おすすめの毛穴ケア美容液10選|選び方や正しい使い方も紹介

2025.01.10 更新

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「毛穴ケアにおすすめの美容液はどれ?」「毛穴ケアのための美容液はどう選べばいいの?」など、毛穴ケア美容液の選び方で悩んでいる方はいませんか?
この記事では、おすすめの毛穴ケア美容液をはじめ、選び方や正しい使い方について紹介します。ぜひ参考にして、自分の肌に合った毛穴ケア美容液を見つけてみてください。

目次

毛穴トラブルの原因とは?


毛穴トラブルの原因は、種類によって異なります。例えば、つまり毛穴の場合、毛穴に詰まっているのは主に「角栓」です。角栓は、皮脂の過剰分泌や肌のターンオーバーの乱れ、乾燥やメイク汚れが原因となってしまうため、角質ケアが必要になります。
毛穴は紫外線による日焼けの影響や肌のターンオーバーの乱れ、摩擦が主な原因なので、色素沈着を起こさないためにも、普段から紫外線対策を行ったり摩擦による肌への負担を軽減したりなどの対処を行いましょう。このように、毛穴トラブルの原因はさまざまなので、今一度生活習慣を見直してみましょう。

毛穴ケア美容液の選び方


ここで、毛穴ケア美容液の選び方について紹介します。

毛穴のタイプに合った有効成分で選ぶ

まずは、毛穴のタイプに合った有効成分で選ぶ方法です。毛穴のタイプは、以下のように分けられます。

・つまり毛穴・黒ずみ毛穴
・メラニン毛穴
・たるみ毛穴
・乾燥開き毛穴
・オイリー開き毛穴

タイプ別にそれぞれに合ったおすすめの成分を紹介していきます。

つまり毛穴・黒ずみ毛穴ケアにおすすめの成分

つまり毛穴・黒ずみ毛穴は、毛穴の周りに汚れが付着したり角栓が酸化することで徐々に黒っぽく変化していくため、角質ケア成分が配合されている美容液が良いでしょう。以下、つまり毛穴・黒ずみ毛穴におすすめの成分です。

成分 特徴
AHA(α-ヒドロキシ酸) 医療機関のピーリングでも使われるなど、古くから用いられている成分です。
BHA(β-ヒドロキシ酸) 皮脂トラブルを起こしがちな肌と相性が良く、皮膚科のニキビ治療施術でも推奨されている成分です。
PHA(ポリオキシ酸) 分子量が大きいため、肌の角層内部には浸透しませんが、表層に留まって効果を発揮する成分です。うるおいを与える効果もあるので、肌のキメを整える効果に優れてます。

他にも、サリチル酸やビタミンC誘導体、ライスパワーNo.6など、角栓のもととなる皮脂の過剰分泌を抑える成分が配合されている美容液もおすすめです。

メラニン毛穴ケアにおすすめの成分

メラニン毛穴をケアするには、毛穴周りに炎症を起こさせないことが大切です。ケアを見直して毛穴周りの炎症を起こさせないようにして、皮膚の本来もつチカラであるターンオーバーにより、メラニンを排出することで、結果として、黒ずみを薄くすることが期待できます。メラニン毛穴には、以下の成分がおすすめです。

・トラネキサム酸
・ビタミンC誘導体
・アルブチン

上記の美白有効成分が配合されている美容液で、毛穴周りの炎症を抑えながらメラニンをケアしましょう。

たるみ毛穴ケアにおすすめの成分

たるみ毛穴には、以下の成分がおすすめです。

成分 特徴
レチノール シワ改善効果が認められている成分です。真皮にまで浸透し、肌の細胞が赤ちゃんのときから英才教育を施し優秀な肌を育て、結果、代謝が促進されてうるおいやハリも向上します。
ナイアシンアミド 肌の営みを総合的に高めてバリア機能を向上させてくれる成分です。皮脂トラブルを予防しながらふっくらとキメの整った肌を育成でき、皮脂の酸化を抑制する効果も期待できます。

たるみ毛穴を改善させるためには、保湿を徹底させることが重要です。たるみ毛穴は、肌のハリが失われてくる30代前後から目立ってくるので、早めに対策を行いましょう。

乾燥開き毛穴ケアにおすすめの成分

乾燥開き毛穴には、以下の成分がおすすめです。

・セラミド
・コラーゲン
・ヒアルロン酸

乾燥開き毛穴は、保湿成分が配合されている美容液が最適です。乾燥がひどい場合は、一度に塗る量を増やすのも良いでしょう。ポイントは、肌に入り込むまでしっかりとなじませることです。もしベタつきが気になる場合は、乾燥を感じる部分にだけ美容液の量を増やすというのも一つの方法です。

