「最近シミが気になる」「シミ対策ができる美容液が欲しい」 など、シミにおすすめの美容液をお探しではありませんか?
濃い・大きいシミは目立つためメイクで隠すのも一苦労で頭を悩ませている……という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
シミは一度できると薄くするのに時間や手間がかかる ため、早めに対策しておきたいです。
この記事ではシミ対策ができるおすすめの美容液や、使い方のコツ・注意点などをご紹介しています。
シミができる根本的な原因についても解説しているので、「まだシミはないけど予防しておきたい」という方も必見です。ぜひ参考にしてください!
美容液の種類とそれぞれの特徴
一般的に美容液は、
・肌を潤す成分が配合された 保湿タイプ
・メラニンの生成を抑える成分が配合され、 シミやくすみ対策をする美白タイプ
・シワやたるみといった 年齢肌の悩みに対応するエイジングケアタイプ
・古い角質を取り除き、 メイクのノリをよくする拭き取りタイプ
・乾燥や肌の硬さが気になる時に使う、 主成分が油分でできたオイルタイプ
・使用すると 後に使うスキンケアが浸透しやすくなるブースタータイプ
・ニキビを防ぐ効果がある ニキビケアタイプ
の7つに分けられます。
肌のお悩みや使用目的に合わせて選びましょう。
シミ対策には美白タイプ のものが有効です。
美容液によっては「朝専用」「夜専用」など 使う時間帯が決まっている ものもあります。
ご自身のライフスタイルに合わせて、継続しやすいタイプにしましょう。
自分に合ったシミ美容液を選ぶポイント
ここからは、自分に合ったシミ美容液を選ぶポイントを説明していきます。
自分の肌タイプや、どんな肌悩みをケアしたいかを考えながら選んでいきましょう。
美白有効成分配合のもの
ビタミンC誘導体やナイアシンアミド、トラネキサム酸、コウジ酸 といった美白有効成分が配合されているものを選びましょう。
美白有効成分とは、 「メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ効果が期待できる」 と厚生労働省が認めた成分のことです。
厚生労働省から認可を受けるには高いハードルが設けられており 、現在美白有効成分だと認められている成分は20種類弱です。
美白有効成分と言えども、 できてしまったシミを消すことはできません 。あくまでも予防の一環として考えましょう。
保湿成分配合のもの
ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドといった 保湿成分も配合されているものだと、シミ対策と同時に保湿 もできます。
別に保湿対策のクリーム等を塗る必要がなくなるため、時短や節約になります。
特に乾燥肌の方は、保湿成分配合のものを選びましょう。
肌が乾燥していると紫外線による肌ダメージを受けやすくなったり、ターンオーバーの周期が乱れたりとシミやくすみの原因 になります。
シミ対策をするなら保湿もセットで行うとより有効 です。
自分の肌タイプに合ったもの
乾燥肌やニキビ肌など、ご自身の肌タイプによって有効な美容液は異なります。
敏感肌の方は、肌に優しいフリー処方のもの を選びましょう。
何がフリー(無添加)なのかは商品によって違うため、ご自身が肌荒れしやすい成分を事前に確認しておくと安心です。
ニキビや脂性肌でお悩みの方は、ノンコメドジェニックのものがおすすめ です。
ノンコメドジェニックとは、コメド(初期段階のニキビ、毛穴が詰まった状態)が発生しにくいように油分を抑えて作られている製品を指します。
乾燥肌の方は保湿成分が配合されたもの を選びましょう。
シミ対策の美容液の中にはレチノールという成分が配合されていることがありますが、レチノール入りのものは乾燥しやすいため、特に保湿成分が入っているか確認が必須 です。
好みの香りや使い心地の良いテクスチャー
