を付ける
パフはブラシよりもしっかり付けることができるため、化粧もちを考えるならパフの方が良いでしょう。ただし、パフに粉を含ませる時はちゃんともみこまないとボテッと厚ぼったくなってしまうので、注意が必要です。
ブラシやパフのお手入れ方法
ここで、ブラシやパフのお手入れ方法について紹介します。汚れているブラシやパフは雑菌が繁殖しやすく、皮脂が付いていることでムラづきの原因になるため、毎回清潔な状態で使用しましょう。
ブラシの場合
ブラシのお手入れは、以下の手順で行います。
①乾いている状態で、ブラシに付いている余分なパウダーを落とす
➁中性洗剤やクリーナーをぬるま湯に溶かし、ブラシの根元から筆先をつけて洗う
③よくすすぎ、乾いたタオルで水気を拭き取る
④毛先の形を整えて乾かす
フェイスブラシは、毛量が多くたくさんの粉を含むため、余分なパウダーが残りやすいです。また、強い力で洗ってしまうと毛抜けの原因となってしまうため、優しく洗うように心がけましょう。
パフの場合
パフのお手入れは、以下の手順で行います。
①乾いている状態で、パフについている余分な粉を落とす
➁固形石けんにパフを擦りつけ、よく揉み込んだあと水を含ませ、泡立たなくなるまですすぐ
③中のスポンジを平らにした状態で陰干しする
パフは、しっかりと肌に密着させるため皮脂やベースメイクが残りやすく、雑菌が繁殖しやすい状態になるため、こまめに洗い洗うことが大切です。また、パフが乾くまでには時間がかかるので、予備を用意しておくと良いでしょう。
フェイスパウダーを使って一日中キレイな肌で過ごそう!
おすすめのフェイスパウダーやファンデーションとの違い、選び方などについて紹介しました。フェイスパウダーは、メイクの仕上げに使用することでメイク崩れを防ぐことができるアイテムです。キメを整えて肌の表面をなめらかに見せてくれる効果もあるため、美肌度もグンとアップするでしょう。今回紹介した商品を参考に、自分の肌に合ったフェイスパウダーで、一日中キレイな肌で過ごしてみてください。