オイリー開き毛穴ケアにおすすめの成分

オイリー開き毛穴には、放置しておくとたるみ毛穴につながる可能性があるため、早めのケアが大切です。オイリー開き毛穴には、毛穴を引き締める成分が配合されている美容液がおすすめです。以下、オイリー開き毛穴に最適な成分です。

成分 特徴
ビタミンB6 肌の代謝を整えて、過剰な皮脂の分泌を抑制するビタミンです。
ライスパワーNo.6 皮脂腺の働きを整えることで皮脂の分泌を正常化させる効果が期待できる成分です。健やかな肌に整い、バリア機能も強化できます。
グリシルグリシン 毛穴周りの炎症を抑えて新陳代謝を正常に近づけ、開いてしまった毛穴を目立たなくする働きが認められている成分です。保湿効果もあります。

オイリー開き毛穴は、水分と油分のバランスがとれたスキンケアを行う必要があります。
テカリやくずれが怖いからといって、ケアを省くのはよくありません。水分をちゃんと入れ込むことでインナードライを防ぎ、良質な油分をなじませて蓋をするようにしましょう。水分と油分のバランスを整えることで、日中の過剰な皮脂分泌を抑えることができます。

敏感肌の人は成分表示を要チェック

抗炎症成分に加え、毛穴ケア成分として優れているのが、高濃度のビタミンCや高機能なエイジングケア成分ですが、強い成分を高濃度配合している美容液は、効果に期待ができる反面、刺激が強い可能性があります。
また、多量のPGや浸透促進成分であるアルコール・カフェインも敏感肌には不向きです。ビタミンCを多く配合する美容液はPGの配合量が多くなる傾向があるため、成分表をチェックするようにしましょう。もし、成分表をチェックしても分からない場合は、「敏感肌向け」「低刺激処方」などと記載されている美容液を選ぶと良いです。

テクスチャーや香りで選ぶ

美容液には、みずみずしいジェルやなめらかなミルクタイプなど、さまざまなテクスチャーがあります。また、美容液は濃度が高いからこそ、ベタつきや香りにクセがある場合もあるため、好みの使用感や香りで選ぶのも良いでしょう。
「塗った後のベタつきが気になる」「テクスチャーの伸びが悪い」など、イメージしていた使い心地からかけ離れていると使用するのもストレスに感じてしまうため、使いやすさは大切です。

継続しやすい価格で選ぶ

どのスキンケア用品も、1~2ヵ月ほど使い続けた頃に違いを実感できます。そのため、美容液は使い続けることが大事になってくるので、自分が継続しやすい価格の美容液を選ぶようにしましょう。
あまりに高い美容液を最初から購入してしまうと、自分の肌に合わなかった場合、無駄にしてしまう可能性があります。また、継続するのが困難になってしまう恐れもあるため、まずは、予算を決めた上で購入してみてください。
おすすめの毛穴ケア美容液10選+1
ここからは、おすすめの毛穴ケア美容液を紹介していきます。

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【TAKAMI】タカミスキンピール

【TAKAMI】タカミスキンピールは、クリニックでの経験を活かし、基材・濃度・pHなど、きめ細かく配慮した独自処方により、肌荒れ・毛穴・キメの乱れ・乾燥など、繰り返す肌悩みにアプローチして、真の美しい肌へと導いてくれる毛穴ケア美容液です。洗顔後になじませるだけで肌本来の健やかなリズムに寄り添ってくれるため、誰でも簡単に角質ケアが行えます。

水のようにさらっとした感触のテクスチャーは、角質層のすみずみまでしっかり浸透し、角質層の乱れを整えて安定した状態へと導いてくれるので、その後に使うスキンケアの手応えも見違えるほど変わるでしょう。