シミ対策の美容液は基本的に毎日使用するものなので、 継続しやすくするという意味でも香りやテクスチャーが好みのものを選びましょう。
良い香りのものを選ぶとリラックス効果があり、毎日のスキンケアタイムが癒しの時間に変わります。
化粧品独特の香りが苦手な方は、無香料タイプのものを選ぶと安心です。
テクスチャーは実際に使用してみないと使い心地がわからないので、テスター等で確認してからの購入をおすすめ します。
ベタつきのある重めのテクスチャーは、夏場には使いにくい場合もあります。
使い心地を見て、季節によって使う美容液を変えると年間通して快適です。
シミ対策 美容液おすすめ10選
ここからはおすすめのシミ対策美容液をご紹介していきます。
それぞれの特徴や成分等を比較しながら、ご自身に合ったものを見つけてください。
使い方のコツと注意点
ここからは、シミ対策美容液の使い方のコツと注意点について解説していきます。
美容液は正しく使用しないと効果が現れないだけでなく、肌荒れの原因となることもあります。
用法用量を守り正しく使用することを心がけましょう。
美容液の塗り方
美容液を塗る際は、まず商品ごとに推奨されている 適量を手に取り手の平で温めます 。温めることで肌へ浸透しやすくなるため、この工程を忘れないようにしましょう。
その後、 手の平全体を使って頬を包み込むように 優しく塗っていきます。
目尻や小鼻など細かい部分は 薬指を使って塗る と力が入りすぎず、余計な摩擦を防げます。
シミやそばかすがある部分など、 気になるところには重ね塗りをするとより効果的 です。
塗り終えたら優しくハンドプレスをして肌に馴染ませ、美容液の成分を浸透させましょう。
美容液を塗るタイミング
説明書きに特に記載がなければ、基本的に 美容液は化粧水の後 に塗りましょう。
基本的にスキンケアは水分量が多いものを先に塗り、油分が多いものを後に塗ります。
これは後から油分を足すことで先に塗った水分が蒸発してしまうのを防ぐためです。
化粧水を塗った後の柔らかい肌に塗ることで美容液が浸透しやすくなり 、効果も期待できます。
朝晩どちらも塗った方がより効果が期待できますが、ライフスタイルなど様々な事情によってどちらかしか塗れないという場合は 夜塗ることをおすすめ します。入眠してから3時間後は肌のゴールデンタイムと言われており、そのゴールデンタイムに美容液の成分を浸透させるためです。
美容液の使用頻度
美容液は、 基本的に毎日塗りましょう 。 美容液はコツコツ継続することで効果を発揮するので、思い出した時だけ塗る程度では効果は現れません。
肌のターンオーバーは約28日間と言われており、 早ければ1ヶ月ほどで効果を実感できます 。少なくとも1ヶ月は毎日使用して効果が現れるのを待ちましょう 。
ただし レチノールのような強い成分が配合された美容液を使う際は、使用頻度に注意 する必要があります。
まずはパッチテストを行い、初めは週に1回など肌の様子を見ながら少しづつ使用頻度を増やしていきましょう。
問題がなければ、最終的には毎日使用してください。
美容液を使う際の注意点
美容液を使う際、効果が期待できるからといって 複数の美容液を混ぜて使用するのはやめましょう 。
効果が半減したり、配合されている成分の相性によっては肌荒れする可能性 も十分あるためです。
もしシミ対策の美容液に違う効能の美容液を混ぜたい時は、美容液ではなくその後に付ける乳液やクリームなどで補うようにしてください。美白と保湿が同時にできるような多機能タイプの美容液を選ぶのもおすすめです。
レチノールなど配合されている成分によっては、 冷蔵保存が必要な場合もあります。
正しく保存していないと効果が現れないだけでなく、肌荒れなどの原因となります。
美容液を使用する際は清潔な手で蓋を開閉するように心がけ、雑菌が容器に入らないようにしてください。
美容液の保存方法や使用期限を守り、正しく使用しましょう 。
シミができる原因
ここからは、シミができる原因について解説していきます。
