「おすすめのナイトクリームはどれ?」「ナイトクリームはどう選べばいいの?」など、ナイトクリームの選び方について迷っている人はいませんか?この記事では、おすすめのナイトクリームや選び方について紹介します。普通のフェイスクリームとの違いについてもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
そもそもナイトクリームってどんなクリーム?
そもそもナイトクリームとはどのようなクリームなのでしょうか。まずは、普通のフェイスクリームとの違いやナイトクリームの必要性について詳しく紹介します。
普通のフェイスクリームとの違いは?
フェイスクリームは、昼に受けるさまざまな刺激から肌を守ることを一番の目的としています。一方のナイトクリームは、睡眠時間を活用して、日中さまざまな刺激を受けた肌のすみずみに、深いうるおいとなめらかさを与え、肌をすこやかに整えることを目的として使用します。
ナイトクリームの必要性
就寝時は、成長ホルモンが分泌されて、ターンオーバーを促し、肌を修復します。ナイトクリームは、肌を助ける成分やエイジングケアに適した成分が多く含まれているので、寝ている間の美肌作りに欠かせないクリームであることは間違いありません。ナイトクリームを塗って眠ることで、翌日の朝には肌に美容液が浸透し、うるおいのある肌を目指すことができるでしょう。
ナイトクリームの選び方
ここで、ナイトクリームの選び方について紹介します。
肌質で選ぶ
まずは、肌質で選ぶ方法を紹介します。
脂性肌
脂性肌の人は、皮脂量が多いため、水溶性成分が豊富に含まれているナイトクリームがおすすめです。さっぱりとしたテクスチャーに加え、必要な保湿力が備えられている商品であれば、なおいいでしょう。もし、ベタつきが気になるのであれば、ナイトクリームよりは軽い使用感の乳液やジェルを使ってスキンケアを終わらせるようにしましょう。
乾燥肌
乾燥肌の人は、高保湿タイプのナイトクリームがおすすめです。特に、水分の蒸発を防いでうるおいを閉じ込めることで肌をやわらかくする「エモリエント効果」の高いものを選ぶと良いです。
敏感肌
敏感肌の人は、配合されている成分によって肌に刺激を感じてしまうこともあるため、アルコールフリーやパラベンフリーなどのフリー処方や、無香料・無着色の無添加処方など、肌にやさしい、低刺激処方のナイトクリームがおすすめです。また、肌へのやさしさを示すテストに合格している「アレルギーテスト済み」や「スティンギングテスト済み」などのテスト済みに注目してみるのも良いでしょう。
普通肌・混合肌
普通肌の人は乾燥が気になる日に、部分的に肌が乾燥する混合肌の人は乾燥が気になる部分だけに重めのナイトクリームを塗るのがおすすめです。
肌悩みに合わせて選ぶ
肌悩みで選ぶ際は、自分の肌悩みに合った成分が配合されているかに注目してみましょう。
肌悩み | おすすめの成分 |
シミ・そばかす・くすみ | ・アルブチン
・ビタミンC誘導体 ・ハイドロキノン ・トラネキサム酸 など |
ハリ・しわ | ・ペプチド
・レチノール ・ビタミンE など |
乾燥 | ・スクワラン
・セラミド ・ホホバオイル ・シア脂 など |
肌荒れ | ・グリチルリチン酸2K
・CICA など |
肌悩みで選ぶ際は、上記の成分を参考に選んでみてください。
テクスチャーや香りで選ぶ
ナイトクリームは、睡眠中に使うものだからこそ、使い心地に影響するテクスチャーや香りにも注目して選んでみましょう。エモリエント効果の高いオイル系の商品は、こっくりと重めのテクスチャーが多く、水溶性の商品はさっぱりと軽いつけ心地です。
香りには、気持ちをリラックスさせてくれる効果が期待できる「フローラル系」や、気分転換にもなる「シトラス系」、気持ちをリフレッシュさせてくれる「ハーブ系」などさまざまです。自分が心地よいと感じる香りであれば、睡眠の質も向上するでしょう。
年代別で選ぶ
年代で選んでみるのも、ナイトクリームの選び方の一つです。
20代は肌悩みに合ったナイトクリームを
20代前半は、10代の時のようにまだ皮脂が出やすいので、軽いつけ心地のナイトクリームがおすすめです。20代後半になると皮脂が徐々に失われて乾燥肌に傾き始めるため、保湿を重視したナイトクリームでうるおいを保つようにしましょう。
30代はエイジングケアのためのナイトクリームを
30代は、美肌に良い影響を与えるとされる女性ホルモンがグッと減少しやすい40代に備えておきたい年代です。基本的に、コツコツ保湿ケアを行っていくことがポイントになります。
40代は「保湿力」に注目!
40代は、特にハリ不足を感じやすい年代のため、保湿力が高く、肌悩みにアプローチしたナイトクリームがおすすめです。ナイトクリームだけでなく、クレンジングや洗顔、化粧水や乳液など、うるおいを保つスキンケアを心がけましょう。
50代はハリをケアする「高保湿」が◎
50代は、女性ホルモンの低下によって40代よりもさらにうるおい不足やざらつき、ゴワゴワを感じやすい年代のため、保湿力の高いナイトクリームに加え、高保湿効果のスキンケアを取り入れて肌のハリをキープしましょう。
60代は「保湿力・美容成分・低刺激」を総合的に
60代は、今まで悩んでいた肌悩みがどんどん悪化しやすくなる年代です。外的要因から肌を守るバリア機能が弱まることが大きな原因のため、より一層、肌への刺激を減らし、負担をかけないようにすることが大切になります。ナイトクリームも高保湿効果のある商品を選んでみましょう。