分類

化粧品

内容量

30ml

主な成分

サンザシエキス、ナツメ果実エキス、グレープフルーツ果実エキス、リンゴ果実エキス、オレンジ果汁、ライム果汁、レモン果汁

肌タイプ

全肌質

特徴

細かく配慮した独自処方で繰り返す肌悩みにアプローチして、真の美しい肌へと導く毛穴毛美容液

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【DIOR】 カプチュール トータル ヒアルショット

【DIOR】 カプチュール トータル ヒアルショットは、ヒアルロン酸をたっぷりと配合した毛穴ケア美容液です。バリア機能をサポートする高分子ヒアルロン酸と深いうるおいを届ける中分子ヒアルロン酸を組み合わせた独自の有用成分、「ヒアルロン酸デュオ」を配合しました。

気になる部分にヒアルロン酸をチャージし、うるおいでしなやかなボリューム感を肌へと与えてくれます。また、97%が自然由来成分であるのもおすすめするポイントです。20年以上の幹細胞研究から誕生したディオールの自信作を、ぜひ試してみてください。

分類

化粧品

内容量

15ml

主な成分

ヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸クロスポリマーNa,アフラモムムアングスチホリウム種子エキス、乳酸桿菌培養溶解質、酵母発酵エキス

肌タイプ

全肌質

特徴

「ヒアルロン酸デュオ」配合で、うるおいでしなやかなボリューム感を肌へと与えてくれる毛穴ケア美容液

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【コスメデコルテ】リポソーム アドバンスト リペアセラム

【コスメデコルテ】リポソーム アドバンスト リペアセラムは、1滴あたり1兆個の「新・多重層バイオリポソーム」を配合した毛穴ケア美容液です。美容成分を贅沢に抱え込んだたまねぎ状の層が幾重にも重なる多重層構造により、外側からじっくりほどけることで長時間、うるおいと美容成分を届けます。

美容成分を深く届けるため、ハリ・ツヤなどの多面的なアプローチも可能です。成りかわるように肌に溶け込み、ダイレクトに肌を美しく整えるので、高い保湿効果も実感できるでしょう。

分類

化粧品

内容量

30ml、50ml、75ml

主な成分

BG、グリセリン、水添レシチン、DPG、シラカンバ樹液、テンニンカ果実エキス、トコフェロール、ヒドロキシプロリン、ビフィズス菌培養溶解質、加水分解ヒアルロン酸、加水分解酵母タンパク、酵母培養液、コハク酸、コハク酸2Na、セラミドNG、フィトステロールズ

肌タイプ

乾燥肌、普通肌

特徴

「新・多重層バイオリポソーム」を配合で、長時間、うるおいと美容成分を届けてくれる毛穴ケア美容液

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【LANCOME】クラリフィック ブライトニング セラム[医薬部外品]

【LANCOME】クラリフィック ブライトニング セラム[医薬部外品]は、先進美容「ウォーターピーリング」の着想で誕生した毛穴ケア美容液です。目指したのは、肌に優しく水分補給しながら、使うたび感じる輝きで、シミ対策にとどまらず、「360°透明肌」です。シミが気にならない、くすみが晴れたような澄みわたる透明感へと導いてくれます。

医薬部外品となっているので、期待できる効果も大きいでしょう。容器のデザインもおしゃれなので、プレゼントにもおすすめです。

分類

医薬部外品

内容量

30ml、50ml 

主な有効成分

ナイアシンアミド、サリチル酸

肌タイプ

普通肌

特徴

先進美容の「ウォーターピーリング」から着想を得て作られた毛穴ケア美容液

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【IPSA】セラム 0 e[医薬部外品]

【IPSA】セラム 0 e[医薬部外品]は、毛穴の目立たない、なめらかですっきりと澄んだ肌へと導く毛穴ケア美容液です。みずみずしく爽やかな美容液が、肌のすみずみまで浸透し、肌あれをケアするとともに、頬やフェイスラインの肌を引き締めます。

さらに特別な「0-メソッド」のマッサージ方法で、肌に心地よい流れを生み出してくれるため、まるで、心までもゼロベースに整えるかのような感覚が実感できるでしょう。27mlと50mlの2タイプが販売されているので、まずは量の少ないタイプから使用してみてください。

分類

医薬部外品

内容量

27ml、50ml

主な有効成分

グリチルリチン酸ジカリウム、ビタミンB誘導体

肌タイプ

特徴

毛穴の目立たない、なめらかですっきりと澄んだ肌へと導く毛穴ケア美容液

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【LA ROCHE POSAY】 エファクラ ピールケア セラム