シミができる原因を知り、新しいシミができないように予防していきましょう。
紫外線・女性ホルモンの変化・活性酸素
シミができる原因は、主に
・紫外線
・女性ホルモンの変化
・活性酸素
の3つです。
紫外線によってダメージを受けた肌が、メラニンを過剰に生成する ことでシミが生まれる原因 となります。
そして肌が 紫外線を受けると表皮で活性酸素が大量に生み出され、肌の細胞が酸化し代謝が衰えるためシミができやすくなってしまいます。
また、女性は ホルモンバランスの変化によって肌のターンオーバー周期が乱れシミができやすく なります。
特に産前産後、閉経後などは 「エストロゲン」という女性ホルモンが急激に増加・減少するなどホルモンが大きく乱れる ため、この時期にシミができてしまったという方は多いです。
ホルモンバランスの急激な変化によってできるシミのことは肝斑(かんぱん)と呼ばれ、肝斑は紫外線の影響でさらに濃く・大きくなることもあります。
できてしまったシミを薄くするためには
適切な美白ケアをしたり肌の代謝を上げたりすることで酸化した黒色メラニンを無色化すると、シミを薄くする効果 が期待できます。
シミを薄くするにはビタミンCが特に有効 だと言われています。
ビタミンCはメラニンの生成を抑えると同時にメラニンの色を薄くする効果が期待できる成分なので、積極的にサプリメント等で摂取しましょう。
スキンケアでできてしまったシミを完全に消すことはできません が、新しいシミができないように予防することはできます。
シミ対策美容液を継続して塗ることで未来のシミを防ぎましょう。
また、どうしてもできたシミを完全に消したいという場合はレーザー治療など美容皮膚科での施術が必要になります。
紫外線を防いで黒色メラニンの生成をおさえる
シミの根本的な原因である紫外線から肌を守ることで黒色メラニンの生成を抑え 、新しいシミが発生しないようにしましょう。
日焼け止めや日傘を活用 し、なるべく紫外線を浴びる時間を減らすよう工夫 するなどの紫外線対策が必要です。
最近では飲むタイプの日焼け止めもあるため、摂取するのも紫外線対策として有効です。
また紫外線はガラスを通して部屋の中にも入ってくるため、 室内にいる時にも紫外線対策は必須 です。
UVカットカーテンを使ったり、日焼け止めは1年通して塗るなど毎日紫外線を浴びないように気をつけて過ごしましょう。
肌のターンオーバー(代謝)の機能を整える
シミ対策には、 肌のターンオーバー(代謝)の機能を整えることも大切 です。
ターンオーバーが正常に行われている肌は、古い角質と一緒に黒色メラニンも排出されるためシミができにくいです。
肌のターンオーバーは、 ホルモンバランスや生活習慣の乱れ、ストレスなどによって周期が乱れます。
肌の代謝の衰えを感じる場合、なるべく規則正しい生活を送りジャンクフードを控えるなど生活習慣を見直し ましょう。適度な運動もおすすめ です。
ストレスが溜まるとターンオーバー周期が乱れるだけでなく、肌のバリア機能が低下し荒れやすくなる など様々な悪影響が体に現れます。
1日の内のどこかにリラックスタイムを設け、好きなことをして過ごすなど意識的にストレスを溜めないような対策を心がけましょう。
黒色メラニンの酸化を還元する
肌の中にあるメラニンは酸化することで色が濃くなり 、シミやそばかすとして表面に現れます。
酸化してしまったメラニンを還元する(元に戻す)ことで、できてしまったシミを薄くすることが可能 です。
まとめ
お肌のシミは、1度できると薄くするのに時間がかかるため悩みの種となっている方も多いのではないでしょうか?
スキンケアでシミを完全に消すことはできませんが、有効な成分が配合されている美容液等を継続して使うことでシミを予防することはできます。
新しいシミができないように予防 をしていきましょう。
また、そもそもシミができないように紫外線対策を日頃からしっかり行うことも大切です。
ご自身にあったシミ対策美容液を活用して、透明感のある美肌を目指しましょう!