【LA ROCHE POSAY】 エファクラ ピールケア セラムは、皮膚科学に基づき開発された、敏感肌にも使える毛穴ケア美容液です。独自成分の「トリアシッドコンプレックス」を配合し、角質層の表面や内部へトータルアプローチした後、表面の角質を柔らかくして、キメの整った毛穴レス印象肌に導きます。

ナイアシンアミドとターマルウォーターも配合されているので、角質層をおだやかに整え、うるおい感で肌を満たすこともできます。刺激に弱い敏感肌の方でも毎日使える処方となっているので、刺激が気になるという方も使用しやすいでしょう。

分類

化粧品

内容量

30ml、50ml

主な成分

変性アルコール、グリセリン、プロパンジオール、ナイアシンアミド、水酸化Na、ヒドロキシアセトフェノン、ヒドロキシエチルピペラジンエタンスルホン酸、ヒドロキシプロピルグアーガム、乳酸、フィチン酸、サリチル酸

肌タイプ

全肌質

特徴

皮膚科学に基づき開発された、敏感肌にも使える毛穴ケア美容液

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ドクターシーラボ【 VC100】ダブルリペアセラム

ドクターシーラボ【 VC100】ダブルリペアセラムは、従来の商品から大幅にアップグレードした毛穴ケア美容液です。セラミドの配合量を増やし、高濃度×高浸透処方で、肌バリアをサポートしながら内側までうるおう肌へと導きます。

また、厳選した3種のビタミンCからなる「高浸透ビタミンCトリプルショット」配合で、ビタミンCのそれぞれの特徴を活かし、「より早く、肌内に」「より長く」「より安定」のトリプルアプローチを実現しました。グレープフルーツとオレンジを組み合わせた爽やかな柑橘系の香りは、スキンケア時間をリフレッシュタイムへと変えてくれるでしょう。

分類

化粧品

内容量

30ml

主な成分

スクワラン、BG、セラミドNG、カンゾウ根エキス、加水分解ヒアルロン酸、加水分解コラーゲン、トコフェロール

肌タイプ

敏感肌

特徴

高濃度×高浸透処方で、肌バリアをサポートしながら内側までうるおう肌へと導く毛穴ケア美容液

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ロート製薬 【メラノCC】薬用しみ 集中対策 プレミアム美容液[医薬部外品]

ロート製薬 【メラノCC】薬用しみ 集中対策 プレミアム美容液[医薬部外品]は、これ以上しみを増やしたくない方におすすめの毛穴ケア美容液です。美白有効成分である活性型ビタミンCに加え、うるおい成分として3種のビタミンC誘導体も配合しました。ロート製薬独自の浸透処方で、集中的に角層奥深くまで浸透し、気になるしみの元まで届いてメラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぎます。

また、有効成分として皮脂抑制成分の「ピリドキシン塩酸塩」や殺菌成分の「イソプロピルメチルフェノール」、抗炎症成分の「アラントイン」なども贅沢に配合し、気になるニキビもしっかり予防します。1回4~5滴で1日1回の使用だと、1本で約5~6ヶ月使えるため、コスパもいいです。

分類

医薬部外品

内容量

20ml

主な有効成分

アスコルビン酸、ピリドキシシン塩酸塩、アラントイン、イソプロピルメチルフェノール

肌タイプ

普通肌

特徴

独自の浸透処方で、しみ・そばかすを防いでくれる毛穴ケア美容液

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ロート製薬 【Obagi】 C25セラム ネオ

ロート製薬 【Obagi】 C25セラム ネオは、高濃度×高浸透×超安定の毛穴ケア美容液です。最高濃度のピュアビタミンC配合し、美容液を肌表面から角層のすみずみまできちんと届けてくれるのはもちろん、壊れやすいピュアビタミンCを、オリジナル設計により安定化させることに成功しました。

パワークローやホワイトシグナルコンプレックスなどの独自成分も配合されているため、毛穴だけでなくハリや乾燥小じわにもアプローチすることができます。エンリッチドグレープフルーツの香りは、スキンケア時間をリラックスタイムへと変えてくれるでしょう。

分類

化粧品

内容量

12ml

主な成分

アスコルビン酸、プロパンジオール、PG、エタノール、PEG-8、ベタイン、イソペンチルジオール、トコフェロール、3-O-エチルアスコルビン酸、ハルパゴフィタム根エキス、加水分解シロガラシ種子エキス、ツボクサエキス、アーチチョーク葉エキス、酵母エキス、アッケシソウエキス、セリン、グレープフルーツ果実エキス、メチルグルコシドリン酸、グリセリン、BG

肌タイプ

全肌質

特徴

高濃度×高浸透×超安定の毛穴ケア美容液

毛穴ケア美容液の基本的な使い方


ここで、毛穴ケア美容液の基本的な使い方について紹介します。

効果的な塗り方

まずは、毛穴美容液の効果的な塗り方から見ていきましょう。毛穴ケア美容液は、以下の手順で塗っていきます。

1.毛穴ケア美容液を手にとって、少し温める
2.顔の内側から外側に向かって、顔全体に塗る
3.包み込むように両手で軽く押さえて美容液を浸透させ、ハンドプレスする
4.とくに効果を出したい場合は重ねづけをする

毛穴ケア美容液を顔につける前に、手のひらで温めることで美容液成分が肌に浸透しやすくなります。また、ハンドプレスを行う際、顔につけた毛穴ケア美容液が手のひらに吸いつくようになれば、肌に浸透したサインです。毛穴ケア美容液を塗る際は、肌への負担を軽減させるためにも力を入れずに優しく浸透させるようにしましょう。

使用する量

毛穴ケア美容液にはさまざまなテクスチャーがありますが、ローションなどサラッとしたタイプの毛穴ケア美容液であれば100円玉硬貨1個分ほど、ジェルやクリームなどトロッとしたタイプの毛穴ケア美容液であればパール2個分ほどが使用量の目安です。
毛穴ケア美容液は、適量つけなければ正しい効果が発揮されないので、必ず使用量を守るようにしましょう。高いからといって少量つけるだけでは意味がありません。商品のパッケージや公式サイトに使用量が記載されていることもあるので、使用前に必ず確認してください。

使うタイミング

毛穴ケア美容液は、化粧水のあとに使用するのが一般的です。そもそもスキンケアは水分が多いもの→油分が多いものの順で行います。何故なら、油分が多いアイテムを先につけてしまうと、油分が肌に蓋をして水分が十分に浸透しなくなるからです。
毛穴ケア美容液は、化粧水よりも油分が多く、乳液よりも油分が少ないアイテムのため、水分の多いアイテムから、以下の順で使用しましょう。

①化粧水
②毛穴ケア美容液
③乳液・クリーム

まずは化粧水で肌を整え、毛穴ケア美容液で美容成分を浸透させてから、最後に乳液やクリームの油分で肌に蓋をします。ただし、導入美容液のように、アイテムによっては洗顔後すぐ使うパターンもあるので、その場合は推奨されている使用順通りに使用することをおすすめします。

間違った毛穴ケア


ここで、毛穴ケアの間違ったケア方法について紹介します。今よりも毛穴悩みが悪化しないように確認しておきましょう。毛穴ケアの間違ったケア方法には、以下の行動があります。

・小鼻に詰まった角栓を指で押し出す
・吸着が強すぎる、はがすタイプのパックを使う
・毛穴の汚れを落とそうと洗顔のときにゴシゴシこする
・保湿ケアを怠る

それぞれについて詳しく解説していきます。

小鼻に詰まった角栓を指で押し出す

小鼻に詰まった角栓が気になって「ついつい指で押し出したくなる」という方もいると思いますが、角栓を指で押し出す行為は絶対にやってはいけません。理由は、以下の6つです。

①酸化すると黒ずみに変化する
②肌の赤みの原因になる
③毛穴がより開く
④色素沈着して、余計に目立つ
⑤摩擦で皮膚に傷がついたり、炎症を起こす
⑥更なる毛穴つまりを招く

つまり毛穴は、時間が経って酸化すると黒ずみに変化します。刺激を与えると肌の赤みの原因になってしまうので、角栓を落とす場合は、摩擦レスで毛穴汚れを優しく落とすようにしましょう。詰まっている角栓を無理に押し出すと、肌に負担がかかり、毛穴周りに炎症が起こります。炎症は角化を促すので、より角栓が詰まりやすくなってしまうため、よくありません。角栓は取ってもすぐに再生されるので、押し出すよりためない工夫が大切です。
また、毛穴汚れを無理やり押し出すと毛穴がぽっかり開いたままになったり、皮膚を傷つけて色素沈着したりなど、毛穴が余計に目立ってしまう恐れがあります。皮膚を傷つけてしまうことで炎症が起こるリスクも高まるので、良いことがありません。
毛穴周りの皮膚にダメージが残れば、炎症によって皮脂が増えて詰まりやすくなり、かえって角栓ができやすくなることもあります。これらの理由から、小鼻に詰まった角栓を指で押し出すのはやめた方が無難です。

吸着が強すぎる、はがすタイプのパックを使う

吸着力が強すぎる「はがすタイプのパック」は、はがすときに毛穴と周囲の皮膚にも強い刺激を与えてしまうとともに、肌の水分や油分を余分に取り除いて肌へ負担をかけてしまうことになるため、毎日の使用は控えた方が良いです。

毛穴の汚れを落とそうと洗顔のときにゴシゴシこする

黒ずみをゴシゴシ洗って取ろうとすると、必要な皮脂も落ちるうえに、毛穴の周りの角層が乱れて肌を守るバリア機能が低下してしまいます。肌のバリア機能が低下すれば、乾燥の原因になってしまうので、洗顔をする際は指の腹を使って優しく洗うようにしましょう。
また、皮脂のベタつきが気になるからといって1日に何度も洗顔すると、必要なうるおいまで奪われてしまい、肌がうるおいを守ろうとする働きから皮脂分泌が過剰になることがあるので注意が必要です。

保湿ケアを怠る

毛穴ケアに保湿は欠かせません。十分に保湿できないと肌が乾燥してハリがなくなり、毛穴が目立ちやすくなります。また、バリア機能が低下してターンオーバーが乱れると、不要な角質がたまって、毛穴つまりにつながる可能性もあります。そのため、肌の水分量が乱れがちになる洗顔後は、すぐに化粧水と乳液でしっかりと保湿を行うようにしましょう。
角質層にある水分の80%はセラミドを多く含む細胞間脂質が占めているので、セラミドが配合されている毛穴ケア美容液を使うことで、角質層を整え、毛穴が目立ちにくい肌に導くことができます。

毛穴ケア美容液に関するよくある質問


ここで、毛穴ケア美容液に関するよくある質問と回答を紹介します。

毛穴ケア美容液は朝晩毎日使ってもいい?

毛穴ケア美容液を使用する際は、基本的に、商品のパッケージや公式サイトに記載されている推奨使用頻度に従うようにしましょう。
とくに記載が無い場合は朝晩毎日使用しますが、レチノール系やピーリング系などの強い成分が配合されている毛穴ケア美容液は肌に負担をかけやすいため、最初は数日おきで使って肌トラブルが起こらなければ使用頻度を増やしたり、肌がダメージを受けやすくなっているので、保護するためにUV対策&保湿ケアを徹底したりなどの対策をとるようにしてください。
毛穴ケアで大事なことは何?
毛穴ケアで大切なことは、以下の通りです。

・適切なクレンジング・洗顔をすること
・しっかり保湿をすること
・紫外線ケアを怠らないこと
・自分の毛穴悩みに合うスキンケアを行うこと

また、食生活を見直したり、睡眠の質を改善したりすることも毛穴の改善に効果が期待できます。毛穴ケアの方法は一つではないので、自分に合う方法を見つけて正しいケアを行うようにしましょう。

毛穴ケア美容液の使用期限はどのくらい?

美容液を含む一般的な基礎化粧品全般は、適切保管を条件として製造日から約3年が使用期限とされており、未開封で3年以上品質保持できる場合は、使用期限や製造日の記載義務はありません。ここで、注意したいのは3年の使用期限は「未開封」が条件であることです。
一度開封してしまうと容器内の成分が空気に触れて酸化が起こるため、品質の劣化を余儀なくされます。そのため、開封後は毎日のスキンケアに使用して、できるだけ半年以内に、長くても1年以内に使い切るようにしましょう。保管する場合は、品質を少しでも維持させるためにも直射日光を避けた場所で、温度変化の少ない状態をキープするようにしてください。

毛穴ケアを習慣づけてキメの整ったなめらかな肌を目指そう


おすすめの毛穴ケア美容液をはじめ、選び方や正しい使い方について紹介しました。毛穴ケア美容液は、自分の毛穴悩みのタイプに合わせて選ぶことで効果を実感できます。継続的に使用することで悩み解消へとつながるため、毛穴ケアを習慣づけて、キメの整ったなめらかな肌を目指しましょう。